小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」第5回
駒込にも秋がやってきました。でも、すぐにどこかに行きました。大好きな詩に「病める秋」というアポリネールの詩があり、それを毎年秋が来ると読み直すのですが、今年は本を探す時間もないほどの早さで、秋が去って行った気がします。「せっかちな秋」という詩を書きたくなるほどです。「秋だなぁ」としみじみするような日は、数日もなかったように思います。とはいうものの、冬も好きです。特に秋から冬に移る狭間の、あの空気の冴えわたる感じが好きです。夜なんか無意味に散歩したくなるほどです。駒込は散歩が気持ちいい町です。六義園やお寺なども多く、緑が残っています。そうかと思うと、活気のある商店街があり、おいしい珈琲屋さんがあり。古本屋も一応あり。
11月はおかげ様で仕入れの多い月でした。毎週休日返上でお客様のお宅へ伺い、買取をさせていただきました。新刊の入荷も多く、狭い店内が、さらに狭く…。そんな沢山の入荷の中から、今月も2冊ご紹介させていただきます。
まずは、古書でこんな本。

『誰も書かなかったソ連』は、著者の三年間のモスクワ暮らしを綴り、「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した作品です。今年は「ロシア革命100周年」ということで、ロシア革命やソ連に関する著作がたくさん出版されています。そんな中で当店に入荷したのが、この本。古書でも人気のある「ソ連もの」です。内容は、当時は謎に包まれた国でもあったソ連の庶民の生活や文化を、著者の体験談として語っていて読ませます。いま読むとノンフィクションというよりは、エッセイに近い読み心地です。ただ、あとがきの最後に「この本を世に送るにあたって、一つだけ気がかりなのは、モスクワで私と交友関係にあったソ連市民に、いわれのない迷惑をかけはしないか、ということだ。私の書いたことは、ソ連の新聞や町の中での見聞をもとにしたもので、ソ連市民から直接提供された話は一つもないということを、最後におことわりしておく。」と、わざわざ書いているところが、当時のソ連の底知れぬ怖さを感じさせます。
巻末に載っているソ連の69年当時の物価表がまた面白い。

この物価表(丁寧に日本円での換算も載っています)を読むためだけでも、この本は買いです。さらに、この可愛らしい装幀と装画は、堀内誠一さん。買いです。
可愛らしい本と言えば、今月の新刊の中で最も可愛かった本は、こちら。

辻山良雄『365日のほん』(河出書房新社)荻窪の人気書店「Title」の店主がセレクトした365冊。辻山さんはWEBで毎日一冊の本を紹介しているのですが、それとは別に新たに書き直した紹介文で、この本をめくっているとどれも読みたくなるので不思議です。

しかも、基本的には新刊として今でも流通している本を選んでおり、読みたいと思ったらすぐに書店で買える!というのが、ブックガイドとしても気が利いています。
本書の刊行記念で、青いカバにて辻山さんのトークイベントも開催予定。2017年締めくくりのイベントです。
(おくに たかし)
■小国貴司 Takashi OKUNI
「BOOKS青いカバ」店主。学生時代より古書に親しみ、大手書店チェーンに入社後、店長や本店での仕入れ・イベント企画に携わる。書店退職後、新刊・古書を扱う書店「BOOKS青いカバ」を、文京区本駒込にて開業。
●今日のお勧め作品は、山本容子です。
山本容子
「walking worker warhol」
1982年
エッチング
イメージサイズ:44.7×60.0cm
シートサイズ:57.5×76.0cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆今夜12月5日(火)21:55~22:00 BSフジ『ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~』に光嶋裕介さんが出演します。
◆ときの忘れものは「ART MIAMI 2017」に出展します。

会期:2017年12月5日[火]~10日[日]
ブースナンバー:A428
◆埼玉県立近代美術館の広報紙 ZOCALO の12月-1月号が発行され、次回の企画展「版画の景色 現代版画センターの軌跡」が特集されています。館内で無料配布しているほか、HPからもご覧いただけます。
◆ときの忘れものは「WARHOL―underground america」を開催します。
会期=2017年12月12日[火]―12月28日[木] ※日・月・祝日休廊

