今年も残り僅か、昨日お伝えした通り、ときの忘れものでは今年最後の企画「オディロン・ルドン展ー『聖アントワーヌの誘惑』」を開催中です。
予約制なので来場者は一日数人、ルドンにふさわしい静寂な雰囲気です。
例年ですと、年末セールだったり、年を越すための最後の営業で亭主は必死でラブレターを書きまくっているのですが、今年はコロナウイルス感染が激増しており、それどころではない。
じたばたしてもしようがないと社長は腹をくくったようで、先ずはスタッフ、お客様の安全が最優先と予約制、在宅勤務の体制を維持しています。
捨てる神あれば拾う神あり、ありがたいことにネットでのご注文をたくさんいただいています。ただスタッフが在宅勤務と出勤を交代でしており、発送作業が少し遅れています。迅速に作品をお届けしたいのですが、どうぞご理解ください。
創業以来、ときの忘れものが一番力を入れてきたのが瑛九の顕彰と作品紹介です。瑛九は48歳の若さで1960年に亡くなりましたが、オノサト・トシノブ、難波田龍起はじめ時代をともにした作家は数多くおり、それらの作品を紹介することも私たちの仕事と考えています。
近年、日本の前衛美術の評価が国際的にも高まっており、中でも「具体」の作家たちの市場での高騰は目を見張るものがあります。
ご承知でしょうが、具体もデモクラート(瑛九らが創立)も関西で生まれました。
師匠・久保貞次郎先生が日ごろ教えてくれたのは「いい絵とは一緒に暮らせばよくわかる」「ある作品の力を知りたければ、強い絵の横に飾ればいい」というようなことでした。
具体の代表作家・白髪一雄の最近入った作品と、我が瑛九の作品を並べてみましょう。
・白髪一雄(1924年8月12日 - 2008年4月8日)1952年0会結成に参加。ゲンビを通じて吉原治良と出会い、1955年具体美術協会会員となる。
・瑛九(1911年4月28日 - 1960年3月10日)1951年デモクラート美術家協会を創立。
白髪一雄 SHIRAGA Kazuo
《無題》
色紙に水彩
27.1×24.2cm
表面右下にサインあり
日本洋画商協同組合の鑑定書付属
瑛九 Q Ei
《海辺》
1955年
べニア板に油彩
27.3×22.0cm(F3号)
サインあり
※「瑛九作品集」(1997年、日本経済新聞社)p.68
※山田光春「瑛九油絵作品写真集」No.244
※レゾネNo.274
※「瑛九回顧展」(1970年、福井瑛九の会)出品 2
瑛九 Q Ei
《赤と黄》
1957年
板に吹き付け
(スパッタリング)
45.5×38.0cm(F8号)
※レゾネNo.353
瑛九 Q Ei
《貝》
1956年
キャンバスに油彩
45.5×38.0cm(F8号)
※山田光春「瑛九油絵作品写真集」No.278
※レゾネNo.305
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●11月28日ブログで新連載・塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」が始まりました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」は毎月28日掲載です。
連載に合わせて作品も特別頒布させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
予約制なので来場者は一日数人、ルドンにふさわしい静寂な雰囲気です。
例年ですと、年末セールだったり、年を越すための最後の営業で亭主は必死でラブレターを書きまくっているのですが、今年はコロナウイルス感染が激増しており、それどころではない。
じたばたしてもしようがないと社長は腹をくくったようで、先ずはスタッフ、お客様の安全が最優先と予約制、在宅勤務の体制を維持しています。
捨てる神あれば拾う神あり、ありがたいことにネットでのご注文をたくさんいただいています。ただスタッフが在宅勤務と出勤を交代でしており、発送作業が少し遅れています。迅速に作品をお届けしたいのですが、どうぞご理解ください。
創業以来、ときの忘れものが一番力を入れてきたのが瑛九の顕彰と作品紹介です。瑛九は48歳の若さで1960年に亡くなりましたが、オノサト・トシノブ、難波田龍起はじめ時代をともにした作家は数多くおり、それらの作品を紹介することも私たちの仕事と考えています。
近年、日本の前衛美術の評価が国際的にも高まっており、中でも「具体」の作家たちの市場での高騰は目を見張るものがあります。
ご承知でしょうが、具体もデモクラート(瑛九らが創立)も関西で生まれました。
師匠・久保貞次郎先生が日ごろ教えてくれたのは「いい絵とは一緒に暮らせばよくわかる」「ある作品の力を知りたければ、強い絵の横に飾ればいい」というようなことでした。
具体の代表作家・白髪一雄の最近入った作品と、我が瑛九の作品を並べてみましょう。
・白髪一雄(1924年8月12日 - 2008年4月8日)1952年0会結成に参加。ゲンビを通じて吉原治良と出会い、1955年具体美術協会会員となる。
・瑛九(1911年4月28日 - 1960年3月10日)1951年デモクラート美術家協会を創立。
白髪一雄 SHIRAGA Kazuo《無題》
色紙に水彩
27.1×24.2cm
表面右下にサインあり
日本洋画商協同組合の鑑定書付属
瑛九 Q Ei《海辺》
1955年
べニア板に油彩
27.3×22.0cm(F3号)
サインあり
※「瑛九作品集」(1997年、日本経済新聞社)p.68
※山田光春「瑛九油絵作品写真集」No.244
※レゾネNo.274
※「瑛九回顧展」(1970年、福井瑛九の会)出品 2
瑛九 Q Ei《赤と黄》
1957年
板に吹き付け
(スパッタリング)
45.5×38.0cm(F8号)
※レゾネNo.353
瑛九 Q Ei《貝》
1956年
キャンバスに油彩
45.5×38.0cm(F8号)
※山田光春「瑛九油絵作品写真集」No.278
※レゾネNo.305
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●11月28日ブログで新連載・塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」が始まりました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」は毎月28日掲載です。連載に合わせて作品も特別頒布させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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