よっしゃ!!>(野口琢郎さんのtwitterより)

【速報】「art on paper」3日目、僕のドローイングが2枚、売れました!ニューヨーク在住の音楽家ご夫婦とビジネスマンのご夫婦。いやはや、ホント嬉しいご縁です。これから最終日のための配置替えをして、祝杯を挙げに行きます。
今まで個展で作品を買ってもらったことはありますが、アートフェアでは、僕のことを全く知らない人がその場でただ作品だけを見て、気に入って、購入してくれるので、なんだか特別嬉しい。僕も、これでアメリカにコレクターとのご縁ができた。
>(光嶋裕介さんのtwitterより)

このブログが公開される頃にはニューヨークのArt on Paperも終了しているはず。野口さんと光嶋さんの三日目のつぶやきからは初挑戦で手ごたえをつかんだ高揚感が伝わってきます(つぶやき方に二人の個性の違いが如実に出ていますね)。
正式なレポートは帰国後に新澤に書く予定ですが、応援してくださった皆様には心より感謝いたします。
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さて、ときの忘れものは明日から「小野隆生コレクション展」を開催します。
会期:2017年3月7日[火]―3月25日[土] *日・月・祝日休廊

201703_ONO


岩手県に生まれた小野隆生は、1971年イタリアに渡ります。国立ローマ中央修復研究所絵画科を卒業し、1977~1985年にイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技法を習得しました。
1976年洲之内徹の主宰する銀座・現代画廊で初個展を開催。
1993年資生堂ギャラリー[椿会展]に出品。
敬愛するペルジーノのゆかりの町にアトリエを構え、「ライバルは500年前のルネサンスの画家たち」との揺るぎない精神でテンペラ画手法による肖像画の制作を続けています。
2008年池田20世紀美術館で「描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動 30年」 を開催しました。
その作品は、岩手県立美術館宮城県美術館池田20世紀美術館資生堂アートハウスなどに収蔵されています。
ホームページには50点以上のリストを掲載しましたが(もっとあります)、もちろん会場の制約で全部はとても展示できません。
本展では、1970年代の初期作品から2000年代の近作まで、油彩・テンペラ・素描など約15点を選びご覧いただきます。
同時期に開催されるアートフェア東京にも大作を出品しますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

ono_vermeer小野隆生
《剽窃断片図(フェルメール)》
1976年
油彩、キャンバス
33.0×24.3cm
サインあり


ono_takuboku小野隆生
《肖像図 啄木》
1970年代
油彩、キャンバス
33.5×24.0cm
サインあり


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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆ときの忘れものは東京・有楽町駅前の東京国際フォーラムで開催される「アートフェア東京 2017」に出展します。
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会期:2017年3月16日[木]~3月19日[日]
※プレビュー:3月16日[木]
会場:東京国際フォーラム
公式サイト:Art fair Tokyo 2017
出品:堀尾貞治六角鬼丈小野隆生秋葉シスイ松本竣介瑛九オノサト・トシノブ植田正治瀧口修造

小野男小野女

左)小野隆生《船が見える場所 I》
2008年 テンペラ・画布 170.0×60.0cm サインあり
右)小野隆生《船が見える場所 II》
2008年 テンペラ・画布 170.0×60.0cm サインあり

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