毎年年末には一年を振り返り、ブログに掲載してきたのですが、
昨年末は体調不良と思わぬ訃報もあり、とうとうまとめることができませんでした。
2022年1月~6月までの回顧は12月30日のブログを、
2022年7月~9月までの回顧は12月31日のブログを、ご覧ください。
年を越してしまいましたが、本日は2022年10月~12月を回顧し、来廊者の皆さんの声を可能な限り収録させていただきました。どうぞご了解ください。
◆「第31回瑛九展」
2022年10月7日―10月22日
瑛九展をいままで30回以上開催してきましたが、いろいろな事情で版画(銅版、リトグラフ)の展示は敢えて避けてきました。その事情(悪貨は良貨を駆逐する)については10月4日のブログに書きました。今回は瑛九の親しい方の旧蔵作品をまとめて入手できたので、思い切って版画中心の展示にしました。瑛九の自刷り作品の重要性については10月14日ブログに詳述しましたの。おかげさまで好評でした。

<ときの忘れものへ「第31回瑛九展」を見に行きました。
油彩が見たくて伺ったのですが、エッチングがとても美しく魅力的で、長い間眺めていました。
瑛九、最近気になる作家です。
(20221021/伊藤みどりさんのtwitterより)>
<好きでここしばらく頻繁に足を運んでる本駒込のギャラリー、ときの忘れもので『第31回瑛九展』というのを先日。瑛九というアーティストはよく知らなかったけど、かなり独特のリトグラフやデッサンを楽しんできました。キリコやダリあたりの影響を感じさせる繊細かつ大胆な色彩感覚を持ったそれぞれ、なかなか観応えがあって満足。このギャラリーが推すアーティスト、間違いありません。
ときの忘れもの、いつも充実したアート作品が観られるから好きです。スタッフもフレンドリーでみんなアートに造詣が深く、行くといつもいろいろ勉強させてもらえるのもいい。お勧め。
(20221020/小島智さんのfacebookより)>
ROADSIDERS' weeklyの編集発行人・都築響一さん
すべて瑛九の自刷り銅版画。
・10月13日ブログに埼玉県立近代美術館の鴫原悠先生に「美術館とコレクション―瑛九を起点にしたコレクション形成について」をご寄稿いただきました。
・10月15日ブログに埼玉県立近代美術館の吉岡知子先生に「埼玉/浦和から瑛九を見つめる」をご寄稿いただきました。
・10月30日ブログに町田市立国際版画美術館の町村悠香先生に「安曇野に内海柳子氏を訪ねて―『内海柳子とデモクラートの作家たち』展報告と作家インタビュー」をご寄稿いただきました。
◆「クボテーって誰? 稀代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」
2022年10月15日―10月29日
社長が世話人の一人でもある久保貞次郎の会が主催した展覧会が六本木で開催され、お手伝いいたしました。
会場はストライプハウスギャラリー

久保貞次郎の会世話人、ボランティアとギャラリー・スタッフの皆さん
地階展示風景
・ブログには教え子たちのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」を5回にわたり掲載しました。
久保先生の授業の様子は社長の同級生・北沢長子さんのインタビューをお読みください。
ヘンリー・ミラー「いつも愛を」の前で。川口真寿美さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出~本物を手にする喜び」は10月22日のブログに掲載しました。
靉嘔「透明な波 スリランカ」の前で。榎本エミ子さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出~絵がある家」は10月24日のブログに掲載しました。
靉嘔「Rainbow landscape lithgraph A」の前で。秀坂令子さんは久保先生の秘書をつとめ、会場となったストライプハウスギャラリーの初期スタッフでもあります。秀坂さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」は10月8日のブログに掲載しました。
竹田鎮三郎「思い出のテワンテペック」の前で。藤沼秀子さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」は10月21日に「竹田鎮三郎”思い出のテワンテペック”」を、10月29日に「ヘンリー・ミラー」を掲載しました。
◆「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
2022年11月4日―11月19日

ウォーホル三人衆(宮井陸郎、根本寿幸、栗山豊)たちのオタクぶりはハンパではなかった。今回の展示は「栗山豊と170人の私のウォーホル」に捧げるオマージュです。

展示1
<本日はありがとうございました。
時間外にも関わらず早めていただいたおかげで、いい作品に出会えました。
何より、栗山豊さんのコレクションでの展示が圧巻で、ある意味、コレクション記事(の数)それ自体がポップアートの象徴である、
アンディーウォーホルたる由縁ではないかと感じました。
確かに京セラ美術館における展示も日本由来の貴重な作品が展示されていましたが、
やはり、彼には
Money is Money
It doesn't matter if I've worked hard or easy for it.
I spend it the same.
という言葉が似合います。
栗山豊さんのコレクションは
その言葉の証明であったようにも思います。
(栗山さん自体は真逆の生き方ですが・・・)
戻ってきてからも栗山さんが撮った
ウォーホルのポスターが頭に残っています。
そして何よりもアンディーウォーホル展の
カタログの著名人の手書き原稿が凄かった。
綿貫さんの情熱が引き寄せたのだと思います。
洞窟の展示も実際、見たかったです・・
そんな思いを馳せながら、今日の展示を
振り返っています。訪れる多くの方が
私と同じように、心惹かれる展示だと感じます。
(Dさんからのメールより)>

展示2 手前中央の『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』カタログは亭主が1988年に編集したもの、デザインは故・北澤敏彦さんです。
<私の大好きなアーティストのひとり
アンディ・ウォーホルを心底好き過ぎて
60年代から新聞、雑誌、広告、展覧会の半券、
中には珍しいジャズ喫茶のマッチ箱まで
ウォーホルに関するさまざまな情報を蒐集した男
栗山豊の膨大なウォーホル資料の展覧会です
ギャラリーは元々住宅だったという
駒込にある「ときの忘れもの」
とにかく所狭しと壁に資料が貼られていて
彼が集めた雑誌や書籍も
古本屋さんのように平積みされてます
友だちの家に伺ったような感じで
淹れていただいたお茶を飲みながら
古い展覧会図録のページをめくっているうちに
外は夜の帳に包まれていました~^o^
(20221117/栗村新さんのfacebookより)>

展示3 栗山豊の作品、左から1993年のアクリル画「寺山修司」、1977年のポスター「ANDY WARHOL'S PORTRAIT」、シルクスクリーンによる「長谷川真紀男」
<京都で行われている大回顧展とは異なる、一風変わった《アンディ・ウォーホル展》を駒込・ときの忘れものにて鑑賞。アーティストの栗山豊氏が生前蒐集した、山のようなウォーホル関連資料を一般公開するというもの。右下に置かれているのはご本人の作品集。
(20221120/雑貨屋 Mitteさんのtwitterより)>
<2001年2月22日、まさに14年前にアンディ・ウォーホルが息をひきとったのと同じ日に、ひとりのスーパー・ウォーホル・フリークが真冬の路上で倒れてこの世を去った。
その人の名は栗山豊、享年55歳。怒涛の60年代にアーティストを目指して和歌山から上京し、今はなきお茶の水の文化学院を卒業した栗山は、普段は都会の街角で路行く人に声をかけて似顔絵を描いたり…
看板描きのアルバイトをしたり、時には全国の祭りをまわって食いぶちを稼ぐその日暮らしの自由人、いわゆる当時の流行り言葉でいえばヒッピー、日本語でいうところのフーテンであった。
そんな栗山にはもうひとつの顔があった。ウォーホルを扱った展覧会の図録やポスター、半券はもちろんのこと、ウォーホル関連の書籍、ウォーホルが少しでも載っている雑誌や新聞の切り抜き、…
広告、ビデオ、レコード類、さらにはなかなか手に入らない販促品やウォーホルの絵が勝手に使われているマッチ箱から自身で録画したテレビ番組やテレビCMまで、…
身のまわりで目についたこの世のありとあらゆる「アンディ・ウォーホル」をひとつ残らず徹底的に蒐集しまくる、それが栗山のライフワークだったのだ。
画廊に一歩足を踏み入れた瞬間押し寄せてくる圧倒的な過剰。こんな体験は2018年に川崎市市民ミュージアムで開催された「みうらじゅん展」以来だ。聞けば栗山の父は南方熊楠の弟子だったという。何と!
(20221117/岡田昌浩さんのtwitterより)>

