昨日から宮脇愛子先生が久しぶりの新作版画を発表する「マン・レイと宮脇愛子展」が始まりましたが、夫君の磯崎新先生はといえば、この近くの原宿で開催されている「CITY 2.0 WEB世代の都市進化論」という展覧会に若い世代に混じり出品しています。
期せずして夫婦ともに青山近辺での展覧会開催です。
9月24日に磯崎新先生の孵化過程のパフォーマンスが行なわれましたので、ちょっとご報告。
(詳しくは「主催者のホームページ」をご覧になってください。)

磯崎新CITY2.0~1磯崎新CITY2.0~2
会場は、GYRE(MoMAのショップなども入っているお洒落なビル)
東京都渋谷区神宮前5-10-1-3F

磯崎新CITY2.0~3磯崎新CITY2.0~4
石膏液を壁のパネルにぶちまける磯崎さん。79歳とは思えぬパワー。
もたもたしていた亭主はシャッターチャンスを逃してしまいました。

磯崎新CITY2.0~5磯崎新CITY2.0~6


磯崎新city2.0磯崎新city2.0綿貫
亭主も飛び入りでパフォーマンス!

磯崎新CITY2.0~9
白い石膏が飛び散った二人の上着にご注目。


ときの忘れもののエディションとして進行中の連刊画文集『百二十の見えない都市』第二期にも「孵化過程」は版画3点組として挿入されます。「孵化過程」が版画となるのはこれが初めてです。
既に第二期12都市の版画(1都市3点×12都市=36点)はほとんど完成しているのですが、書き下ろしエッセイの執筆がなかなか進まず、既に取り掛かってから5年以上経ってまだ完成に至りません(泣)。ご覧の3点は完成しているのですが、そのまま発表の日を待ちわびながら眠っています。
お待たせしているパトロンの人たちにはまことに申し訳ないのですが、もうしばらくご猶予をお願いします。
またこの連作は限定35部ですが、まだ残席がありますので、参加ご希望の方は遠慮なくお問合せください。
進行状況はブログの「百二十の見えない都市」で随時ご案内します。

磯崎新「孵化過程」
磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』第二期より
「孵化過程」
シルクスクリーン1点
銅版2点
書き下ろしエッセイ1篇

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◆ときの忘れものは、9月28日(火)~10月16日(土)「マン・レイと宮脇愛子展」を開催しています(会期中無休)。
案内状 編集版_600
10月1日(金)17時~18時半、宮脇愛子さんを囲んでのレセプションを開催します。

10月16日(土)17時より、巌谷國士さんを講師にギャラリー・トークを開催します(*要予約、参加費1,000円)
参加ご希望の方は、電話またはメールにてお申し込み下さい。
定員まであと数席しかありません。
Tel.03-3470-2631/Mail.info@tokinowasuremono.com

◆本展を記念して宮脇愛子の新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き)を刊行します。
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