先日 Art Miami が終了しましたので、ご報告いたします。
日本からマイアミ行きは直行便がないため、長いフライトに少々うんざりしながら丸一日かかって到着。ビスケーン湾に浮かぶ島にある豪邸や自家用の船を車窓から眺めて、やっとマイアミに着いたー!と元気が出ました。
葉栗剛先生と長崎美希さん、スタッフS、スタッフMと合流したときには、一人を除き、すでにアメリカ料理にうんざりした様子でしたが(彼らは10日ほどの滞在なので…)、私は短い滞在でしたので喜んでバーガーをいただきました。
さて、今回3回目となるArt Miamiでは葉栗剛個展を開催。オープニングはドレスアップした人々で賑わいました。

葉栗剛先生の2mの大作(《男気・阿》《男気・吽》)と中品(《紋紋力士像・阿》《紋紋力士像・吽》)は大変評判が良く、迫力満点のユーモアのある人物像と精緻な刺青のコンビネーションに "Wow!! Amazing!!" と多くの方を魅了した様子でした。特別展示をした長崎美希さんの〈ああちゃんシリーズ〉はそのチャーミングさがうけ、細かい彫りに称賛の声。どこの国に行っても、日本人の細かい手仕事に感心されます。
有難いことに、「あなたのブーズが一番オリジナリティがあっていい!」と言ってくださる方も多く(Art Miamiはポップアートの出品が多いため、どこも似た展示に感じてしまいます。)、値段もたくさん聞かれて大変評判が良かったのですが、「評判がいい=売れる」ではないので苦戦しました。
私が一足先にマイアミを発つと、すぐに吉報が入ったので少しだけ安堵。

VIPプレビュー:2019年12月3日(火)
一般公開:2019年12月4日(水)~8日(日)
会場:One Miami Herald Plaza @ NE 14th Street, Downtown Miami
ときの忘れものブース:AM426
公式サイト:http://www.artmiami.com/home
今回Art Basel Miami Beachの視察に行きましたので、その様子を一部ご紹介します。
Perrotinが壁にバナナをテープで貼りつけた作品で話題を呼んでおりましたが、私はフォンタナの作品にうっとりし、名和晃平さんのピクセルを見つけて興奮しました。素晴らしい作品が多数展示されており、さすがバーゼルだなと唸りました。出展画廊数も多く、いいものをたくさん見て気分が高揚したと同時に疲れて頭が朦朧としました。





以下、たいへん勉強になる素晴らしいブースがありましたので、ご紹介します。
Francis M. Naumann Fine Art (New York)
https://www.artbasel.com/catalog/gallery/1232/Francis-M-Naumann-Fine-Art
マン・レイ、マルセル・デュシャンなど貴重な作品を多数出品しており、素晴らしい内容でした。










Art Basel Miami Beachのように名高いギャラリーが軒を連ねる中、いかに突出するかは、人の心を動かす、または驚かす作品を1点でもいいので展示することだなとわかりました。ときの忘れものは、人の記憶に残る作品を今後も見せていきたいと思います。
急遽、2月のLAのアートフェアに出展することになりましたので、また改めてお知らせします。
以上、レポートでした。
(おだち れいこ)
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年05月27日|蔦谷典子のエッセイ/奈良原一高 文集『太陽の肖像』
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日本からマイアミ行きは直行便がないため、長いフライトに少々うんざりしながら丸一日かかって到着。ビスケーン湾に浮かぶ島にある豪邸や自家用の船を車窓から眺めて、やっとマイアミに着いたー!と元気が出ました。
葉栗剛先生と長崎美希さん、スタッフS、スタッフMと合流したときには、一人を除き、すでにアメリカ料理にうんざりした様子でしたが(彼らは10日ほどの滞在なので…)、私は短い滞在でしたので喜んでバーガーをいただきました。
さて、今回3回目となるArt Miamiでは葉栗剛個展を開催。オープニングはドレスアップした人々で賑わいました。

葉栗剛先生の2mの大作(《男気・阿》《男気・吽》)と中品(《紋紋力士像・阿》《紋紋力士像・吽》)は大変評判が良く、迫力満点のユーモアのある人物像と精緻な刺青のコンビネーションに "Wow!! Amazing!!" と多くの方を魅了した様子でした。特別展示をした長崎美希さんの〈ああちゃんシリーズ〉はそのチャーミングさがうけ、細かい彫りに称賛の声。どこの国に行っても、日本人の細かい手仕事に感心されます。
有難いことに、「あなたのブーズが一番オリジナリティがあっていい!」と言ってくださる方も多く(Art Miamiはポップアートの出品が多いため、どこも似た展示に感じてしまいます。)、値段もたくさん聞かれて大変評判が良かったのですが、「評判がいい=売れる」ではないので苦戦しました。
私が一足先にマイアミを発つと、すぐに吉報が入ったので少しだけ安堵。

VIPプレビュー:2019年12月3日(火)一般公開:2019年12月4日(水)~8日(日)
会場:One Miami Herald Plaza @ NE 14th Street, Downtown Miami
ときの忘れものブース:AM426
公式サイト:http://www.artmiami.com/home
今回Art Basel Miami Beachの視察に行きましたので、その様子を一部ご紹介します。
Perrotinが壁にバナナをテープで貼りつけた作品で話題を呼んでおりましたが、私はフォンタナの作品にうっとりし、名和晃平さんのピクセルを見つけて興奮しました。素晴らしい作品が多数展示されており、さすがバーゼルだなと唸りました。出展画廊数も多く、いいものをたくさん見て気分が高揚したと同時に疲れて頭が朦朧としました。





以下、たいへん勉強になる素晴らしいブースがありましたので、ご紹介します。
Francis M. Naumann Fine Art (New York)
https://www.artbasel.com/catalog/gallery/1232/Francis-M-Naumann-Fine-Art
マン・レイ、マルセル・デュシャンなど貴重な作品を多数出品しており、素晴らしい内容でした。










Art Basel Miami Beachのように名高いギャラリーが軒を連ねる中、いかに突出するかは、人の心を動かす、または驚かす作品を1点でもいいので展示することだなとわかりました。ときの忘れものは、人の記憶に残る作品を今後も見せていきたいと思います。
急遽、2月のLAのアートフェアに出展することになりましたので、また改めてお知らせします。
以上、レポートでした。
(おだち れいこ)
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年05月27日|蔦谷典子のエッセイ/奈良原一高 文集『太陽の肖像』
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