アートフェア東京2019
    VIPプレビュー:2019年3月7日(木)
    一般公開:2019年3月8日(金)~10日(日)
    会場:東京国際フォーラム
    出品:倉俣史朗安藤忠雄磯崎新

ときの忘れものブースナンバー:G128

今年のアートフェア東京に、ときの忘れものは「倉俣史朗展」で出展します。
世界的デザイナーである倉俣史朗(1934-1991)は、1960年代後半から最新の科学技術に可能性を見出し、空間デザイン、家具デザインの分野で革新的な作品を発表。アクリル、グラス、アルミニウム、スチールメッシュを多用した作品を多数生み出しました。
昨秋、駒込で開いた「倉俣史朗 小展示」は予想を超える大反響で、没後30年近く経っても、その独創性と希有な存在から多くの人々に影響を与え、ますますその評価が高まっていると実感いたしました。

アートフェアの会場では、浮遊感と透明感にあふれた代表作の飾り棚《Cabinet de Curiosite(カビネ・ド・キュリオジテ)》(1989-2014)やフラワーベース《Ephemera》(1989-2019)、磯崎新設計のつくばセンタービル・筑波第一ホテルに使われたライティングデスク、《ミス・ブランチ》(1988)のマテリアルとして使われた薔薇を封印したアクリル・オブジェ(没後制作)、《Acrylic Stool》(1990)に使用された羽を浮かばせたアクリル・オブジェ(没後制作)、《ガラスの椅子》のミニチュア作品、1979年の第11回東京国際版画ビエンナーレに出品されその後長く埋もれていた版画作品《無極 I》《無極II》など多数展示します。
また、同時代に倉俣と協働した磯崎新安藤忠雄のドローイングや版画作品も合わせてご覧いただきます。

みなさまのお越しを、心よりお待ちしております。
おだち れいこ

Cabinet de Curiosite35倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Cabinet de Curiosite(カビネ・ド・キュリオジテ)
1989年(1989-2014)
アクリル
46.0 x 46.0 x 190.0cm
Ed.40
倉俣夫人の証明書付


DSC_0996 copy倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Ephemera(Flower Vase)
1989(1989-2019)
アクリル、アルミパイプ カラーアルマイト、ガラス管
D18.0xH140.0cm
製造元:株式会社日南(Original Design Shop SPIRAL)


sakurai--4047倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Flower Vase #1303
アクリル
W26.9xD8.0xH26.0cm
撮影:桜井ただひさ

sakurai--3987倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Flower Vase #1301》(ブルー)
アクリル
W8.0xD8.0xH22.0cm
撮影:桜井ただひさ

ライティングデスク06倉俣史朗 Shiro KURAMATA
ライティングデスク
1983
H72.5×W160.0×D47.3cm

鏡倉俣史朗 Shiro KURAMATA

1983
H80.0×W50.0×D5.5cm

倉俣史朗倉俣史朗 Shiro KURAMATA
《Sealing of rose(薔薇の封印)》This is the material for "Miss Blanche"
2004
Acrylic
14.0x9.5x6.0cm
クラマタデザイン事務所シール付

hane_y倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Floating Feather(黄)
c.a. 2004
Acrylic
14.0×9.5×8.0cm

kuramata倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Perfume Bottle No. 3
2008
ボディ:クリスタル
キャップ:アルマイト仕上げ
6.8x5.0x5.0cm
Ed.30
保証書付き(倉俣美恵子夫人のサイン入り)

Glass Chair Miniature01倉俣史朗 Shiro KURAMATA
Glass Chair Miniature
2008
ガラス
W15.0xD10.0xH15.0cm

無極I_600倉俣史朗 Shiro KURAMATA
無極I
1979
平版
イメージサイズ:74.0x103.4cm
シートサイズ: 79.6x109.3cm
Ed.5

無極II_600倉俣史朗 Shiro KURAMATA
無極 I I
1979年
平版
イメージサイズ:74.7x103.5cm
シートサイズ: 79.1x109.6cm
Ed.5

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*画廊亭主敬白
昨秋、取締役副社長に就任した尾立麗子のもとで若いスタッフたちがいろいろ新しいことに挑戦しています。ホームページの改変もそのひとつで、まずトップの誌面を刷新し、中央列最下段に「作品紹介」のコーナーを新設しました。
安藤忠雄から六角鬼丈まで「主な取扱作家」38作家(各3~5点)の127作品を一挙掲載したのに続き、毎週4回(火曜・木曜・金曜・土曜)、それぞれ3点づつ新しい作品を追加掲載しています。
すべて在庫がありますので、ご注文いただけます。
画面をスクロールすると全点をご覧いただけますし、ご興味のある画面をクリックすると当該作品のページ(詳細なデータ入り)にリンクします。
文字だけだった左列もいくつか画像を入れて、少しにぎやかになりました。
ホームページは日本語と英語ページがあり、机上のパソコンとモバイルの画面も一度に変えなければならないので(計4画面)、結構作業は大変(らしい)。
それを担当しているのは未だ二十代のスタッフで、一人はアメリカ、もう一人はペルーで育ち、英語とスペイン語が母語(フランス語もできるらしい)という才媛です。
おかげさまでこのところネットでの問い合わせ、注文が増えています。
機械オンチの亭主はすることがない。
難聴なものでそばに誰かいてくれないと外出もできない。というわけで忙しい社長に懇願して先月は23日~25日に福井県勝山と大野に、3月1日には西多摩郡日の出町に、翌2日は群馬県高崎と桐生にと、あちこち飛び回っています。
その過程で得た資料からは思いがけない情報が浮かび上がってきて(まだまだ亭主のやることがあるのだ)、目から鱗の毎日です。
おいおいその成果はブログでも発表してまいります。乞うご期待。

◆ときの忘れものは3月下旬の<アートバーゼル香港2019>に初出展し、「瑛九展」を開催します。
basel19会期:2019年3月27日(水)-31日(日)
会場:Convention & Exhibition Centre, HK
ときの忘れものブースナンバー:3D27
公式サイト:https://www.artbasel.com/hong-kong/
海外で瑛九の個展が開催されるのは今回が初めてです。

●瑛九の資料・カタログ等については1月11日ブログ「瑛九を知るために」をご参照ください。
・現在、各地の美術館で瑛九作品が展示されています。
埼玉県立近代美術館:「特別展示:瑛九の部屋」で120号の大作「田園」を公開、他に40点以上の油彩、フォトデッサン、版画他を展示(4月14日まで)。
横浜美術館:「コレクション展『リズム、反響、ノイズ』」で「フォート・デッサン作品集 眠りの理由」(1936年)より6点を展示(3月24日まで)。
宮崎県立美術館<瑛九 -宮崎にて>で120号の大作「田園 B」などを展示(4月7日まで)。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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