1960年代を風靡したアングラという言葉は、「アンダーグラウンドシネマ」という映画の動向を指す言葉として使われ始めました。ハリウッドの商業映画とはまったく異なる映像美を目指したジョナス・メカスやアンディ・ウォーホルの映画をいちはやく日本に紹介したのが映画評論家の金坂健二でした。金坂は自身映像作家でもあり、また多くの写真作品も残しました。没後、忘れられつつある金坂ですが、彼の撮影したウォーホルのポートレートを展示するともに、著書や写真集で金坂の疾走した60~70年代を回顧します。
会期中毎日15時よりメカス映画「this side of paradise」を上映します
1960年代末から70年代始め、暗殺された大統領の未亡人ジャッキー・ケネディがモントークのウォーホルの別荘を借り、メカスに子供たちの家庭教師に頼む。週末にはウォーホルやピーター・ビアードが加わり、皆で過ごした夏の日々、ある時間、ある断片が作品には切り取られています。60~70年代のアメリカを象徴する映像作品です。(予約不要、料金500円はメカスさんのNYフィルム・アーカイブスに送金します)。
●書籍のご案内

版画掌誌第5号
オリジナル版画入り美術誌
特集1/ジョナス・メカス
特集2/日和崎尊夫
B4判変形(32.0×26.0cm) シルクスクリーン刷り
A版ーA : 限定15部 価格:120,000円(税別)
A版ーB : 限定20部 価格:120,000円(税別)
B版 : 限定35部 価格:70,000円(税別)
『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別) *送料250円
*『瀧口修造展 I』及び『瀧口修造展 II』図録も好評発売中です。
『安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言』
2017年11月
日経アーキテクチュア(編)
B5判、352ページ
価格:2,700円(税別) *送料:250円
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。
ときの忘れもので扱っています。
国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展―挑戦―」は20万人を突破、会期も残り僅かです(12月18日[月]まで)。
展覧会については「植田実のエッセイ」と「光嶋裕介のエッセイ」を、「番頭おだちのオープニング・レポート」と合わせ読みください。
ときの忘れものでは1984年以来の安藤忠雄の版画、ドローイング作品をいつでもご覧になれます。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

◆ときの忘れもののブログは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
・大竹昭子のエッセイ「迷走写真館 一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・frgmメンバーによるエッセイ「ルリユール 書物への偏愛」は毎月3日の更新です。
・小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・関根伸夫のエッセイ「〈発想〉について[再録]」は毎月12日の更新です。
・野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」は毎月17日の更新です。
・小林紀晴のエッセイ「山の記憶」は毎月19日の更新です。
・清家克久のエッセイ「瀧口修造を求めて」は毎月20日の更新です。
・小林美香のエッセイ「写真集と絵本のブックレビュー」は毎月25日の更新です。
・スタッフSの「海外ネットサーフィン」は毎月26日の更新です。
・森本悟郎のエッセイ「その後」は毎月28日の更新です。
・笹沼俊樹のエッセイ「現代美術コレクターの独り言」はしばらく休載します。
・大野幸のエッセイ<ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサート>は随時更新します。
・植田実のエッセイ「美術展のおこぼれ」は、更新は随時行います。
同じく植田実のエッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」と合わせお読みください。
「本との関係」などのエッセイのバックナンバーはコチラです。
・中村茉貴のエッセイ「美術館に瑛九を観に行く」は随時更新します。
・飯沢耕太郎のエッセイ「日本の写真家たち」は英文版とともに随時更新します。
・深野一朗のエッセイは随時更新します。
・「久保エディション」(現代版画のパトロン久保貞次郎)は随時更新します。
・藤本貴子のエッセイ「建築圏外通信」は終了しました。
・森下隆のエッセイ「鎌鼬美術館——秋田県羽後町田代に開館」は終了しました。
・芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」は終了しました。
・夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」は終了しました。
・普後均のエッセイ「写真という海」は終了しました。
・八束はじめ・彦坂裕のエッセイ「建築家のドローイング」(再録)は終了しました。
・光嶋裕介のエッセイ「和紙に挑む」は終了しました。
・石原輝雄のエッセイ「マン・レイへの写真日記」は終了しました(時々番外編あり)。
・荒井由泰のエッセイ「いとしの国ブータン紀行」は終了しました。
・森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」は終了しました。
・「殿敷侃の遺したもの」はゆかりの方々のエッセイや資料を随時紹介します。
・「オノサト・トシノブの世界」は円を描き続けた作家の生涯と作品を関係資料や評論によって紹介します。
・「瀧口修造の世界」は造形作家としての瀧口の軌跡と作品をテキストや資料によって紹介します。
土渕信彦のエッセイ「瀧口修造とマルセル・デュシャン」、「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
・「関根伸夫ともの派」はロスアンゼルスで制作を続ける関根伸夫と「もの派」について作品や資料によって紹介します。
・「現代版画センターの記録」は随時更新します。
今までのバックナンバーの一部はホームページに転載しています。
駒込にも秋がやってきました。でも、すぐにどこかに行きました。大好きな詩に「病める秋」というアポリネールの詩があり、それを毎年秋が来ると読み直すのですが、今年は本を探す時間もないほどの早さで、秋が去って行った気がします。「せっかちな秋」という詩を書きたくなるほどです。「秋だなぁ」としみじみするような日は、数日もなかったように思います。とはいうものの、冬も好きです。特に秋から冬に移る狭間の、あの空気の冴えわたる感じが好きです。夜なんか無意味に散歩したくなるほどです。駒込は散歩が気持ちいい町です。六義園やお寺なども多く、緑が残っています。そうかと思うと、活気のある商店街があり、おいしい珈琲屋さんがあり。古本屋も一応あり。
11月はおかげ様で仕入れの多い月でした。毎週休日返上でお客様のお宅へ伺い、買取をさせていただきました。新刊の入荷も多く、狭い店内が、さらに狭く…。そんな沢山の入荷の中から、今月も2冊ご紹介させていただきます。
まずは、古書でこんな本。

