中村哲先生2019年12月4日(水)、中村哲医師が、いつものようにジャララバードの宿舎を出て作業現場に向かう途中何者かに銃撃され、病院に移送された後、亡くなりました。享年73歳。
また、同乗していたドライバーのザイヌッラー・モーサム(Zainullah Musam)さんと4人の護衛の方々も殉職されました。
(中略)
ザイヌッラー氏を含む5人のご遺族には、会としてできるかぎりの弔慰金をお渡しいたしました。また、ザイヌッラー氏は現地PMS(平和医療団・日本)の職員ですので、アフガニスタン当地でPMS規定の補償金とご遺児の教育を念頭においた特別手当がご遺族に支払われました。
ガードの4人の方々は公務員ですのでアフガニスタン政府から補償金が給付され、住宅の供与も約束されました。ザイヌッラー氏についても特例として住宅の供与が約束されました。
私どもも殉職された5人の方の御冥福をお祈りしますとともに、今後ともご遺族のことを見守っていきたいと存じます。
皆様からのご寄付は、現地の各事業はもちろんのこと、ザイヌッラー氏のご遺族の方々への支援にも用いられていると、ご理解いただければ幸いに存じます。
ペシャワール会のHPより)
202002ペシャワール会明細書ときの忘れものが2002年以来、細々と続けてきた支援活動ですが、先月2月の支援頒布会では4点が購入され代金31,000円と寄付金1,000円の合計32,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2020年2月29日現在で3,140,056円となりました。
たくさんのご支援のお申し込みをありがとうございました。

私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
中村哲先生の死によりペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受け、今後の活動は困難を増すでしょうが、私たちは引き続き支援活動を続けてまいります。

「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月21日19時とします。
 締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
 全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。

2020年3月のペシャワール会支援作品は以下の5点です。
今回は亭主の好きな創作版画など、気軽に飾っていただけるような版画作品を選びました。
041)斉藤寿一
斉藤寿一斉藤寿一「作品」 銅版
イメージサイズ:6.8×5.3㎝
シートサイズ:10.6×8.2㎝
サインあり


042)長谷川潔
長谷川潔長谷川潔「裸婦」
木版(後刷り)
イメージサイズ:9.6×7.4㎝
シートサイズ:22.8×15.9㎝
版上サインあり


043)平塚運一
平塚運一平塚運一 
木版
イメージサイズ:9.0×6.1㎝
シートサイズ:15.7×11.7㎝
版上サインあり


044)望月菊麿
望月菊麿望月菊麿 シルクスクリーン
1985年
イメージサイズ:10.2×16.5㎝
シートサイズ:15.7×21.6㎝
Ed.70  サインあり


045)彼末宏
彼末宏彼末宏
「花」 
1988年  銅版・手彩色
イメージサイズ:9.0×6.0㎝
マットサイズ:33.5×27.0㎝
マット装  サインあり

希望作品はメールにてお申し込みください、3月21日19時に締め切ります。
*額装希望の方は別途見積もりを差し上げます。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。


*画廊亭主敬白
facebookを通じてこのブログを読まれている丹下敏明先生から嬉しい知らせがありました。
細江英公さんの画廊Boudoin Lebonでやっているガウディの写真展を見にパリへ行く。画廊が点々としてアーティストが集まる地区らしいけど、土曜の午後というせいか家族連れや、友達たちと連れ立って地味な展覧会だと思うけど見学者も結構あった。細江さんは64年にバルセロナへ行ってガウディを撮ろうとして、圧倒されて1枚も撮れなかったという話は有名だが、その後1984年までガウディを追ったと画廊で出しているパンフレットには書かれているけれども、展示の写真の撮影年は残念ながら出ていなかったので何とも言えないが77年の再訪した時の写真なのだろうか。細江さんの写真は他でも見ているけど、今では当時のガウディの姿が細江さんの目で切り取られていて記録写真としても感激。ガウディは知名度が高くなるほど良くなっていくのか悪くなっていくのか。もっと大々的な細江さんの展覧会を見たいですね。2023年にパリで大々的なガウディ展があるという事で細江さんの作品も展示してもらたいものですね。(20200309/丹下 敏明先生のfacebookより)>
パリのレボンギャラリーで細江英公先生の個展が開催されていることは2月21日のブログでご紹介しましたが、それを読んだスペイン在住の丹下敏明先生が新型コロナウイルスの騒ぎの中、わざわざパリまで行ってくださったようです。ガウディの最良のものが細江先生の写真の中で生き続ける、凄いことですね。
丹下敏明スペイン建築史丹下敏明
『スペイン建築史』
1979年 相模書房刊
273頁

丹下敏明ガウディの生涯丹下敏明
『ガウディの生涯』
1978年 彰国社刊
261頁

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◎昨日読まれたブログ(archive)/2019年08月19日|堀川とんこう「ずっとドラマを作ってきた」
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。