展示4
<展覧会:「アンディ・ウォーホル展 史上最強! ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」,11/4-19,日・月・祝休,ときの忘れもの(東京・駒込).街角に立つ似顔絵描き・栗山豊(1946-2001)が収集したアンディ・ウォーホルに関する厖大な各種資料と版画作品の展観.
(中略)
展示された資料の量に圧倒されてすこし疲れながら,いろいろと思い出してたのしい時間でした.
(20221105/嶋﨑吉信さんのfacebookより)>
<アンディ・ウォーホル展@ときの忘れもの。ガチオタ栗山豊の収集品が溢れかえるやばい空間。11.19まで。
「2001年2月22日史上最強のウォーホル・ウォッチャーだった栗山豊が死んだ。(略)ウォーホルの命日に死ぬなんて栗山らしいが、死ぬ少し前、60年代から蒐集した膨大なウォーホル資料を『綿貫さんが持っていた方が生きるから』と私に託していった」
(20221105/KNMさんのtwitterより)>
<栗山豊さんの事を初めて知りました。素晴らしい方がいらっしゃったんですね。
良い人を知れました。ありがとうございます。
(20221105/あたらし りょうこ(元ryoheifg) さんのtwitterより)>
<ときの忘れもの-アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの-
膨大な日本におけるウォーホル受容史の貴重な資料! 栃木県大谷石の地下空間でのウォーホル展の写真、記録映像も見せてもらう。市民レベルで如何にウォーホルが受け入れられ、時には拒絶されたかが雑誌、新聞など美術書とは違う視点から知ることができる。そしてポスター類も凄かった。田名網敬一さんデザインのウォーホル展ポスターが素晴らしかったな。大変面白い展示でした。ブリロのニュースを見て、更にこの資料の数々を見ると、日本人のアート観って何十年も変わらないんだなと軽く絶望できる
(20221105/石川さんのtwitterより)>
<開催前に入らせてもらったけど、故・栗山豊さんがアンディ・ウォーホルに関するあらゆる情報をマジで片っ端から集めた資料を展示する超絶企画
東京国立近代美術館で長期開催できるレベルだし、研究者とか泣いて喜ぶと思う
(20221102/鈴木耀さんのtwitterより)>

<これはすごい。
メカスのビデオテープが2個並んでて負けた笑
「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
(20221105/メロウ*ライクさんのtwitterより)>
<喉から手が出るほど行きたすぎる
(20221029/どうしよう@yukata257さんのtwitterより)>

<本郷の「ときの忘れものギャラリー」を訪ねた。「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」という特殊な展覧会が開催されている。栗山豊というストリート似顔絵画家が収集したウォーホルの資料を全面的に紹介。
今回の『アンディ・ウォーホル展』は路上で行き倒れに近い形で亡くなった栗山豊の展覧会と言っても過言ではない。館内は壁という壁が至る所栗山が集めた雑誌、新聞のウォーホル関連記事のコピーで埋め尽くされ異常な雰囲気を醸し出している。(ちなみに栗山の命日は2月22日、奇しくもウォーホルと同じ)
京都で現在、本邦初公開の作品を含む大規模なウォーホル展が開催されていると聞く。しかし、この小さな展覧会も見逃せない。
このギャラリーの主催者である綿貫さんを遅ればせながら、そして不遜ながら、しばらく観察したいと思った。
(20221105/近藤正司さんのfacebookより)>

展示5
<またウォーホル関連の展示で、先日は本駒込のときの忘れもので『アンディ・ウォーホル展・史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの』なんてのを観る。栗山豊さんという熱心なウォーホル・ファンが集めた、ウォーホルを取り上げた雑誌記事etc.の展示だけど、興味深いものが多く点数もかなりあって、観応えたっぷり。エスクワイアだとかスタジオ・ヴォイスなんて懐かしい雑誌も置かれてて、じっくり堪能してきました。いつもここは2~30分で観終えるけど、この日は全部観るのに1時間以上かかってしまった。でもウォーホル支持者、相変わらず多いみたいですね。皆さんもよろしければ。
http://www.tokinowasuremono.com/tenr.../izen/tk2211/348.html
このギャラリー、やることがいつもユニークで好きです。当分通い続けるだろうな。
(20221116/小島智さんのfacebookより)>

展示6 栗山ファイル(目次は栗山の自筆)
<ときの忘れものギャラリーのアンディ・ウォーホル展、行きました。展示スペースはコンパクトなのでお忙しい方でも全て見て回れると思います。古い雑誌等の資料は観覧可で、じっくり見ることも可。スタッフさんに程よくほっといて頂けて居心地良かったです。
これらの資料を収集した故栗山豊さんの著書等に触れられたのも良かった。入手困難だろうから。
まったく存じませんが、似顔絵を生業として自由闊達に生きた方のようですね。自分も一無名の表現者として強く惹かれるものがある。シンパシー?自己を重ねて見てるのかも。
(20221115/ポップ&ビネガーさんのtwitterより)>
<初日にお伺いしたけれど、もう一度、足を運びたいぐらい。栗山豊の熱量✕その熱量を引き出したアンディ・ウォーホル。さらには、その時代の熱量までもが湧き上がってる展示。
(20221115/堂森知博さんのtwitterより)>

展示7 「LOVE」連作3点(シルクスクリーン刷り:石田了一)
<ウォーホル展に行く。
地元で開催しているデカいやつではない。
勤務先から普段とは逆方向、駒込にむかう。バスで10分、雰囲気はいい。個人宅件事務所の一部を展示スペースにして、なんと無料で公開されている。
アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの
11月4日(金)~11月19日(土) 11:00-19:00 日・月・祝日休廊
@文京区本駒込 ときの忘れもの
この展覧会については都築響一さんのメルマガで知ったが、栗山豊さんは長いこと銀座の街角の似顔絵やさんをされていて、21年前に大好きだったウォーホルの命日と同じ日付(2/22)に亡くなっている。これだけでもすごいが、今回の展覧会の主役となっている数冊のファイルを遺している。そこにはぎっしりと、ウォーホルについての60年代末から90年代までのありとあらゆる記事が収められている。ウォーホルを扱うテレビ番組の載った新聞番組表まで含む。それらをカラーコピーして壁一面に貼り付けてある。展覧会ではもちろんファイルも開いて参照できるが、壁を埋め尽くしているコピーに視線を沿わせていくのがいい。すると複製というものについて考えさせられる。一般に、どんな作品であっても、それが複製されて様々なメディアにのっていく、そして人々は、本物よりも、複製に親しんでいく。ここにある無数の切り抜き記事、それもまた自分の作品の一部と、ウォーホルなら考えたことだろう。ウォーホルらしい展覧会とも言える。
栗山さんの手書きによる『アンディ・ウォーホル年譜』ではじめて知ったが、両親は、スロヴァキアから、大戦への徴兵と戦争状態を避けるため米国へ移民している。戦争の引き起こした移動の果てに生まれた子だったのだ。ディアスポラとアートの関わりも語れるだろう。
(20221104/土肥 秀行さんのfacebookより)>

