先日のニュースでは坂倉準三が設計した新宿・小田急百貨店が閉館となったと伝えています。
日本では名作建築も次々と解体される、残念で悲しい。
明日10月6日は坂倉の師であり、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier 1887年10月6日 - 1965年8月27日)の誕生日です。ちょうど生誕135年にあたります。
ときの忘れものは開廊以来、瑛九、オノサト・トシノブ、松本竣介、瀧口修造など日本の前衛作家たちの顕彰とともに、「建築家のドローイング、版画」の紹介を企画の柱に据えてきました。ル・コルビュジエを筆頭に、磯崎新、安藤忠雄たち、建築家の展覧会の繰り返し開催してきました。いくつかをご紹介すると(全部ではありません)、
第43回企画「安藤忠雄 建築版画展」1998年5月3日~ 5月30日
第53回企画「磯崎新展 -新作版画と水彩」1999年2月22日~3月6日
第57回企画「建築家の版画 -安藤忠雄、磯崎新、マイケル・グレイヴス」1999年6月11日~6日26日
第68回企画「磯崎新銅版画展 -旅のスケッチ帖より/版画掌誌第2号刊行記念」2000年3月31日~4月15日
第78回企画「紙の上の建築-建築家たちの版画展」2001年1月9日~2月3日
第86回企画「ダグラス・ダーデン 反規範的建築展」2001年7月27日~ 8月11日
第97回企画「ル・コルビュジエ 展」2002年6月7日~6月29日
第116回企画「建築家・石山修武展 荒れ地に満ちるものたち」2004年9月21日~10月9日
第139回企画「磯崎新《百二十の見えない都市》」2007年1月9日~1月27日
第180回企画「磯崎新ブックアーカイブスI ― TSUKUBA1983」2009年10月27日~11月3日
第207回企画「安藤忠雄展」2011年9月28日~10月8日
第211回企画「磯崎新銅版画展 栖十二」2011年12月16日~12月29日
第254回企画「光嶋裕介新作展―幻想都市風景」2014年9月3日~9月20日
第269回企画「建築家のドローイング展」2015年11月7日~11月21日
第281回企画「光嶋裕介新作展 ~和紙に挑む~ 幻想都市風景」2016年9月20日~10月8日
第292回企画「安藤忠雄展 ドローイングと版画」2017年9月26日~10月21日
第295回企画「Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins」 2018年1月9日―1月27日
第304回企画「倉俣史朗 小展示」 2018年10月9日―10月31日
第306回企画「佐藤研吾展―囲いこみとお節介」 2018年12月13日―12月22日
第309回企画「ル・コルビュジエ展」2019年3月15日~4月6日
第313回企画「紙の上の建築展」2019年7月26日―8月20日
第321回企画「開廊25周年 第1回ときの忘れものエディション展―建築家たち」2020年7月21日―8月8日
第336回企画「杉山幸一郎展 スイスのかたち、日本のかたち」2022年1月20日―1月29日
第339回企画「佐藤研吾展 群空洞と囲い」2022年3月25日―4月3日
第343回企画「ガウディ生誕170年 細江英公写真展」2022年6月23日―7月9日
スイスで生まれ、フランスで活躍した建築家、ル・コルビュジエの本名はシャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ(Charles-Edouard Jeanneret-Gris)。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として20世紀の建築界をリードしました。
多くの絵画、彫刻、版画作品を遺したことでも知られています。
建築家が単なる技術者ではなく、アーティストであることを知らしめたのがル・コルビュジエでした。私たちが開廊以来、繰り返し建築家の展覧会を開催してきたのは、ル・コルビュジエ(の作品の力)のおかげといってもいいでしょう。
ちょうど飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で、「20世紀のフランス建築」という公開講座が開催されています。
|||||||||||| アートのアトリエ ||||||||||||
20世紀のフランス建築
講師:岩岡竜夫、山名善之、後藤武、戸田穣、三宅理一
日程:10月3日(月)、10月17日(月)、10月31日(月)、11月7日(月)、11月21日(月)
時間:19時~20時30分
※対面・オンライン受講、どちらも可能
料金:各回 2,000円
全5回を通しでお申込みの場合は 9,500円
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cours-culturel-architecture/?fbclid=IwAR0z-mNQP-IAWBSSmuYQv4zb8LtlVc5LEkPX1IKHNtvZczwU-CRZb8ja-FE
今回の講座ではフランスの建築史における、特に20世紀以降の近現代建築(および都市)に焦点を当てます。全5回の内容は、ナンシー派アール・ヌーヴォーの末裔で薄鋼板製組立建築を考案したジャン・プルーヴェ(7月16日~10月16日まで、東京都現代美術館にて大規模展が開催)、近代建築の巨匠ル・コルビュジエ、フランス建築界の鬼才ジャン・ヌーヴェル、20世紀の建築・文化・芸術の象徴であるポンピドゥー・センター、ミッテラン大統領による1980年代末に実施されたパリのグラン・プロジェについて、近現代建築史の専門家が解説します。
●ル・コルビュジエの版画作品をご紹介しましょう。

