◇2018年1月25日(木)~1月28日(日)「Art Stage Singapore 2018

マリーナベイサンズのコンベンションセンターで開催される「Art Stage Singapore 2018」に出展します。3回目の出展となりますが、今回は三人展という縛りのあるブースにしました(年々ブース代が高くなっているので大変です)

出品作家は葉栗剛、安藤忠雄、光嶋裕介の三人展です。
彫刻家・葉栗剛はH27cm~H105cmのサイズの木彫を9点出品します。シンガポールで大人気の男気シリーズの他に、浮世絵シリーズです。

haguri_otokogi_oni葉栗剛 <男気>《鬼》 2017 木彫 楠木、彩色 H 105.0cm サインあり


haguri_ryodohin葉栗剛 《呂洞賓》 2017 木彫 楠木、彩色 H 68.0cm サインあり


昨年国立新美術館(東京)で開催された展覧会は30万人を動員したという建築家・安藤忠雄の、版画や彼の代表的な建築作品である[光の教会][住吉の長屋][直島]のコンセプトスケッチを出品します。

ando_church_drawing安藤忠雄 《光の教会》 2017 ドローイング 21.0×109.6cm サインあり

ando_mizu_print安藤忠雄 《水の劇場》 
リトグラフ 
イメージサイズ:99.4×69.5cm 
シートサイズ:102.5×72.4cm 
サインあり


建築家・光嶋裕介は、自身で漉いた2mの和紙に、彼がテーマとする「幻想都市風景」を描いた新作を出品します。

koshima_ulf2017-2光嶋裕介 《幻想都市風景2017 - 02》 2017 和紙にインク 198.5×100.0cm サインあり

koshima_barcelona光嶋裕介 《バルセロナ》 2016 和紙にインク 45.0×90.0cm サインあり



今回同行してくださる作家さんは、葉栗剛先生と長崎美希さんです。長崎美希さんは葉栗剛男気シリーズの彩色を担当しています。

また会場には、秋葉シスイ、木原千春、サム・フランシス、田中敦子、元永定正、白髪一雄、草間彌生、奈良美智作品も持って行きます。

私尾立は2014年に間違って申し込んだ別のアートフェア「Singapore Art Fair 2014」以来のシンガポールなので、「ART STAGE SINGAPORE」に行くのは初めてとなります。アジアで有数のアートフェアなので出展ギャラリーをよく見て来ようと思います。

それでは、行って参ります!

おだちれいこ

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◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が始まりました。現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
埼玉チラシ菅井600現代版画センターは会員制による共同版元として1974年から85年までの11年間に約80作家、700点のエディションを世に送り出し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を頻繁に開きました。本展では45作家、約300点の作品と、機関誌・カタログ等の資料、スライド画像などでその全軌跡を辿ります。同館の広報誌の記事もお読みください。

現代版画センターエディションNo.10 高柳裕「空からの贈りもの」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
010_高柳裕《空からの贈りもの》高柳裕
《空からの贈りもの》
1973年  凸版(刷り:作家自刷り)
Image size: 43.3×59.0cm
Sheet size: 50.2×64.7cm
Ed.50  サインあり

1974年創立の現代版画センターの初期エディションにはこの高柳作品のような「1973年」制作のものが5点あります。
毎日新聞社在籍中に版画の普及事業を企画立案した綿貫不二夫が最初に頼ったのが井上房一郎さんでした。井上さんから土方定一先生へ、そして久保貞次郎先生へとの芋づる式にネットワークが広がっていったのですが、井上さんが推薦してくれた作家が芸大で山口薫の教え子だった高柳裕先生でした。山口薫は高崎中学の井上さんの後輩で、綿貫にとっては大先輩でした。草創期に出会った高柳先生の金属凸版を用いた一版同時多色刷りによる明るく澄んだ色調に惹かれました。

パンフレット_05

●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
06駒込玄関ときの忘れものの小さな庭に彫刻家の島根紹さんの作品を2018年1月末まで屋外展示しています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。