<六義園とセットで初訪問。
狭いながらも多層構造で通路壁なども作品展示場所になっている。
本展時は作品密度が濃くて見応えがあった。
(20221115/shige_artさんのtwitterより)>
<これはよかった。
すごいものを見た。
(20221119/passerbyさんのtwitterより)>

展示8 1983年刊行『アンディ・ウォーホル展 1983~1984』オリジナル版画入りカタログには170人が寄稿したが、全員の自筆の手書き原稿が保存されている。左上:赤塚不二夫、右上:草間彌生、左下:寺山修司、中央:三宅一生、右下:黒柳徹子
<ときの忘れもの の、『アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの』。新聞・雑誌・広告なんかの切り抜きスクラップで埋めつくされていた。それと、雑誌?図録?への寄稿文の生原稿があったけど、その顔ぶれが凄かった
(20221116/あさひやさんのtwitterより)>

展示9 1983年春、亭主は生まれて初めてパスポートを取りウォーホルとの契約のために渡米した。手持ちで運び込んだ「KIKU」連作3点、「LOVE」連作3点、合計1,200枚+α にサインをもらい(何日もかかった)、6月20日に昼のランチを一緒にした。そのときふと思いついてウォーホルに「この作品の制作費は現代版画センターの会員が前金を払ってくれたんだ、彼らにメッセージを欲しい」と頼んだ。ウォーホルが「OK、なんて書けばいいんだ」と聞く。とっさのことだったが「ごきげんよう」と書いてくれと頼んだ。自筆のメッセージを持ち帰り、石田了一さんがシルクスクリーンで刷り上げ前金を払ってくれた53人の会員に贈った。
<旧・現代版画センターが《KIKU》3点を先行予約した53名の会員コレクターに対して、アンディ・ウォーホルが書いた「謝辞」。はじめてみました。「Gokigenyoo」とウォーホルの自筆。1983年6月20日の記述。ときの忘れもので展示中。
花を描きたいというアンディに応えて、複数の桜と菊の写真を提出した中で、「菊は日本の象徴だから」と菊を選んだといわれる。やはり記号としての図像なのだ。そもそも70年大阪万博に出品した《レインマシン》の図像も菊の繰り返しだった。そう考えると様々な憶測をよぶ。
(20221105/森下泰輔さんのfacebookより)>

展示10 上段の写真4点は1983年夏に宇都宮大谷で開催された「巨大地下空間とウォーホル展」の地下会場写真(撮影:村井修)。下段は当時のポスター。

展示11
<集めた記事を壁一面に貼るというのはなかなかpunkぽい空間で良かった。大きな菊の花のシルクスクリーンは1点200万円で既に売約済。そのあたりの価格と記事のスクラップというチープさも現代アートぽさもある。
(yuyuyu3333331さんのinstagramより)>
<今日は、駒込にある、ときの忘れものへアンディ・ウォーホル展を観に行ってきました。栗山豊さんの集めたウォーホルの資料が半端ない😳ウォーホルのKIKUも綺麗で、石田先生がいらした日に伺ったので、ご説明いただけた。ウォーホルのポスターを衝動買いっ。19日(土)まで☺️✨
(20221112/モリヒロミさんのtwitterより)>
<物凄い量の貴重な資料ですね!
多くの方が訪れてくれる様願っています。
今後の取り扱いに期待します。
(1152yukoさんのinstagramより)>

展示12 ウォーホル「KIKU(小)」はカタログに挿入する前のフルマージンの状態です。
<初日に伺った「ときの忘れもの」さんでの「アンディ・ウォーホル展」。最終日も行ってきました。溢れんばかりの資料をゆっくり目にしたかったので。栗山豊さんの熱量、吸い込まれました。ありがとうございました。(20221121/堂森知博さんのtwitterより)>

展示13 3階には1983年当時のポスターを展示。左は「マリリン他(現代版画センター)ポスター」、中央左は「KIKU(現代版画センター)ポスター」、中央右は「渋谷パルコ アンディ・ウォーホル展ポスター」、右壁面には田名網敬一「アンディ・ウォーホル全国展ポスター(現代版画センター)」。1983年6月、渋谷パルコからスタートしたウォーホル全国展は宇都宮市大谷、九州・福岡、北海道・小樽など全国各地、さらに韓国・ソウルでも開催されました。
展示15 左から作家の菅間圭子さん、森下泰輔さん、社長、亭主
<駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて、一風変わった"ウォーホル"展。栗山豊という元祖アンディ"オタク"が蒐集したウォーホルに関する膨大な記事。それらをまるで牛の壁紙みたいに天井にまで届く勢いで貼り尽くしてある。結果、メディア上に現れたウォーホル解釈の考現学みたいな楽しみ方ができる展示となっているのが興味深い。
栗山氏がファクトリーの前に張り込んでようやくショットに成功したというアンディの写真も。それにしても、彼のオタクぶりがスゴイ! 11月19日まで。
既に亡くなったというが、会って話をきいてみたかったな、と。
(20221105/菅間圭子さんのfacebookより)>
展示16 左から都築響一さん、古館厚さん。古館さんは学生時代は無休スタッフ、いまは新潟でお医者さん。
会員制の有料メルマガ「ROADSIDERS' weekly」発行人・都築さんは1983年のアンディ・ウォーホル展を雑誌ブルータスの編集者として取材してくださった数少ない生き証人、今回も「ROADSIDERS' weekly」で大特集、さらにエッセイ「栗山豊によるアンディ・ウォーホル」をご寄稿いただきました。
展示17 左から亭主、社長、インディペンデントキュレーターの中本憲利さん、中井悠さん、粟生田弓さん、尾立麗子
11月9日には東大・中井悠研究室主催による「影響学セミナー ブランドの影響学」が開催され、粟生田弓さんとともに、尾立麗子と綿貫令子が登壇、綿貫不二夫は体調不良でダウン、オンラインでの参加となりました。詳しくは中井悠さんのエッセイをお読みください。
<影響学のウェビナー拝聴させて頂きました。駒込のギャラリー《ときの忘れもの》ディレクター綿貫氏の語るエピソードが、どれも含蓄があって興味深く。時の狭間でこぼれ落ちて行く優れた物を今に繋ぎ止めるのが、展示やアーカイブの役割なんだと感じました。
そして、こちらの展示がなかなか凄そう!本郷から都バスに乗って駒込まで見に行きたいと思います。
(20221109/雑貨屋 Mitte / Gallery Mitteplatzさんのtwitterより)>
展示18 ウォーホル三人衆(宮井陸郎、根本寿幸、栗山豊)のうちただ一人健在なのはギャラリー360°の根本寿幸さん(右)。
展示19 ブログにレビュー「ウォーホルオタク・栗山豊に驚愕!」をご寄稿くださった山下裕二先生と尾立麗子
展示20 まったくの偶然ですが(いや宿命かもしれません)、下記tajiriayakoさんが来廊された数日後に、高田馬場で私設図書館・六月社を主宰していた橋本凌一さん(中央)がひょっこり来廊されました。現代版画センターの創立メンバーにして名付け親です。
<駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて、「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」。壁にびっしりと貼られたチラシや雑誌の切り抜き、ポスターから、80~90年代のアート、デザインの熱量が立ち上ってくる。大量の記事が収められたスクラップをめくっていたら、初めて高田馬場の六月社に行った時に圧倒された感じを思い出した。
せっかく駒込まで来たので寄るぜ東洋文庫ミュージアム。その後適当に入った焼き鳥屋「駒露地」も大変良く満足。金宮のボトルが飲みきれず、はからずもボトルを入れる形になったのでまた行かねばよ。
(tajiriayakoさんのinstagramより)>
展示21 植田実先生、亭主が手にしているのは『アンディ・ウォーホル展 1983~1984』オリジナル版画入りカタログの植田先生の執筆ページ。
展示22 左から石田了一版画工房の大谷京子さん、社長、亭主、石田了一さん。バックは石田さんが刷ったウォーホルの「LOVE」連作。
1983年7月23日「巨大地下空間とウォーホル展」オープニング映像+α
1983年7月に栃木県宇都宮の大谷石採掘場跡で開催された「巨大地下空間とウォーホル展」のオープニング映像と、この展覧会のために現場で刷られた「200人のマリリン」の刷り作業(VTR撮影:石田了一)の様子を収録。
展示23 現代美術のトップコレクターのひとり宮津大輔さん(中央)。
展示24 河合晴生先生(元東京都美術館学芸員)。
・栗田秀法 「現代版画センターの冒険の縮図としての『アンディ・ウォーホル展 1983~1984』図録」
・中谷芙二子 「ウォーホル 東京の夜と朝 」(再録)
・森下泰輔 「私のAndy Warhol体験」
・森下泰輔 「ウォーホルと栗山豊の時代」
・画廊亭主 「アンディ・ウォーホル『KIKUシリーズ』の誕生」
・1983年6月7日 渋谷パルコ「アンディ・ウォーホル展」全国展オープニング
・1983年7月23日 宇都宮大谷「巨大地下空間とウォーホル展」オープニング
・1984年9月1日 韓国ソウルで「アンディ・ウォーホル展」開催
・2012年1月31日 「石岡瑛子さん逝く(私のウォーホル)」
◆「Art Basel in Miami Beach 2022 第32回瑛九展」
2022年11月29日―12月3日
<展示作業終了後、スーパーに寄って、先ほどホテルに戻りました。現在マイアミの時刻は11月27日(日)23時17分です。
今朝ホテルでマット装をしてから、会場のコンベンションセンターに向かいました。
コンベンションセンターが広すぎて(香港とは違って1フロアのみなので)、移動だけでも一苦労です。
他のブースには、ばかでかい木箱がいくつも届いており、業者に展示作業を依頼しているようなところも所々ありました。
ときの忘れものの個展・二人展のセクターは会場の端っこの方ですが、角地で、そんなに悪い場所ではないと思います。
想像よりブースは大きいし、壁は高いしで、小さい作品で壁が埋まるか不安になりましたが、
一つ一つの作品は小さいながらも力があるので、展示終えたら不安は払拭されました。
他のブースはド派手ですが、うちはモノクロームなので、逆に目立つかもしれません。
明日は午前中は行きたい展覧会があるので三人で見に行きます。
夕方に照明調整があるので、夕方会場に入り、最終調整を行う予定です。
(マイアミ・尾立麗子より現地レポート)>


<本日はマット装の展示作業に時間がかかりましたが、加畑さんの用意&梱包が完璧だったので無事終えられました。加畑さんありがとうございました。
郵送した荷物はすべて無事に受け取れました。展示も形になったので明日は照明の調整と最終確認をして明後日のプレビューに備えます。Miami Beach Convention Centerは3年前に見に来たことがありますが、出展者としての会場入りは緊張するものですね。いままで参加したどのフェアよりも壁が厚くて頑丈ですし、フェアスタッフは統一したユニフォームでお洒落ですし、他のギャラリーは巨大な絵画彫刻ばかり持ってきてますし、さすがバーゼル格が違うなと本番前から武者震いしています。
明日はほかの展示を見てから会場入りします。
(マイアミ・松下賢太より現地レポート)>

<Art Basel Miami Beachには毎年来ている方が多いようです。話した方のほとんどの方がNYからいらしており、メトロポリタンの写真担当学芸員はじめの写真関係の方が多かったです。
瑛九を知っている人はほとんどいませんが、中にはArt Basel Hong Kongのうちのブースで瑛九を知ったよというお客様もいらっしゃいました。
フォト・コラージュをご覧になるなり「ダダと関係があるの?」という方が非常に多くいらっしゃいました。
瑛九の作品はサザビーズやクリスティーズに出ているか? という問い合わせがいくつもあり、さすがコレクターは市場を意識しているのだと感じました。
初日から作品も売れ、「So beautiful!」「Stunning!」「Amazing!」「I love it.」とおっしゃっていただき、まずまずのスタートです。
(マイアミ・尾立麗子より現地レポート)>
今回アートバーゼルで展示した作品については、11月30日ブログで大谷省吾先生(東京国立近代美術館副館長)に「新発見の瑛九のフォト・コラージュについて」をご寄稿いただきました。

◆「Tricolore 2022ーハ・ミョンウン・戸村茂樹・仁添まりな」
2022年12月9日―12月23日

<12月17日
山本麻世さんの展示の後、ときの忘れものさん(@Watanuki_Ltd)の"Tricolore 2022 ハ・ミョンウン・戸村茂樹・仁添まりな"へ伺いました‼️
対応してくださったギャラリーの方々が全員が素敵な方で、ハ・ミョンウンさんの事を詳しく教えて頂いただけではなく、話さなくていいこちらのくだらないお話までたくさん聞いて頂きありがとうございました❗️
素敵な時間でした😭
この2つの作品は、ハ・ミョンウンさんの初期の作品だそうです‼️
作風😲
現代アートの潮流を追いかけてはいないとキッパリと言い切られた事、とてもカッコいいなと思いました。現代アートという言葉、好きじゃなくてもいいんだという、得難い気づきがありました。
ハ・ミョンウンさんだけでなく、ときの忘れものさん、素晴らしく最強で最高のギャラリーさんだと思いました。
(20221217/トーキョーブレイニィさんのtwitterより)>

仁添まりな《木の葉虫とビワハゴロモ》

左から戸村茂樹《北緯40度 5》、《北緯40度 6》、《晩冬 3 2013》、《北緯40度 9 》、《北緯40度 10》
沖縄県宜野湾市からいらした上間かな恵先生(佐喜眞美術館学芸員)。
1994年に開館した佐喜眞美術館は内間安瑆先生の作品を所蔵しています。
佐藤研吾さん(左)と、久しぶりにスイスから帰国された杉山幸一郎さん(右)。二人ともときの忘れものが期待する建築家です。
◆「ジョナス・メカス 生誕100年記念上映会」
2022年12月24日

<本日のメインイベントはこちら!ジョナス・メカス 生誕100年記念上映会!@ ときの忘れもの !『SCENES FROM THE LIFE OF ANDY WARHOL』 &『ZEFIRO TORNA 』を観る、我ながらいいクリスマスイブ。
(20221224/シブヤメグミさんのtwitterより)>

<駒込のギャラリー《ときの忘れもの》でジョナス・メカス 生誕100年記念上映会に参加。私が観た回はA.ウォーホール、ジョージ・マチューナス(リトアニア出身でフルクサスの提唱者)に関する映像で、16mmフィルム独特の手ブレや荒い質感を堪能しました。
ジョナス・メカスと縁の深い《ときの忘れもの》には、オーナー綿貫氏宛てのメッセージも飾られていました。所蔵作品群はこちら。
(20221224/雑貨屋 Mitteさんのtwitterより)>
以上、三回にわたり2022年を振り返りました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ときの忘れもの スタッフ一同
昨年末は体調不良と思わぬ訃報もあり、とうとうまとめることができませんでした。
2022年1月~6月までの回顧は12月30日のブログを、
2022年7月~9月までの回顧は12月31日のブログを、ご覧ください。
年を越してしまいましたが、本日は2022年10月~12月を回顧し、来廊者の皆さんの声を可能な限り収録させていただきました。どうぞご了解ください。
◆「第31回瑛九展」
2022年10月7日―10月22日
瑛九展をいままで30回以上開催してきましたが、いろいろな事情で版画(銅版、リトグラフ)の展示は敢えて避けてきました。その事情(悪貨は良貨を駆逐する)については10月4日のブログに書きました。今回は瑛九の親しい方の旧蔵作品をまとめて入手できたので、思い切って版画中心の展示にしました。瑛九の自刷り作品の重要性については10月14日ブログに詳述しましたの。おかげさまで好評でした。

<ときの忘れものへ「第31回瑛九展」を見に行きました。
油彩が見たくて伺ったのですが、エッチングがとても美しく魅力的で、長い間眺めていました。
瑛九、最近気になる作家です。
(20221021/伊藤みどりさんのtwitterより)>
<好きでここしばらく頻繁に足を運んでる本駒込のギャラリー、ときの忘れもので『第31回瑛九展』というのを先日。瑛九というアーティストはよく知らなかったけど、かなり独特のリトグラフやデッサンを楽しんできました。キリコやダリあたりの影響を感じさせる繊細かつ大胆な色彩感覚を持ったそれぞれ、なかなか観応えがあって満足。このギャラリーが推すアーティスト、間違いありません。ときの忘れもの、いつも充実したアート作品が観られるから好きです。スタッフもフレンドリーでみんなアートに造詣が深く、行くといつもいろいろ勉強させてもらえるのもいい。お勧め。
(20221020/小島智さんのfacebookより)>
ROADSIDERS' weeklyの編集発行人・都築響一さん
すべて瑛九の自刷り銅版画。・10月13日ブログに埼玉県立近代美術館の鴫原悠先生に「美術館とコレクション―瑛九を起点にしたコレクション形成について」をご寄稿いただきました。
・10月15日ブログに埼玉県立近代美術館の吉岡知子先生に「埼玉/浦和から瑛九を見つめる」をご寄稿いただきました。
・10月30日ブログに町田市立国際版画美術館の町村悠香先生に「安曇野に内海柳子氏を訪ねて―『内海柳子とデモクラートの作家たち』展報告と作家インタビュー」をご寄稿いただきました。
◆「クボテーって誰? 稀代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」
2022年10月15日―10月29日
社長が世話人の一人でもある久保貞次郎の会が主催した展覧会が六本木で開催され、お手伝いいたしました。
会場はストライプハウスギャラリー
久保貞次郎の会世話人、ボランティアとギャラリー・スタッフの皆さん
地階展示風景・ブログには教え子たちのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」を5回にわたり掲載しました。
久保先生の授業の様子は社長の同級生・北沢長子さんのインタビューをお読みください。
ヘンリー・ミラー「いつも愛を」の前で。川口真寿美さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出~本物を手にする喜び」は10月22日のブログに掲載しました。
靉嘔「透明な波 スリランカ」の前で。榎本エミ子さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出~絵がある家」は10月24日のブログに掲載しました。
靉嘔「Rainbow landscape lithgraph A」の前で。秀坂令子さんは久保先生の秘書をつとめ、会場となったストライプハウスギャラリーの初期スタッフでもあります。秀坂さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」は10月8日のブログに掲載しました。
竹田鎮三郎「思い出のテワンテペック」の前で。藤沼秀子さんのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」は10月21日に「竹田鎮三郎”思い出のテワンテペック”」を、10月29日に「ヘンリー・ミラー」を掲載しました。◆「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
2022年11月4日―11月19日

ウォーホル三人衆(宮井陸郎、根本寿幸、栗山豊)たちのオタクぶりはハンパではなかった。今回の展示は「栗山豊と170人の私のウォーホル」に捧げるオマージュです。

<本日はありがとうございました。
時間外にも関わらず早めていただいたおかげで、いい作品に出会えました。
何より、栗山豊さんのコレクションでの展示が圧巻で、ある意味、コレクション記事(の数)それ自体がポップアートの象徴である、
アンディーウォーホルたる由縁ではないかと感じました。
確かに京セラ美術館における展示も日本由来の貴重な作品が展示されていましたが、
やはり、彼には
Money is Money
It doesn't matter if I've worked hard or easy for it.
I spend it the same.
という言葉が似合います。
栗山豊さんのコレクションは
その言葉の証明であったようにも思います。
(栗山さん自体は真逆の生き方ですが・・・)
戻ってきてからも栗山さんが撮った
ウォーホルのポスターが頭に残っています。
そして何よりもアンディーウォーホル展の
カタログの著名人の手書き原稿が凄かった。
綿貫さんの情熱が引き寄せたのだと思います。
洞窟の展示も実際、見たかったです・・
そんな思いを馳せながら、今日の展示を
振り返っています。訪れる多くの方が
私と同じように、心惹かれる展示だと感じます。
(Dさんからのメールより)>

<私の大好きなアーティストのひとり
アンディ・ウォーホルを心底好き過ぎて
60年代から新聞、雑誌、広告、展覧会の半券、
中には珍しいジャズ喫茶のマッチ箱まで
ウォーホルに関するさまざまな情報を蒐集した男
栗山豊の膨大なウォーホル資料の展覧会です
ギャラリーは元々住宅だったという
駒込にある「ときの忘れもの」
とにかく所狭しと壁に資料が貼られていて
彼が集めた雑誌や書籍も
古本屋さんのように平積みされてます
友だちの家に伺ったような感じで
淹れていただいたお茶を飲みながら
古い展覧会図録のページをめくっているうちに
外は夜の帳に包まれていました~^o^
(20221117/栗村新さんのfacebookより)>

