ときの忘れものでは明日4月19日(土)より「わが友ウォーホル~X氏コレクションより」を開催します。

会期=2014年4月19日[土]―5月6日[火]
12:00-19:00 ※会期中無休
アンディ・ウォーホルの評価は没後ますます高騰しています。
日本で初めて大規模なウォーホル展が開催されたのは1974年(東京と神戸の大丸)でした。その前年の新宿マット・グロッソでの個展を含め、ウォーホル将来に尽力された大功労者がXさんでした。Xさんは1970年代のウォーホルと日本をつなぐ重要なパイプ役を果たされたのでした。
アンディ・ウォーホルはじめX氏が交友した多くの作家たちの作品を出品展示します。
出品作品:アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、フランク・ステラ、ジョン・ケージ、ナム・ジュン・パイク、草間彌生、荒川修作、萩原朔美
●イベントのご案内
4月25日(金)18時よりジョナス・メカスの上映会「ファクトリーの時代」(1999年、上映時間63分)を開催します。
※要予約(会費1,000円)
お申込はこちらから
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、お申込ください。
■森美術館でのスペシャル・トーク
六本木アートナイト2014「日本で制作されたウォーホル作品:《Kiku》をめぐる物語」
1974年、東京と神戸の大丸デパートでの個展で注目を浴びたウォーホル。1983年には日本を代表する花として菊を主題とした《Kiku》を発表しました。この作品の制作や日本におけるウォーホル展開催に携わった3者を迎え、作品誕生の秘話や日本におけるウォーホルの受容について紹介します。
出演: 綿貫不二夫(「ときの忘れもの」ディレクター)、根本寿幸(GALLERY360°ディレクター)、石田了一(摺師、石田了一工房代表)
日時:2014年4月19日(土) 20:00-21:30
会場:「アンディ・ウォーホル・カフェ」(六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビュー内)
料金:無料(要展覧会チケット)
主催:森美術館
お申し込み:要予約。既に満席とのことですので、後日スタッフSがレポートを書く予定です。
*画廊亭主敬白
上掲の森美術館のウォーホル展トーク、亭主の漫談なんか聞く人もいるまいと油断していたら、あっという間に満席に。せめて社長だけでも入れてくれと頼み込みました。というのは日に日に耳が遠くなり(難聴)、社長やスタッフが介添えしてくれないと会話も成り立ちません。もし会場から質問でもきた日には立ち往生しかねない、まことに心細い。
週はじめ、社長と秋葉の三人で某県の美術館に来年の展覧会の打ち合わせに出張してきました。留守は大番頭・尾立がいるので安心と思っていたら、インフルエンザが流行っていて珍しく尾立がダウン。画廊の店番は日本語が苦手の新澤ひとりという事態に。そういうときにかぎってお客様が突然いらっしゃる(お客様にしてみれば当然ですが)。慌てふためいた新澤が出張先にじゃんじゃん電話をかけてくる。
今を盛りの桜を楽しみつつ、ちょっとサボって温泉にでもと思ったのですが、そそくさと帰京しました。
産休中の李が週一日(土曜日)ですが仕事に復帰しました。
このところ海外からの問い合わせや注文が増えているので、李(フランス語、英語、ハングル、日本語の四ヶ国語をつかう)の復帰は心強い。

