生誕100年!植田正治のつくりかた
UEDA SHOJI 100th anniversary

会期:2013年10月12日(土)~2014年1月5日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
【監修】金子隆一(写真史家、東京都写真美術館専門調査員)
【協力】植田正治事務所
先日「生誕100年! 植田正治のつくりかた」の内覧会に出席してきました。
装い新になった東京ステーションギャラリーに入るとエレベーターで3階へと導かれ、植田正治の写真の世界を見ていきます。
壁はレンガなのですが、そのレンガの印象がひかえめで、展示の仕方もなんだか素敵でした。
被写体があっちを向いていたりこっちを向いていたり、手や足はポーズをとっており、そして口をキュッと結んだ表情がとてもいい。どれもユーモアのある写真ばかりです。
3階の展示を見ただけでものすごい満足感にひたりながら、八角形の廻り階段で2階へとおりました。この階段、少しおりては踊り場、また少しおりては踊り場なので、足元に気をつけることに集中し、頭や心が切り替えられてとてもいい空間だなと感じました。
2階には《パパとママとコドモたち》が展示されていました。この作品は何度か目にしてきましたが、私はやっぱりこれが一番好きです。それぞれの好きなものと家族、それぞれの立ち位置と向いている方向、そして植田さんの表情、最高の写真です。壁に書かれてある長女・和子さんがこの写真を撮った日の回想文を読むと、植田正治さんって優しくて無邪気なパパだったんだろうな~そして素敵な家族だな~と、とても微笑ましい気持ちになりました。
最後の作品を見終わり扉を出ると、アトリウムに出てしまいました。一瞬ここはどこ?と不安な気持になりましたが、下を覗くと人々が行き交い、反対側にギャラリーの入口が見えます。そして、左側に見えるミュージアムショップに行き、中を通り抜けて(ここで息子にカメラのおもちゃを買って)1階におりるとギャラリーの1階受付に着きました。このギャラリー一体どうなっているんだろう?自分のいる位置が把握できない面白いつくりです。
こんなにたくさんの植田正治作品を見られた悦びを感じながら帰路につきました。
(おだちれいこ)


展覧会カタログ『植田正治のつくりかた』
-------------------------
鳥取の植田正治美術館でも「子どもたちの時間 植田正治とロベール・ドアノー」展が10月5日~11月30日の会期で開催されています。


画廊コレクションから植田正治作品をいくつかご紹介します。
植田正治 Shoji UEDA
〈砂丘モード〉より《砂丘D》
1989年
ゼラチンシルバープリント
25.0x23.3cm
サインあり
植田正治 Shoji UEDA
〈童暦〉シリーズより《白い道》
1955年-1970年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.1×31.2cm

植田正治 Shoji UEDA
シリーズ〈幻視遊間〉より《作品》
1992年 C-print
35.7×43.0cm
Ed.3
サインあり

植田正治 Shoji UEDA
《作品》
1950年頃
ゼラチンシルバープリント
(ヴィンテージ)
17.2×25.6cm
サインあり

植田正治 Shoji UEDA
《砂丘人物》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
26.7×23.7cm
サインあり
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UEDA SHOJI 100th anniversary

会期:2013年10月12日(土)~2014年1月5日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
【監修】金子隆一(写真史家、東京都写真美術館専門調査員)
【協力】植田正治事務所
先日「生誕100年! 植田正治のつくりかた」の内覧会に出席してきました。
装い新になった東京ステーションギャラリーに入るとエレベーターで3階へと導かれ、植田正治の写真の世界を見ていきます。
壁はレンガなのですが、そのレンガの印象がひかえめで、展示の仕方もなんだか素敵でした。
被写体があっちを向いていたりこっちを向いていたり、手や足はポーズをとっており、そして口をキュッと結んだ表情がとてもいい。どれもユーモアのある写真ばかりです。
3階の展示を見ただけでものすごい満足感にひたりながら、八角形の廻り階段で2階へとおりました。この階段、少しおりては踊り場、また少しおりては踊り場なので、足元に気をつけることに集中し、頭や心が切り替えられてとてもいい空間だなと感じました。
2階には《パパとママとコドモたち》が展示されていました。この作品は何度か目にしてきましたが、私はやっぱりこれが一番好きです。それぞれの好きなものと家族、それぞれの立ち位置と向いている方向、そして植田さんの表情、最高の写真です。壁に書かれてある長女・和子さんがこの写真を撮った日の回想文を読むと、植田正治さんって優しくて無邪気なパパだったんだろうな~そして素敵な家族だな~と、とても微笑ましい気持ちになりました。
最後の作品を見終わり扉を出ると、アトリウムに出てしまいました。一瞬ここはどこ?と不安な気持になりましたが、下を覗くと人々が行き交い、反対側にギャラリーの入口が見えます。そして、左側に見えるミュージアムショップに行き、中を通り抜けて(ここで息子にカメラのおもちゃを買って)1階におりるとギャラリーの1階受付に着きました。このギャラリー一体どうなっているんだろう?自分のいる位置が把握できない面白いつくりです。
こんなにたくさんの植田正治作品を見られた悦びを感じながら帰路につきました。
(おだちれいこ)


展覧会カタログ『植田正治のつくりかた』-------------------------
鳥取の植田正治美術館でも「子どもたちの時間 植田正治とロベール・ドアノー」展が10月5日~11月30日の会期で開催されています。


画廊コレクションから植田正治作品をいくつかご紹介します。
植田正治 Shoji UEDA〈砂丘モード〉より《砂丘D》
1989年
ゼラチンシルバープリント
25.0x23.3cm
サインあり
植田正治 Shoji UEDA〈童暦〉シリーズより《白い道》
1955年-1970年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.1×31.2cm

植田正治 Shoji UEDA
シリーズ〈幻視遊間〉より《作品》
1992年 C-print
35.7×43.0cm
Ed.3
サインあり

植田正治 Shoji UEDA
《作品》
1950年頃
ゼラチンシルバープリント
(ヴィンテージ)
17.2×25.6cm
サインあり

植田正治 Shoji UEDA
《砂丘人物》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
26.7×23.7cm
サインあり
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