<京都で行われている大回顧展とは異なる、一風変わった《アンディ・ウォーホル展》を駒込・ときの忘れものにて鑑賞。アーティストの栗山豊氏が生前蒐集した、山のようなウォーホル関連資料を一般公開するというもの。右下に置かれているのはご本人の作品集。
(20221120/雑貨屋 Mitteさんのtwitterより)>
<2001年2月22日、まさに14年前にアンディ・ウォーホルが息をひきとったのと同じ日に、ひとりのスーパー・ウォーホル・フリークが真冬の路上で倒れてこの世を去った。
その人の名は栗山豊、享年55歳。怒涛の60年代にアーティストを目指して和歌山から上京し、今はなきお茶の水の文化学院を卒業した栗山は、普段は都会の街角で路行く人に声をかけて似顔絵を描いたり…
看板描きのアルバイトをしたり、時には全国の祭りをまわって食いぶちを稼ぐその日暮らしの自由人、いわゆる当時の流行り言葉でいえばヒッピー、日本語でいうところのフーテンであった。
そんな栗山にはもうひとつの顔があった。ウォーホルを扱った展覧会の図録やポスター、半券はもちろんのこと、ウォーホル関連の書籍、ウォーホルが少しでも載っている雑誌や新聞の切り抜き、…
広告、ビデオ、レコード類、さらにはなかなか手に入らない販促品やウォーホルの絵が勝手に使われているマッチ箱から自身で録画したテレビ番組やテレビCMまで、…
身のまわりで目についたこの世のありとあらゆる「アンディ・ウォーホル」をひとつ残らず徹底的に蒐集しまくる、それが栗山のライフワークだったのだ。
画廊に一歩足を踏み入れた瞬間押し寄せてくる圧倒的な過剰。こんな体験は2018年に川崎市市民ミュージアムで開催された「みうらじゅん展」以来だ。聞けば栗山の父は南方熊楠の弟子だったという。何と!
(20221117/岡田昌浩さんのtwitterより)>

<展覧会:「アンディ・ウォーホル展 史上最強! ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」,11/4-19,日・月・祝休,ときの忘れもの(東京・駒込).街角に立つ似顔絵描き・栗山豊(1946-2001)が収集したアンディ・ウォーホルに関する厖大な各種資料と版画作品の展観.
(中略)
展示された資料の量に圧倒されてすこし疲れながら,いろいろと思い出してたのしい時間でした.
(20221105/嶋﨑吉信さんのfacebookより)>
<アンディ・ウォーホル展@ときの忘れもの。ガチオタ栗山豊の収集品が溢れかえるやばい空間。11.19まで。
「2001年2月22日史上最強のウォーホル・ウォッチャーだった栗山豊が死んだ。(略)ウォーホルの命日に死ぬなんて栗山らしいが、死ぬ少し前、60年代から蒐集した膨大なウォーホル資料を『綿貫さんが持っていた方が生きるから』と私に託していった」
(20221105/KNMさんのtwitterより)>
<栗山豊さんの事を初めて知りました。素晴らしい方がいらっしゃったんですね。
良い人を知れました。ありがとうございます。
(20221105/あたらし りょうこ(元ryoheifg) さんのtwitterより)>
<ときの忘れもの-アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの-
膨大な日本におけるウォーホル受容史の貴重な資料! 栃木県大谷石の地下空間でのウォーホル展の写真、記録映像も見せてもらう。市民レベルで如何にウォーホルが受け入れられ、時には拒絶されたかが雑誌、新聞など美術書とは違う視点から知ることができる。そしてポスター類も凄かった。田名網敬一さんデザインのウォーホル展ポスターが素晴らしかったな。大変面白い展示でした。ブリロのニュースを見て、更にこの資料の数々を見ると、日本人のアート観って何十年も変わらないんだなと軽く絶望できる
(20221105/石川さんのtwitterより)>
<開催前に入らせてもらったけど、故・栗山豊さんがアンディ・ウォーホルに関するあらゆる情報をマジで片っ端から集めた資料を展示する超絶企画
東京国立近代美術館で長期開催できるレベルだし、研究者とか泣いて喜ぶと思う
(20221102/鈴木耀さんのtwitterより)>

<これはすごい。
メカスのビデオテープが2個並んでて負けた笑
「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
(20221105/メロウ*ライクさんのtwitterより)>
<喉から手が出るほど行きたすぎる
(20221029/どうしよう@yukata257さんのtwitterより)>

<本郷の「ときの忘れものギャラリー」を訪ねた。「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」という特殊な展覧会が開催されている。栗山豊というストリート似顔絵画家が収集したウォーホルの資料を全面的に紹介。
今回の『アンディ・ウォーホル展』は路上で行き倒れに近い形で亡くなった栗山豊の展覧会と言っても過言ではない。館内は壁という壁が至る所栗山が集めた雑誌、新聞のウォーホル関連記事のコピーで埋め尽くされ異常な雰囲気を醸し出している。(ちなみに栗山の命日は2月22日、奇しくもウォーホルと同じ)
京都で現在、本邦初公開の作品を含む大規模なウォーホル展が開催されていると聞く。しかし、この小さな展覧会も見逃せない。
このギャラリーの主催者である綿貫さんを遅ればせながら、そして不遜ながら、しばらく観察したいと思った。
(20221105/近藤正司さんのfacebookより)>

<またウォーホル関連の展示で、先日は本駒込のときの忘れもので『アンディ・ウォーホル展・史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの』なんてのを観る。栗山豊さんという熱心なウォーホル・ファンが集めた、ウォーホルを取り上げた雑誌記事etc.の展示だけど、興味深いものが多く点数もかなりあって、観応えたっぷり。エスクワイアだとかスタジオ・ヴォイスなんて懐かしい雑誌も置かれてて、じっくり堪能してきました。いつもここは2~30分で観終えるけど、この日は全部観るのに1時間以上かかってしまった。でもウォーホル支持者、相変わらず多いみたいですね。皆さんもよろしければ。
http://www.tokinowasuremono.com/tenr.../izen/tk2211/348.html
このギャラリー、やることがいつもユニークで好きです。当分通い続けるだろうな。
(20221116/小島智さんのfacebookより)>

<ときの忘れものギャラリーのアンディ・ウォーホル展、行きました。展示スペースはコンパクトなのでお忙しい方でも全て見て回れると思います。古い雑誌等の資料は観覧可で、じっくり見ることも可。スタッフさんに程よくほっといて頂けて居心地良かったです。
これらの資料を収集した故栗山豊さんの著書等に触れられたのも良かった。入手困難だろうから。
まったく存じませんが、似顔絵を生業として自由闊達に生きた方のようですね。自分も一無名の表現者として強く惹かれるものがある。シンパシー?自己を重ねて見てるのかも。
(20221115/ポップ&ビネガーさんのtwitterより)>
<初日にお伺いしたけれど、もう一度、足を運びたいぐらい。栗山豊の熱量✕その熱量を引き出したアンディ・ウォーホル。さらには、その時代の熱量までもが湧き上がってる展示。
(20221115/堂森知博さんのtwitterより)>