"二人の女"
1938年
リトグラフ
イメージサイズ: 17.6×26.7cm
シートサイズ: 38.5×50.2cm
Ed.100
サインあり

"小さな告白 No.1「一角 獣が通り過ぎ…」"
1957年
リトグラフ
シートサイズ:45.5x56.6cm
Ed.125
版上サインあり

"小さな告白 No.3「横たわって…」"
1957年
リトグラフ
シートサイズ:45.5x56.6cm
Ed.125
版上サインあり

"トーテム "
1963年
リトグラフ
シートサイズ:73x80.5cm
版上サインあり

"開いた手"
1963年
リトグラフ
シートサイズ:65.0x50.0cm
版上サインあり

"母なる大地を離れて"
1963年
リトグラフ
73.0x50.0cm
版上サインあり

"雄牛 #6"
1964年
リトグラフ
イメージサイズ:60.0×52.0cm
シートサイズ:71.7×54.0cm
Ed.150
サインあり

"二つの間に〈リトグラフ17点〉"
1964年
リトグラフ
44.0x36.0cm
Ed.250
版上サインあり

"〈ユニテ〉より #4"
1965年
銅版画
57.5x45.0cm
Ed.130
サインあり

"〈ユニテ〉より #15"
1965年
銅版画
57.0x45.4cm
Ed.130
サインあり

ル・コルビュジエ Le Corbusier 「モデュロール」
1956年 リトグラフ(刷り:アトリエ・ムールロ)
70.3×52.8cm
版上サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
久保田有寿 「国立西洋美術館のリニューアルオープン」
藤本貴子 「建築圏外通信」第1回(没後50年 ル・コルビュジエの資料)
藤本貴子 「建築圏外通信」第11回(ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話)
八束はじめ 「建築家のドローイング第15回 ル・コルビュジエ」
倉方俊輔 「『悪』のコルビュジエ」(全13回)
尾立麗子 「映画 ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」
王聖美 「ラ・ロシュ=ジャンヌレ邸とエスプリ・ヌーヴォー館を通じてル・コルビュジエが試みた絵画と建築の融合」
杉山幸一郎 「チューリッヒのコルビュジエ」
日本では名作建築も次々と解体される、残念で悲しい。
明日10月6日は坂倉の師であり、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier 1887年10月6日 - 1965年8月27日)の誕生日です。ちょうど生誕135年にあたります。
ときの忘れものは開廊以来、瑛九、オノサト・トシノブ、松本竣介、瀧口修造など日本の前衛作家たちの顕彰とともに、「建築家のドローイング、版画」の紹介を企画の柱に据えてきました。ル・コルビュジエを筆頭に、磯崎新、安藤忠雄たち、建築家の展覧会の繰り返し開催してきました。いくつかをご紹介すると(全部ではありません)、
第43回企画「安藤忠雄 建築版画展」1998年5月3日~ 5月30日
第53回企画「磯崎新展 -新作版画と水彩」1999年2月22日~3月6日
第57回企画「建築家の版画 -安藤忠雄、磯崎新、マイケル・グレイヴス」1999年6月11日~6日26日
第68回企画「磯崎新銅版画展 -旅のスケッチ帖より/版画掌誌第2号刊行記念」2000年3月31日~4月15日
第78回企画「紙の上の建築-建築家たちの版画展」2001年1月9日~2月3日
第86回企画「ダグラス・ダーデン 反規範的建築展」2001年7月27日~ 8月11日
第97回企画「ル・コルビュジエ 展」2002年6月7日~6月29日
第116回企画「建築家・石山修武展 荒れ地に満ちるものたち」2004年9月21日~10月9日
第139回企画「磯崎新《百二十の見えない都市》」2007年1月9日~1月27日
第180回企画「磯崎新ブックアーカイブスI ― TSUKUBA1983」2009年10月27日~11月3日
第207回企画「安藤忠雄展」2011年9月28日~10月8日
第211回企画「磯崎新銅版画展 栖十二」2011年12月16日~12月29日
第254回企画「光嶋裕介新作展―幻想都市風景」2014年9月3日~9月20日
第269回企画「建築家のドローイング展」2015年11月7日~11月21日
第281回企画「光嶋裕介新作展 ~和紙に挑む~ 幻想都市風景」2016年9月20日~10月8日
第292回企画「安藤忠雄展 ドローイングと版画」2017年9月26日~10月21日
第295回企画「Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins」 2018年1月9日―1月27日
第304回企画「倉俣史朗 小展示」 2018年10月9日―10月31日
第306回企画「佐藤研吾展―囲いこみとお節介」 2018年12月13日―12月22日
第309回企画「ル・コルビュジエ展」2019年3月15日~4月6日
第313回企画「紙の上の建築展」2019年7月26日―8月20日
第321回企画「開廊25周年 第1回ときの忘れものエディション展―建築家たち」2020年7月21日―8月8日
第336回企画「杉山幸一郎展 スイスのかたち、日本のかたち」2022年1月20日―1月29日
第339回企画「佐藤研吾展 群空洞と囲い」2022年3月25日―4月3日
第343回企画「ガウディ生誕170年 細江英公写真展」2022年6月23日―7月9日
スイスで生まれ、フランスで活躍した建築家、ル・コルビュジエの本名はシャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ(Charles-Edouard Jeanneret-Gris)。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として20世紀の建築界をリードしました。
多くの絵画、彫刻、版画作品を遺したことでも知られています。
建築家が単なる技術者ではなく、アーティストであることを知らしめたのがル・コルビュジエでした。私たちが開廊以来、繰り返し建築家の展覧会を開催してきたのは、ル・コルビュジエ(の作品の力)のおかげといってもいいでしょう。
ちょうど飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で、「20世紀のフランス建築」という公開講座が開催されています。
|||||||||||| アートのアトリエ ||||||||||||
20世紀のフランス建築
講師:岩岡竜夫、山名善之、後藤武、戸田穣、三宅理一
日程:10月3日(月)、10月17日(月)、10月31日(月)、11月7日(月)、11月21日(月)
時間:19時~20時30分
※対面・オンライン受講、どちらも可能
料金:各回 2,000円
全5回を通しでお申込みの場合は 9,500円
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cours-culturel-architecture/?fbclid=IwAR0z-mNQP-IAWBSSmuYQv4zb8LtlVc5LEkPX1IKHNtvZczwU-CRZb8ja-FE
今回の講座ではフランスの建築史における、特に20世紀以降の近現代建築(および都市)に焦点を当てます。全5回の内容は、ナンシー派アール・ヌーヴォーの末裔で薄鋼板製組立建築を考案したジャン・プルーヴェ(7月16日~10月16日まで、東京都現代美術館にて大規模展が開催)、近代建築の巨匠ル・コルビュジエ、フランス建築界の鬼才ジャン・ヌーヴェル、20世紀の建築・文化・芸術の象徴であるポンピドゥー・センター、ミッテラン大統領による1980年代末に実施されたパリのグラン・プロジェについて、近現代建築史の専門家が解説します。
●ル・コルビュジエの版画作品をご紹介しましょう。

