あっと言う間に「アートフェアの時代」になってしまいました。
ときの忘れものはモンロー主義で、組合や交換会などの業界団体にも一切無関係で、青山の片隅でひっそりと棲息してきたのですが、いかんせん時代の流れには逆らえません。
この不況下、ただでさえ客の少ない(いない)ときの忘れものが生き延びるのは容易なことではありません。
先日終了した「S氏コレクション 駒井哲郎PART II展」に連日仕事帰りにつめてくださったSさんが「ほんとにときの忘れものは客が来ないねえ」と溜め息まじりにあきれはてていました(笑)。
というわけで、ときの忘れものもここ数年、おずおずと内外のアートフェアに出展を始めました。いまのところめぼしい成果があがっているわけではありませんが、今迄の画廊システムが閉塞状況にある中、未知のコレクターと出会うには、アートフェアでの市場開拓も視野にいれなければと思い定めています。
昨年は東京大阪テグチューリッヒの4箇所。そして今年は、春のボルツァーノ、夏の大阪、初秋のソウルに続き、11月には韓国・テグと東京のアートフェアに同時出展します。

◆韓国・テグ市「Daegu Art Fair 2010」に出展します。現地には尾立と秋葉が出張します。
会期=2010年11月17日[水]―11月21日[日] 11:00-20:00(最終日21日は18時まで)
会場:大邱展示コンベンションセンター( EXCO 1, 3階)
(1676 Sangyeok-2dong. Buk-gu,Daegu 702-712)

一般公開期:2010年11月17日(水)―11月 21日(日)
時間:11:00 - 20:00 ※11月21日のみ18:00まで
http://www.daeguartfair.com/main/index.html
出品作家:尾形一郎・優小野隆生TSUYU安藤忠雄草間彌生永井桃子

小野隆生
小野隆生夏の終わる日

尾形一郎・優
尾形一郎・尾形優

Tsuyu
Tsuyu

Tsuyu2
Tsuyu


◆「PULS東京コンテンポラリーアートフェア」(旧TCAF)に出展します。会場には三浦と社長がつめています。
会期=2010年11月19日[金]―11月21日[日] 
19日(金) 16:00-20:00、20日(土) 11:00-20:00、21日(日) 11:00-17:00
会場:東美アートフォーラム(東京美術倶楽部ビル3階4階)
東京都港区新橋6-19-15
http://jpn.tcaf.jp/
ときの忘れものブースNo.4-7
出品作家:出品作家:尾形一郎・優小野隆生ジョック・スタージス
入場料:1,000円(期間中の1日のみ有効)小学生以下は無料
最終日21日は500円

尾形一郎・優
尾形一郎・尾形優「室内の砂丘―コルマンスコップ 4-16 Internal Sand Dune―Kolmanscop 4-16

小野隆生「午後の庭」
小野隆生「午後の庭」

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから

◆アートフェアと会期が重なりますが、ときの忘れものは2010年11月16日[火]―11月21日[日]まで「9人のミューズたち」展を開催します(会期中無休)。
ときの忘れもので個展やグループ展を開いてきた若い女性作家9人(秋葉シスイ永井桃子根岸文子矢口佳那井村一巴井桁裕子渡辺貴子若宮綾子君島彩子)の平面、立体、オブジェ、写真作品を展示します。

宮脇愛子の新作エディション『マン・レイへのオマージュ
マン・レイへのオマージュパンフ
マン・レイの折本仕立ての「回転扉(Pain Peint)」にインスパイアーされ、宮脇愛子がマン・レイへのオマージュとして制作した新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き、限定25部)をぜひご購入ください。

内容については、マン・レイ・イストの石原さんがご自身のブログで紹介してくださっていますのでお読みください。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから