不景気で大変な時期ですが、こういうときこそ新たなチャンスもきっとあるに違いありません。
亭主の来し方をふりかえってもバブルのときに雨後の筍のようにあちらこちらに出来たギャラリーの多くが今はもうない。
それに比して、不景気のときにスタートしたギャラリーはそれより落ちようがないからしぶとく(着実に)生き抜いているようです(潰れた亭主が言うのもなんですが)。
前置きはさておき、ときの忘れもののお客様がご実家をできればギャラリーに貸したいとおっしゃっています。
銀座線「末広町」駅から徒歩2分の交通至便の場所。
ギャラリーを開業したい方、移転をお考えの方、どうぞ物件の詳細はコチラをご覧ください。

話しかわって、少し前になりますが、ジョナス・メカスさんのファンであるOさん(通称トゥルーリ・オカモチェク)からメカスさんの近況をお知らせいただきました。
先ずは、Oさんのメールからご紹介しましょう。

****************
●第一信
ごぶさたしてしまってすみません。
トゥルーリ・オカモチェクです。

震災と原発事故、まだ落ち着かない日々が続きます。
貴画廊も大変だったと思いますが、
みなさんの無事を祈りつつ。。。

こんななか、友人のグラフィックデザイナー柿木原政広と作っているRoccaが、New York ADCのシルバープライズと、One Showのメリット賞を受賞しました。
(柿木原は、静岡市立美術館の仕事で、One Showのペンシル賞も受賞)

というわけで、明後日5/7からニューヨークに行ってきます。
メカスさんにも会ってくる予定です。
(セバスチャンはグルジアに行っていて会えないのですが、
 「話しておくので、父に直接連絡をとって」とメールがきました)

セバスチャンのメールに、こうありました。
>Here in New York we've been so moved by the beautiful courage of theJapanese people during these hard times.
>Keep going, and keep doing what you're doing…

歩き続けましょう。

帰国したら、またメールします。
ではでは!

●第二信
こんにちは。トゥルーリです。
ニューヨークで、すばらしい時を過ごして東京に戻ってきました。
201105撮影メカスさんにもお会いしました。
晴れ渡った空のブルックリンで。
その時の様子は、Roccaのブログサイトに近日中にアップしたいと思います。
アップしたら、また連絡しますね。

そして、メカスさんから、おみやげをいただきました。

6月、ベルリンで新作映画を公開されるそうなのですが、
その映画のDVD(!)です。
映画のタイトルは『Sleepless Night Stories』。
上映時間は110分です。

それでは、また。

●第三信
メカスさん宅訪問記、まずは第一弾をアップしました。

****************
ということで、メカスさんの近況をご覧ください。

メカスさんと綿貫2006年
2005年10月 於:ときの忘れもの
亭主とジョナス・メカスさん

ときの忘れもののエディション『版画掌誌』とコレクションからメカス作品をご紹介します。
版画掌誌5号表紙600
版画掌誌第5号
A版=126,000円(メカス2点+日和崎尊夫2点、計4点入り)
B版=73,500円(メカス1点+日和崎尊夫2点、計3点入り)

ジョナス・メカス版画掌誌シルク
『版画掌誌 第5号』挿入作品
ジョナス・メカス『わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター』
2005年 シルクスクリーン
26.0×20.0cm Ed.70部
作家自筆サイン、及び限定番号を記入、
本誌・A版とB版に挿入

ジョナス・メカス版画掌誌5号作品Bジョナス・メカス
『リキテンスタインのモデル』
2005年 Type C-Print
24.4×18.9cm Ed.20部
作家自筆サイン、及び限定番号を記入、
本誌・A版-Bにのみ挿入

ジョナス・メカス版画掌誌5号作品Aジョナス・メカス
『ジプシーの予言』
2005年 Type C-Print
24.5×12.5cm Ed.15部
作家自筆サイン、及び限定番号を記入、
本誌・A版-Aにのみ挿入

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メカス「ウォーホル」
ジョナス・メカス 《Andy Warhol at Montauk, 1971
2000 Type C-Print
30.5x20.2cm Ed.10
作家自筆サイン、及び限定番号を記入

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから