Dear Reiko and Fujio Watanuki,

Thank you kindly for the update and for sharing this special video. I was very happy to see again Kinoshita-san.

And thank you also for wiring the funds - they were well received.

The heat of summer has passed here and the first breezes of autumn have come in.

Sending you my wishes for health and good energy ahead.

Best regards,

Sebastian


ジョナス・メカスさんのご子息・セバスチャンから久しぶりのメールが届きました。
昨年メカスさんが亡くなられた後、追悼の上映会を開催し、皆さんから香典(86,300円)を託されました。
遅くなってしまいましたが、無事皆さんの弔意をお届けしたことをご報告いたします。
メカスさんが設立し館長を務めていたアンソロジー・フィルム・アーカイヴズに連絡しても(おそらく突然の逝去で混乱し、世界中からのメールの対応に追われていたのでしょう)返事がなく、ようやくご遺族のセバスチャンと連絡がとれたのは、ずいぶん後でした。
セバスチャンが生まれたのは1981年12月7日、亭主がニューヨークのメカスさんを訪ねたとき(1983年5月)はまだ1歳半で、酔っぱらったメカスさんの傍らでぴいぴい泣いていました。
2009年、メカスさんの代理でときの忘れもの(青山時代)の「ジョナス・メカス新作写真展」のためにセバスチャンが初めて来日したのは2009年8月28日、亭主とは26年ぶりの再会でした。
セバスチャン2009092009年8月、左から亭主、初来日したセバスチャン・メカス、社長、尾立麗子

メカス展20090905記念撮影2009年9月5日、吉増剛造さんのギャラリー・トークにて。セバスチャンを囲んで左が吉増さん、右が今年1月に亡くなられた舞踏家の大野慶人さん。

メカス展20090905セバスチャン吉増朝吹左からセバスチャン、吉増剛造さん、朝吹真理子さん


セバスチャンのメールにある木下哲夫さんのインタビューは以下のWEB展です。
全部で2時間近いインタビューでしたが35分にまとめました。


04ジョナス・メカス
「ひまわり」
2009年
CIBA print
35.4×27.5cm
signed
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おかげさまで「ジョナス・メカス展」は好評でしたが、メカスさんの遺した写真作品、版画作品はいつでもときの忘れものでご覧になれます。


●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。