中村茉貴さんによる連載「美術館に瑛九を観に行く」もおかげさまで連載が20回を数えました。
当初は全国各地の美術館での瑛九の展示を複数の人にレポートしてもらうことを考えていたのですが、なかなか立候補者がおらず、結果的に中村さん単独での日本縦断・瑛九紀行になりつつあります。
長年、瑛九を研究している中村さんならではの視点で、瑛九の多面的な魅力が読者の皆さんに伝われば嬉しい。今後ともご愛読をお願いするとともに、瑛九に関しての情報をぜひお寄せください。
この秋、瑛九が観られる美術館をいくつかご紹介します。
●芦屋市立美術博物館(兵庫県)
『交差するアーティストたち―戦後の関西』
会期:2017年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
自由な表現、創作活動に制限のあった第二次世界大戦期を経たアーティストたちは、終戦の1945年以降、抑圧への反動を大きな力として様々な活動を進めていきました。新たなグループの結成、戦前に活動した団体の再興、今までにない表現の希求など、徐々に美術の動向は活発化します。それらの動きは、彼らが互いに強い影響を与え合って生まれたものと考えられます。本展ではコレクション作品のなかより、阪神間といわれる神戸から大阪を範囲とする地域ゆかりの長谷川三郎、吉原治良、津高和一を柱にして、アーティストたちの活動や交流を紹介します。(芦屋市立美術博物館ウェブサイトより)
出品:瑛九『夜の子供たち(瑛九フォトデッサン集「真昼の夢」③)』1951年 ゼラチンシルバー・プリント 芦屋市立美術博物館蔵
●宮崎県立美術館
「たんけんミュージアム 夢みるアート」
会期:7月15日[土]~9月10日[日]
収蔵作品を紹介するコレクション展。
出品:瑛九は19点展示。
~~
第3期コレクション展
会期:9月16日[土]~12月20日[水]
瑛九の代表作品「空の目」など出品。
●富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館(群馬県)
会期:9月12日[火]~11月頃までの予定
出品:瑛九《曲乗り》(1955年)1点を展示。
●下関市立美術館(山口県)
「所蔵品展 夢見る版画」
会期:9月28日[木]~10月22日[日]
出品:瑛九の版画作品
●リアス・アーク美術館(宮城県)
「戦後日本・発展の光と影展 目黒区美術館コレクション」
会期:2017年7月8日(土)~8月27日(日)
既に会期は終了しています。宮城県気仙沼市にあるこの美術館は石山修武先生の設計で1995年日本建築学会賞に輝いたユニークな美術館ですが、まさかそこで瑛九が展示されたとはうかつにも知りませんでした。亭主はtwitterで知りましたが、既に終了しており後の祭り。
まだほかにも瑛九を展示する美術館があるかも知れません。皆さんからの情報をお待ちしています。
●今日のお勧め作品は、瑛九の初期作品です。
瑛九
《作品》
1936~39年頃
フォトデッサン
30.3×25.2cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

当初は全国各地の美術館での瑛九の展示を複数の人にレポートしてもらうことを考えていたのですが、なかなか立候補者がおらず、結果的に中村さん単独での日本縦断・瑛九紀行になりつつあります。
長年、瑛九を研究している中村さんならではの視点で、瑛九の多面的な魅力が読者の皆さんに伝われば嬉しい。今後ともご愛読をお願いするとともに、瑛九に関しての情報をぜひお寄せください。
この秋、瑛九が観られる美術館をいくつかご紹介します。
●芦屋市立美術博物館(兵庫県)
『交差するアーティストたち―戦後の関西』
会期:2017年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
自由な表現、創作活動に制限のあった第二次世界大戦期を経たアーティストたちは、終戦の1945年以降、抑圧への反動を大きな力として様々な活動を進めていきました。新たなグループの結成、戦前に活動した団体の再興、今までにない表現の希求など、徐々に美術の動向は活発化します。それらの動きは、彼らが互いに強い影響を与え合って生まれたものと考えられます。本展ではコレクション作品のなかより、阪神間といわれる神戸から大阪を範囲とする地域ゆかりの長谷川三郎、吉原治良、津高和一を柱にして、アーティストたちの活動や交流を紹介します。(芦屋市立美術博物館ウェブサイトより)
出品:瑛九『夜の子供たち(瑛九フォトデッサン集「真昼の夢」③)』1951年 ゼラチンシルバー・プリント 芦屋市立美術博物館蔵
●宮崎県立美術館
「たんけんミュージアム 夢みるアート」
会期:7月15日[土]~9月10日[日]
収蔵作品を紹介するコレクション展。
出品:瑛九は19点展示。
~~
第3期コレクション展
会期:9月16日[土]~12月20日[水]
瑛九の代表作品「空の目」など出品。
●富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館(群馬県)
会期:9月12日[火]~11月頃までの予定
出品:瑛九《曲乗り》(1955年)1点を展示。
●下関市立美術館(山口県)
「所蔵品展 夢見る版画」
会期:9月28日[木]~10月22日[日]
出品:瑛九の版画作品
●リアス・アーク美術館(宮城県)
「戦後日本・発展の光と影展 目黒区美術館コレクション」
会期:2017年7月8日(土)~8月27日(日)
既に会期は終了しています。宮城県気仙沼市にあるこの美術館は石山修武先生の設計で1995年日本建築学会賞に輝いたユニークな美術館ですが、まさかそこで瑛九が展示されたとはうかつにも知りませんでした。亭主はtwitterで知りましたが、既に終了しており後の祭り。
まだほかにも瑛九を展示する美術館があるかも知れません。皆さんからの情報をお待ちしています。
●今日のお勧め作品は、瑛九の初期作品です。
瑛九《作品》
1936~39年頃
フォトデッサン
30.3×25.2cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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