<ウォーホル展に行く。
地元で開催しているデカいやつではない。
勤務先から普段とは逆方向、駒込にむかう。バスで10分、雰囲気はいい。個人宅件事務所の一部を展示スペースにして、なんと無料で公開されている。
アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの
11月4日(金)~11月19日(土) 11:00-19:00 日・月・祝日休廊
@文京区本駒込 ときの忘れもの
この展覧会については都築響一さんのメルマガで知ったが、栗山豊さんは長いこと銀座の街角の似顔絵やさんをされていて、21年前に大好きだったウォーホルの命日と同じ日付(2/22)に亡くなっている。これだけでもすごいが、今回の展覧会の主役となっている数冊のファイルを遺している。そこにはぎっしりと、ウォーホルについての60年代末から90年代までのありとあらゆる記事が収められている。ウォーホルを扱うテレビ番組の載った新聞番組表まで含む。それらをカラーコピーして壁一面に貼り付けてある。展覧会ではもちろんファイルも開いて参照できるが、壁を埋め尽くしているコピーに視線を沿わせていくのがいい。すると複製というものについて考えさせられる。一般に、どんな作品であっても、それが複製されて様々なメディアにのっていく、そして人々は、本物よりも、複製に親しんでいく。ここにある無数の切り抜き記事、それもまた自分の作品の一部と、ウォーホルなら考えたことだろう。ウォーホルらしい展覧会とも言える。
栗山さんの手書きによる『アンディ・ウォーホル年譜』ではじめて知ったが、両親は、スロヴァキアから、大戦への徴兵と戦争状態を避けるため米国へ移民している。戦争の引き起こした移動の果てに生まれた子だったのだ。ディアスポラとアートの関わりも語れるだろう。
(20221104/土肥 秀行さんのfacebookより)>

<六義園とセットで初訪問。
狭いながらも多層構造で通路壁なども作品展示場所になっている。
本展時は作品密度が濃くて見応えがあった。
(20221115/shige_artさんのtwitterより)>
<これはよかった。
すごいものを見た。
(20221119/passerbyさんのtwitterより)>

<ときの忘れもの の、『アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの』。新聞・雑誌・広告なんかの切り抜きスクラップで埋めつくされていた。それと、雑誌?図録?への寄稿文の生原稿があったけど、その顔ぶれが凄かった
(20221116/あさひやさんのtwitterより)>

<旧・現代版画センターが《KIKU》3点を先行予約した53名の会員コレクターに対して、アンディ・ウォーホルが書いた「謝辞」。はじめてみました。「Gokigenyoo」とウォーホルの自筆。1983年6月20日の記述。ときの忘れもので展示中。
花を描きたいというアンディに応えて、複数の桜と菊の写真を提出した中で、「菊は日本の象徴だから」と菊を選んだといわれる。やはり記号としての図像なのだ。そもそも70年大阪万博に出品した《レインマシン》の図像も菊の繰り返しだった。そう考えると様々な憶測をよぶ。
(20221105/森下泰輔さんのfacebookより)>


<集めた記事を壁一面に貼るというのはなかなかpunkぽい空間で良かった。大きな菊の花のシルクスクリーンは1点200万円で既に売約済。そのあたりの価格と記事のスクラップというチープさも現代アートぽさもある。
(yuyuyu3333331さんのinstagramより)>
<今日は、駒込にある、ときの忘れものへアンディ・ウォーホル展を観に行ってきました。栗山豊さんの集めたウォーホルの資料が半端ない😳ウォーホルのKIKUも綺麗で、石田先生がいらした日に伺ったので、ご説明いただけた。ウォーホルのポスターを衝動買いっ。19日(土)まで☺️✨
(20221112/モリヒロミさんのtwitterより)>
<物凄い量の貴重な資料ですね!
多くの方が訪れてくれる様願っています。
今後の取り扱いに期待します。
(1152yukoさんのinstagramより)>

<初日に伺った「ときの忘れもの」さんでの「アンディ・ウォーホル展」。最終日も行ってきました。溢れんばかりの資料をゆっくり目にしたかったので。栗山豊さんの熱量、吸い込まれました。ありがとうございました。(20221121/堂森知博さんのtwitterより)>

展示15 左から作家の菅間圭子さん、森下泰輔さん、社長、亭主<駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて、一風変わった"ウォーホル"展。栗山豊という元祖アンディ"オタク"が蒐集したウォーホルに関する膨大な記事。それらをまるで牛の壁紙みたいに天井にまで届く勢いで貼り尽くしてある。結果、メディア上に現れたウォーホル解釈の考現学みたいな楽しみ方ができる展示となっているのが興味深い。
栗山氏がファクトリーの前に張り込んでようやくショットに成功したというアンディの写真も。それにしても、彼のオタクぶりがスゴイ! 11月19日まで。
既に亡くなったというが、会って話をきいてみたかったな、と。
(20221105/菅間圭子さんのfacebookより)>
展示16 左から都築響一さん、古館厚さん。古館さんは学生時代は無休スタッフ、いまは新潟でお医者さん。会員制の有料メルマガ「ROADSIDERS' weekly」発行人・都築さんは1983年のアンディ・ウォーホル展を雑誌ブルータスの編集者として取材してくださった数少ない生き証人、今回も「ROADSIDERS' weekly」で大特集、さらにエッセイ「栗山豊によるアンディ・ウォーホル」をご寄稿いただきました。
展示17 左から亭主、社長、インディペンデントキュレーターの中本憲利さん、中井悠さん、粟生田弓さん、尾立麗子11月9日には東大・中井悠研究室主催による「影響学セミナー ブランドの影響学」が開催され、粟生田弓さんとともに、尾立麗子と綿貫令子が登壇、綿貫不二夫は体調不良でダウン、オンラインでの参加となりました。詳しくは中井悠さんのエッセイをお読みください。
<影響学のウェビナー拝聴させて頂きました。駒込のギャラリー《ときの忘れもの》ディレクター綿貫氏の語るエピソードが、どれも含蓄があって興味深く。時の狭間でこぼれ落ちて行く優れた物を今に繋ぎ止めるのが、展示やアーカイブの役割なんだと感じました。
そして、こちらの展示がなかなか凄そう!本郷から都バスに乗って駒込まで見に行きたいと思います。
(20221109/雑貨屋 Mitte / Gallery Mitteplatzさんのtwitterより)>
展示18 ウォーホル三人衆(宮井陸郎、根本寿幸、栗山豊)のうちただ一人健在なのはギャラリー360°の根本寿幸さん(右)。
展示19 ブログにレビュー「ウォーホルオタク・栗山豊に驚愕!」をご寄稿くださった山下裕二先生と尾立麗子
展示20 まったくの偶然ですが(いや宿命かもしれません)、下記tajiriayakoさんが来廊された数日後に、高田馬場で私設図書館・六月社を主宰していた橋本凌一さん(中央)がひょっこり来廊されました。現代版画センターの創立メンバーにして名付け親です。<駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて、「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」。壁にびっしりと貼られたチラシや雑誌の切り抜き、ポスターから、80~90年代のアート、デザインの熱量が立ち上ってくる。大量の記事が収められたスクラップをめくっていたら、初めて高田馬場の六月社に行った時に圧倒された感じを思い出した。
せっかく駒込まで来たので寄るぜ東洋文庫ミュージアム。その後適当に入った焼き鳥屋「駒露地」も大変良く満足。金宮のボトルが飲みきれず、はからずもボトルを入れる形になったのでまた行かねばよ。
(tajiriayakoさんのinstagramより)>
展示21 植田実先生、亭主が手にしているのは『アンディ・ウォーホル展 1983~1984』オリジナル版画入りカタログの植田先生の執筆ページ。
展示22 左から石田了一版画工房の大谷京子さん、社長、亭主、石田了一さん。バックは石田さんが刷ったウォーホルの「LOVE」連作。1983年7月23日「巨大地下空間とウォーホル展」オープニング映像+α
1983年7月に栃木県宇都宮の大谷石採掘場跡で開催された「巨大地下空間とウォーホル展」のオープニング映像と、この展覧会のために現場で刷られた「200人のマリリン」の刷り作業(VTR撮影:石田了一)の様子を収録。
展示23 現代美術のトップコレクターのひとり宮津大輔さん(中央)。
展示24 河合晴生先生(元東京都美術館学芸員)。・栗田秀法 「現代版画センターの冒険の縮図としての『アンディ・ウォーホル展 1983~1984』図録」
・中谷芙二子 「ウォーホル 東京の夜と朝 」(再録)
・森下泰輔 「私のAndy Warhol体験」
・森下泰輔 「ウォーホルと栗山豊の時代」
・画廊亭主 「アンディ・ウォーホル『KIKUシリーズ』の誕生」
・1983年6月7日 渋谷パルコ「アンディ・ウォーホル展」全国展オープニング
・1983年7月23日 宇都宮大谷「巨大地下空間とウォーホル展」オープニング
・1984年9月1日 韓国ソウルで「アンディ・ウォーホル展」開催
・2012年1月31日 「石岡瑛子さん逝く(私のウォーホル)」
◆「Art Basel in Miami Beach 2022 第32回瑛九展」
2022年11月29日―12月3日
<展示作業終了後、スーパーに寄って、先ほどホテルに戻りました。現在マイアミの時刻は11月27日(日)23時17分です。今朝ホテルでマット装をしてから、会場のコンベンションセンターに向かいました。
コンベンションセンターが広すぎて(香港とは違って1フロアのみなので)、移動だけでも一苦労です。
他のブースには、ばかでかい木箱がいくつも届いており、業者に展示作業を依頼しているようなところも所々ありました。
ときの忘れものの個展・二人展のセクターは会場の端っこの方ですが、角地で、そんなに悪い場所ではないと思います。
想像よりブースは大きいし、壁は高いしで、小さい作品で壁が埋まるか不安になりましたが、
一つ一つの作品は小さいながらも力があるので、展示終えたら不安は払拭されました。
他のブースはド派手ですが、うちはモノクロームなので、逆に目立つかもしれません。
明日は午前中は行きたい展覧会があるので三人で見に行きます。
夕方に照明調整があるので、夕方会場に入り、最終調整を行う予定です。
(マイアミ・尾立麗子より現地レポート)>


