私たちが靉嘔先生のアトリエに初めてうかがったのは1974年3月の末、冷たい北風が吹く日でした。最寄り駅の売店で買った新聞に香月泰男先生の訃報が載っていたことを思い出します(実は香月先生も口説く予定でした)。
それから半世紀、靉嘔先生は今もお元気に活躍されています。
ときの忘れものの取り扱い作家たちの中でもっとも早い時期からご参加いただいたのが靉嘔先生です。
今回のアートフェアアジア福岡2025にはアクリルや版画作品などを出品します。
《母の花III》
靉嘔
《母の花III》
1995
カンヴァスにアクリル
72.8×60.7cm(F20)
サインあり
1979年6月8日 瑛九展レセプション会場にて。左から杉田正臣さん(瑛九の兄)、郡司君さん(ぐんじ きみ、瑛九の姉)、谷口都さん(瑛九夫人)、靉嘔先生(48歳)。
「現代美術の父 瑛九展」
会期:1979年6月8日~20日
会場:小田急グランドギャラリー
東京・新宿小田急百貨店本館11階
靉嘔 Ay-O
《虹花》
1995
カンヴァスにアクリル
53.0×65.0cm(F15)
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
2024年6月19日 ときの忘れもの(駒込)にて、靉嘔先生(93歳)と松下賢太
◆【アートフェアアジア福岡2025】
ときの忘れものは、福岡で9月に開催される「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」に出展いたします。
ときの忘れものは今年で30周年を迎えます。福岡では開廊当初から扱ってきた作家をいくつかのテーマに分けてご紹介いたします。
日本の近現代美術史に大きな足跡を残した瑛九のフォト・デッサンや版画、松本竣介の素描を展示します。
音楽・詩・美術・映画などの領域を飛び越えた芸術運動「フルクサス」からは、女性アーティスト・塩見允枝子の新作エディションをはじめ、虹の作家として知られる靉嘔や、「日記映画」の創始者ジョナス・メカスの作品もご覧いただきます。
「具体美術協会」で活躍した元永定正の版画もご紹介。
また、当方の柱である建築家の作品では、九州に多くの建築を遺した磯崎新の版画と、大阪万博で活躍中の佐藤研吾の立体を展示します。
【アートフェアアジア福岡2025】
会期:2025年9月26日(金)~ 9月28日(日)
VIP View: 9/25(木)※招待者のみ
一般公開: 9/26(金) 11:00 – 19:00
9/27(土) 11:00 – 19:00
9/28(日) 11:00 – 18:00
会場:マリンメッセ福岡 B館(福岡県福岡市博多区沖浜町2−1)
ブース番号: W01
出品作家:松本竣介、瑛九、瀧口修造、靉嘔、塩見允枝子、磯崎新、ジョナス・メカス、元永定正、佐藤研吾
●ときの忘れものの建築空間(阿部勤 設計)についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
靉嘔作品

コメント