『誰も書かなかったソ連』は、著者の三年間のモスクワ暮らしを綴り、「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した作品です。今年は「ロシア革命100周年」ということで、ロシア革命やソ連に関する著作がたくさん出版されています。そんな中で当店に入荷したのが、この本。古書でも人気のある「ソ連もの」です。内容は、当時は謎に包まれた国でもあったソ連の庶民の生活や文化を、著者の体験談として語っていて読ませます。いま読むとノンフィクションというよりは、エッセイに近い読み心地です。ただ、あとがきの最後に「この本を世に送るにあたって、一つだけ気がかりなのは、モスクワで私と交友関係にあったソ連市民に、いわれのない迷惑をかけはしないか、ということだ。私の書いたことは、ソ連の新聞や町の中での見聞をもとにしたもので、ソ連市民から直接提供された話は一つもないということを、最後におことわりしておく。」と、わざわざ書いているところが、当時のソ連の底知れぬ怖さを感じさせます。
巻末に載っているソ連の69年当時の物価表がまた面白い。

この物価表(丁寧に日本円での換算も載っています)を読むためだけでも、この本は買いです。さらに、この可愛らしい装幀と装画は、堀内誠一さん。買いです。
可愛らしい本と言えば、今月の新刊の中で最も可愛かった本は、こちら。

辻山良雄『365日のほん』(河出書房新社)荻窪の人気書店「Title」の店主がセレクトした365冊。辻山さんはWEBで毎日一冊の本を紹介しているのですが、それとは別に新たに書き直した紹介文で、この本をめくっているとどれも読みたくなるので不思議です。

しかも、基本的には新刊として今でも流通している本を選んでおり、読みたいと思ったらすぐに書店で買える!というのが、ブックガイドとしても気が利いています。
本書の刊行記念で、青いカバにて辻山さんのトークイベントも開催予定。2017年締めくくりのイベントです。
(おくに たかし)
■小国貴司 Takashi OKUNI
「BOOKS青いカバ」店主。学生時代より古書に親しみ、大手書店チェーンに入社後、店長や本店での仕入れ・イベント企画に携わる。書店退職後、新刊・古書を扱う書店「BOOKS青いカバ」を、文京区本駒込にて開業。
●今日のお勧め作品は、山本容子です。
山本容子「walking worker warhol」
1982年
エッチング
イメージサイズ:44.7×60.0cm
シートサイズ:57.5×76.0cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆今夜12月5日(火)21:55~22:00 BSフジ『ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~』に光嶋裕介さんが出演します。
◆ときの忘れものは「ART MIAMI 2017」に出展します。

会期:2017年12月5日[火]~10日[日]
ブースナンバー:A428
◆埼玉県立近代美術館の広報紙 ZOCALO の12月-1月号が発行され、次回の企画展「版画の景色 現代版画センターの軌跡」が特集されています。館内で無料配布しているほか、HPからもご覧いただけます。
◆ときの忘れものは「WARHOL―underground america」を開催します。
会期=2017年12月12日[火]―12月28日[木] ※日・月・祝日休廊