<本日はマット装の展示作業に時間がかかりましたが、加畑さんの用意&梱包が完璧だったので無事終えられました。加畑さんありがとうございました。
郵送した荷物はすべて無事に受け取れました。展示も形になったので明日は照明の調整と最終確認をして明後日のプレビューに備えます。Miami Beach Convention Centerは3年前に見に来たことがありますが、出展者としての会場入りは緊張するものですね。いままで参加したどのフェアよりも壁が厚くて頑丈ですし、フェアスタッフは統一したユニフォームでお洒落ですし、他のギャラリーは巨大な絵画彫刻ばかり持ってきてますし、さすがバーゼル格が違うなと本番前から武者震いしています。
明日はほかの展示を見てから会場入りします。
(マイアミ・松下賢太より現地レポート)>

<Art Basel Miami Beachには毎年来ている方が多いようです。話した方のほとんどの方がNYからいらしており、メトロポリタンの写真担当学芸員はじめの写真関係の方が多かったです。瑛九を知っている人はほとんどいませんが、中にはArt Basel Hong Kongのうちのブースで瑛九を知ったよというお客様もいらっしゃいました。
フォト・コラージュをご覧になるなり「ダダと関係があるの?」という方が非常に多くいらっしゃいました。
瑛九の作品はサザビーズやクリスティーズに出ているか? という問い合わせがいくつもあり、さすがコレクターは市場を意識しているのだと感じました。
初日から作品も売れ、「So beautiful!」「Stunning!」「Amazing!」「I love it.」とおっしゃっていただき、まずまずのスタートです。
(マイアミ・尾立麗子より現地レポート)>
今回アートバーゼルで展示した作品については、11月30日ブログで大谷省吾先生(東京国立近代美術館副館長)に「新発見の瑛九のフォト・コラージュについて」をご寄稿いただきました。
◆「Tricolore 2022ーハ・ミョンウン・戸村茂樹・仁添まりな」
2022年12月9日―12月23日

<12月17日山本麻世さんの展示の後、ときの忘れものさん(@Watanuki_Ltd)の"Tricolore 2022 ハ・ミョンウン・戸村茂樹・仁添まりな"へ伺いました‼️
対応してくださったギャラリーの方々が全員が素敵な方で、ハ・ミョンウンさんの事を詳しく教えて頂いただけではなく、話さなくていいこちらのくだらないお話までたくさん聞いて頂きありがとうございました❗️
素敵な時間でした😭
この2つの作品は、ハ・ミョンウンさんの初期の作品だそうです‼️
作風😲
現代アートの潮流を追いかけてはいないとキッパリと言い切られた事、とてもカッコいいなと思いました。現代アートという言葉、好きじゃなくてもいいんだという、得難い気づきがありました。
ハ・ミョンウンさんだけでなく、ときの忘れものさん、素晴らしく最強で最高のギャラリーさんだと思いました。
(20221217/トーキョーブレイニィさんのtwitterより)>

仁添まりな《木の葉虫とビワハゴロモ》

沖縄県宜野湾市からいらした上間かな恵先生(佐喜眞美術館学芸員)。1994年に開館した佐喜眞美術館は内間安瑆先生の作品を所蔵しています。
佐藤研吾さん(左)と、久しぶりにスイスから帰国された杉山幸一郎さん(右)。二人ともときの忘れものが期待する建築家です。◆「ジョナス・メカス 生誕100年記念上映会」
2022年12月24日

<本日のメインイベントはこちら!ジョナス・メカス 生誕100年記念上映会!@ ときの忘れもの !『SCENES FROM THE LIFE OF ANDY WARHOL』 &『ZEFIRO TORNA 』を観る、我ながらいいクリスマスイブ。
(20221224/シブヤメグミさんのtwitterより)>

<駒込のギャラリー《ときの忘れもの》でジョナス・メカス 生誕100年記念上映会に参加。私が観た回はA.ウォーホール、ジョージ・マチューナス(リトアニア出身でフルクサスの提唱者)に関する映像で、16mmフィルム独特の手ブレや荒い質感を堪能しました。
ジョナス・メカスと縁の深い《ときの忘れもの》には、オーナー綿貫氏宛てのメッセージも飾られていました。所蔵作品群はこちら。
(20221224/雑貨屋 Mitteさんのtwitterより)>
以上、三回にわたり2022年を振り返りました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ときの忘れもの スタッフ一同
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