アンディ・ウォーホル Andy WARHOL
《毛沢東》
1972
シルクスクリーン
91.5x91.5cm
Ed.250
ペンサインあり

フランク・ステラ Frank STELLA
《Dayton's ~》
1984
紙袋に印刷
15.0x40.5x61.0cm
プリントサインあり
●本日のウォーホル語録
<友人たちの問題をひき受けているな、と感じたので、ぼくはグリニッジ・ヴィレッジの精神分析医のところへ行って、自分のことをあらいざらいしゃべった。自分のライフ・ストーリーと自分がどんなに、何の問題も持ってないのに、他人の問題をひき受けてしまうかを彼に話したのだ。そうすると彼は、次にいつ会ったらいいかまた電話するから、そのときもう少しおしゃべりしましょう、と言ったっきり、電話してこなかった。分析医のところから帰る途中、メイシーズに立ち寄って、はじめてのテレビ、RCAの19インチの白黒のやつを買った。それ以来、いつもテレビをつけっぱなしにしていた。誰かが自分の問題について語ってる間はとくに。テレビは充分に気晴らしになったから、人々の話す悩みは、もうあんまり気にかからなくなった。それはまるで何かの魔法みたいだった。
―アンディ・ウォーホル>
ときの忘れものでは4月19日~5月6日の会期で「わが友ウォーホル」展を開催しますが、それに向けて、1988年に全国を巡回した『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録から“ウォーホル語録”をご紹介して行きます。
『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録
1988年
30.0x30.0cm
56ページ
図版:114点収録
価格:3,240円(税込)※送料別途250円
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会期=2014年4月19日[土]―5月6日[火]
12:00-19:00 ※会期中無休
アンディ・ウォーホルの評価は没後ますます高騰しています。
日本で初めて大規模なウォーホル展が開催されたのは1974年(東京と神戸の大丸)でした。その前年の新宿マット・グロッソでの個展を含め、ウォーホル将来に尽力された大功労者がXさんでした。Xさんは1970年代のウォーホルと日本をつなぐ重要なパイプ役を果たされたのでした。
アンディ・ウォーホルはじめX氏が交友した多くの作家たちの作品を出品展示します。
出品作品:アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、フランク・ステラ、ジョン・ケージ、ナム・ジュン・パイク、草間彌生、荒川修作、萩原朔美
●イベントのご案内
4月25日(金)18時よりジョナス・メカスの上映会「ファクトリーの時代」(1999年、上映時間63分)を開催します。
※要予約(会費1,000円)
お申込はこちらから
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、お申込ください。
■森美術館でのスペシャル・トーク
六本木アートナイト2014「日本で制作されたウォーホル作品:《Kiku》をめぐる物語」
1974年、東京と神戸の大丸デパートでの個展で注目を浴びたウォーホル。1983年には日本を代表する花として菊を主題とした《Kiku》を発表しました。この作品の制作や日本におけるウォーホル展開催に携わった3者を迎え、作品誕生の秘話や日本におけるウォーホルの受容について紹介します。
出演: 綿貫不二夫(「ときの忘れもの」ディレクター)、根本寿幸(GALLERY360°ディレクター)、石田了一(摺師、石田了一工房代表)
日時:2014年4月19日(土) 20:00-21:30
会場:「アンディ・ウォーホル・カフェ」(六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビュー内)
料金:無料(要展覧会チケット)
主催:森美術館
お申し込み:要予約。既に満席とのことですので、後日スタッフSがレポートを書く予定です。
*画廊亭主敬白
上掲の森美術館のウォーホル展トーク、亭主の漫談なんか聞く人もいるまいと油断していたら、あっという間に満席に。せめて社長だけでも入れてくれと頼み込みました。というのは日に日に耳が遠くなり(難聴)、社長やスタッフが介添えしてくれないと会話も成り立ちません。もし会場から質問でもきた日には立ち往生しかねない、まことに心細い。
週はじめ、社長と秋葉の三人で某県の美術館に来年の展覧会の打ち合わせに出張してきました。留守は大番頭・尾立がいるので安心と思っていたら、インフルエンザが流行っていて珍しく尾立がダウン。画廊の店番は日本語が苦手の新澤ひとりという事態に。そういうときにかぎってお客様が突然いらっしゃる(お客様にしてみれば当然ですが)。慌てふためいた新澤が出張先にじゃんじゃん電話をかけてくる。
今を盛りの桜を楽しみつつ、ちょっとサボって温泉にでもと思ったのですが、そそくさと帰京しました。
産休中の李が週一日(土曜日)ですが仕事に復帰しました。
このところ海外からの問い合わせや注文が増えているので、李(フランス語、英語、ハングル、日本語の四ヶ国語をつかう)の復帰は心強い。

アンディ・ウォーホル Andy WARHOL
《毛沢東》
1972
シルクスクリーン
91.5x91.5cm
Ed.250
ペンサインあり

フランク・ステラ Frank STELLA
《Dayton's ~》
1984
紙袋に印刷
15.0x40.5x61.0cm
プリントサインあり
●本日のウォーホル語録
<友人たちの問題をひき受けているな、と感じたので、ぼくはグリニッジ・ヴィレッジの精神分析医のところへ行って、自分のことをあらいざらいしゃべった。自分のライフ・ストーリーと自分がどんなに、何の問題も持ってないのに、他人の問題をひき受けてしまうかを彼に話したのだ。そうすると彼は、次にいつ会ったらいいかまた電話するから、そのときもう少しおしゃべりしましょう、と言ったっきり、電話してこなかった。分析医のところから帰る途中、メイシーズに立ち寄って、はじめてのテレビ、RCAの19インチの白黒のやつを買った。それ以来、いつもテレビをつけっぱなしにしていた。誰かが自分の問題について語ってる間はとくに。テレビは充分に気晴らしになったから、人々の話す悩みは、もうあんまり気にかからなくなった。それはまるで何かの魔法みたいだった。
―アンディ・ウォーホル>
ときの忘れものでは4月19日~5月6日の会期で「わが友ウォーホル」展を開催しますが、それに向けて、1988年に全国を巡回した『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録から“ウォーホル語録”をご紹介して行きます。
『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録1988年
30.0x30.0cm
56ページ
図版:114点収録
価格:3,240円(税込)※送料別途250円
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