1960年代を風靡したアングラという言葉は、「アンダーグラウンドシネマ」という映画の動向を指す言葉として使われ始めました。ハリウッドの商業映画とはまったく異なる映像美を目指したジョナス・メカスやアンディ・ウォーホルの映画をいちはやく日本に紹介したのが映画評論家の金坂健二でした。金坂は自身映像作家でもあり、また多くの写真作品も残しました。没後、忘れられつつある金坂ですが、彼の撮影したウォーホルのポートレートを展示するともに、著書や写真集で金坂の疾走した60~70年代を回顧します。
会期中毎日15時よりメカス映画「this side of paradise」を上映します
1960年代末から70年代始め、暗殺された大統領の未亡人ジャッキー・ケネディがモントークのウォーホルの別荘を借り、メカスに子供たちの家庭教師に頼む。週末にはウォーホルやピーター・ビアードが加わり、皆で過ごした夏の日々、ある時間、ある断片が作品には切り取られています。60~70年代のアメリカを象徴する映像作品です。(予約不要、料金500円はメカスさんのNYフィルム・アーカイブスに送金します)。
●書籍のご案内

版画掌誌第5号
オリジナル版画入り美術誌
特集1/ジョナス・メカス
特集2/日和崎尊夫
B4判変形(32.0×26.0cm) シルクスクリーン刷り
A版ーA : 限定15部 価格:120,000円(税別)
A版ーB : 限定20部 価格:120,000円(税別)
B版 : 限定35部 価格:70,000円(税別)
『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別) *送料250円
*『瀧口修造展 I』及び『瀧口修造展 II』図録も好評発売中です。
『安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言』2017年11月
日経アーキテクチュア(編)
B5判、352ページ
価格:2,700円(税別) *送料:250円
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。
ときの忘れもので扱っています。
国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展―挑戦―」は20万人を突破、会期も残り僅かです(12月18日[月]まで)。
展覧会については「植田実のエッセイ」と「光嶋裕介のエッセイ」を、「番頭おだちのオープニング・レポート」と合わせ読みください。
ときの忘れものでは1984年以来の安藤忠雄の版画、ドローイング作品をいつでもご覧になれます。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

◆ときの忘れもののブログは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
・大竹昭子のエッセイ「迷走写真館 一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・frgmメンバーによるエッセイ「ルリユール 書物への偏愛」は毎月3日の更新です。
・小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・関根伸夫のエッセイ「〈発想〉について[再録]」は毎月12日の更新です。
・野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」は毎月17日の更新です。
・小林紀晴のエッセイ「山の記憶」は毎月19日の更新です。
・清家克久のエッセイ「瀧口修造を求めて」は毎月20日の更新です。
・小林美香のエッセイ「写真集と絵本のブックレビュー」は毎月25日の更新です。
・スタッフSの「海外ネットサーフィン」は毎月26日の更新です。
・森本悟郎のエッセイ「その後」は毎月28日の更新です。
・笹沼俊樹のエッセイ「現代美術コレクターの独り言」はしばらく休載します。
・大野幸のエッセイ<ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサート>は随時更新します。
・植田実のエッセイ「美術展のおこぼれ」は、更新は随時行います。
同じく植田実のエッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」と合わせお読みください。
「本との関係」などのエッセイのバックナンバーはコチラです。
・中村茉貴のエッセイ「美術館に瑛九を観に行く」は随時更新します。
・飯沢耕太郎のエッセイ「日本の写真家たち」は英文版とともに随時更新します。
・深野一朗のエッセイは随時更新します。
・「久保エディション」(現代版画のパトロン久保貞次郎)は随時更新します。
・藤本貴子のエッセイ「建築圏外通信」は終了しました。
・森下隆のエッセイ「鎌鼬美術館——秋田県羽後町田代に開館」は終了しました。
・芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」は終了しました。
・夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」は終了しました。
・普後均のエッセイ「写真という海」は終了しました。
・八束はじめ・彦坂裕のエッセイ「建築家のドローイング」(再録)は終了しました。
・光嶋裕介のエッセイ「和紙に挑む」は終了しました。
・石原輝雄のエッセイ「マン・レイへの写真日記」は終了しました(時々番外編あり)。
・荒井由泰のエッセイ「いとしの国ブータン紀行」は終了しました。
・森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」は終了しました。
・「殿敷侃の遺したもの」はゆかりの方々のエッセイや資料を随時紹介します。
・「オノサト・トシノブの世界」は円を描き続けた作家の生涯と作品を関係資料や評論によって紹介します。
・「瀧口修造の世界」は造形作家としての瀧口の軌跡と作品をテキストや資料によって紹介します。
土渕信彦のエッセイ「瀧口修造とマルセル・デュシャン」、「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
・「関根伸夫ともの派」はロスアンゼルスで制作を続ける関根伸夫と「もの派」について作品や資料によって紹介します。
・「現代版画センターの記録」は随時更新します。
今までのバックナンバーの一部はホームページに転載しています。
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