"二人の女"
1938年
リトグラフ
イメージサイズ: 17.6×26.7cm
シートサイズ: 38.5×50.2cm
Ed.100
サインあり

"小さな告白 No.1「一角 獣が通り過ぎ…」"
1957年
リトグラフ
シートサイズ:45.5x56.6cm
Ed.125
版上サインあり

"小さな告白 No.3「横たわって…」"
1957年
リトグラフ
シートサイズ:45.5x56.6cm
Ed.125
版上サインあり

"トーテム "
1963年
リトグラフ
シートサイズ:73x80.5cm
版上サインあり

"開いた手"
1963年
リトグラフ
シートサイズ:65.0x50.0cm
版上サインあり

"母なる大地を離れて"
1963年
リトグラフ
73.0x50.0cm
版上サインあり

"雄牛 #6"
1964年
リトグラフ
イメージサイズ:60.0×52.0cm
シートサイズ:71.7×54.0cm
Ed.150
サインあり

"二つの間に〈リトグラフ17点〉"
1964年
リトグラフ
44.0x36.0cm
Ed.250
版上サインあり

"〈ユニテ〉より #4"
1965年
銅版画
57.5x45.0cm
Ed.130
サインあり

"〈ユニテ〉より #15"
1965年
銅版画
57.0x45.4cm
Ed.130
サインあり

ル・コルビュジエ Le Corbusier 「モデュロール」
1956年 リトグラフ(刷り:アトリエ・ムールロ)
70.3×52.8cm
版上サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
久保田有寿 「国立西洋美術館のリニューアルオープン」
藤本貴子 「建築圏外通信」第1回(没後50年 ル・コルビュジエの資料)
藤本貴子 「建築圏外通信」第11回(ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話)
八束はじめ 「建築家のドローイング第15回 ル・コルビュジエ」
倉方俊輔 「『悪』のコルビュジエ」(全13回)
尾立麗子 「映画 ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」
王聖美 「ラ・ロシュ=ジャンヌレ邸とエスプリ・ヌーヴォー館を通じてル・コルビュジエが試みた絵画と建築の融合」
杉山幸一郎 「チューリッヒのコルビュジエ」
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