ときの忘れものはNYのArt on paperに出展します。
art on paperロゴ
会期=2018年3月8日[木]~3月11日[日]
VIPプレビュー:2018年3月8日(木)
一般公開:2018年3月9日(金)~10日(日)
会場:Pier 36, NYC
ときの忘れものブースナンバー:513
公式サイト:http://thepaperfair.com/ny

出品作家:瑛九瀧口修造マン・レイ安藤忠雄磯崎新光嶋裕介ル・コルビュジエ野口琢郎木原千春堀尾貞治、料治幸子

昨年に引き続き、ニューヨークで開催されるArt on Paperに出展します。
Art on Paperは紙物に限定した作品の出品が許されるアートフェアです。会場はLower East Sideにある倉庫街だそうです。
同時期にニューヨーク最大のアートフェアの一つThe Armory ShowやVOLTA NY、SCOPE Art Shows、Independent Art Fair、Spring Break Art Showなど数多く開催されます。
12月のマイアミと同様、この時期に合わせて世界中からコレクターが集まり、街全体で盛り上がっていることでしょう。
17_プレビュー風景2昨年のオープニング

昨年は作家の光嶋裕介さんと野口琢郎さん、ときの忘れものスタッフの新澤と松下の男四人で行きました。(エンパイアーステートビルの展望台で男四人が肩組んでいる写真がものすごく濃すぎて脳裏に焼き付いています)
光嶋さんと野口さんの作品が売れ、いい出会いもあったようで、まずまずの結果だったので今年も出展することに決めました。
昨年はドローイングと版画、写真を展示しましたが、写真はスルーされたようで(写真を展示しているところはほとんどなかったそう)、今回は写真を外し、ドローイングを中心に版画も展示します。
前回はあれもこれもと欲張って作品を展示しすぎたので、今回は絞りたかったのですが・・・無理でした。

今回の出品作品は以下の通りです。
瑛九のフォトデッサン、瀧口修造のドローイングとデカルコマ二ー、マン・レイのドローイング、安藤忠雄のドローイング、磯崎新の版画、光嶋祐介の新作和紙ドローイング、野口琢郎の新作箔画、ル・コルビュジエの版画、木原千春の新作ドローイング、堀尾貞治のドローイング、料治幸子の新作ドローイングです。また、昨年のArt on Paperで意気投合した光嶋さんと野口さんのコレボレーションの作品もご覧いただきます。
出品作家は11名なので、展示の数を絞りながら、品良く美しく見えるようにしたいと思います。

会場には、作家の光嶋裕介さん、野口琢郎さん、木原千春さんの3名が遠征してくださり、スタッフは新澤と秋葉、そして私尾立です。
それでは、行って参ります!!

おだちれいこ

qei_photodessin-hukituke瑛九

v-09瀧口修造

manray_44マン・レイ

andou_13_beneton_i安藤忠雄

isozaki_20_moca_3磯崎新

15_koshima_ulf2017光嶋裕介

1_frontル・コルビュジエ

azure_600野口琢郎>

03_frog木原千春

CIMG9785堀尾貞治


花4_600料治幸子

◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
現代版画センターと「ときの忘れもの」については1月16日のブログをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログは、ときの忘れもので扱っています。
埼玉チラシメカス600現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年の11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。

【担当学芸員によるギャラリー・トーク】
日時:3月10日 (土) 15:00~15:30
場所:2階展示室
費用:企画展観覧料が必要です。
【トークイベント】ウォーホルの版画ができるまで―現代版画センターの軌跡
日時:3月18日 (日) 14:00~16:30
第1部:西岡文彦 氏(伝統版画家 多摩美術大学教授)、聞き手:梅津元(当館学芸員)
第2部:石田了一 氏(刷師 石田了一工房主宰)、聞き手:西岡文彦 氏
場所:2階講堂
定員:100名 (当日先着順)/費用:無料
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○<埼玉県立近代美術館「版画の景色」行ってきた。幅広く作品数も多く楽しかった。そもそも、版画とは何か?すら考えたことなかったので帰宅したら、復習してみる。
(20180302/大越千尋さんのtwitterより)>

○<版画の景色 現代版画センターの軌跡がすごく良かった! 靉嘔さんの作品がいまの私にすごく刺さりました。
現代版画センターというこんな刺激的な会社がかつて存在していたという事実を知って胸がドキドキした

(20180302/CATBIRDさんのtwitterより)>

○<版画の奥深さを楽しみました。
埼玉県立近代美術館

(20180302/のりぞう2さんのtwitterより)>

西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色が始まりました(1月24日、2月14日、3月14日の全3回の予定です)。草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半~トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。

光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について(1月28日ブログ)

荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て(1月31日ブログ)

スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)

毎日新聞2月7日夕刊の美術覧で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しに<「志」追った運動体>とあります。

倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)

嶋﨑吉信さんのエッセイ~「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)

大谷省吾さんのエッセイ~「版画の景色-現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)

植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回(3月4日ブログ)

塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87~95ページにかけて特集しています。

○月刊誌『建築ジャーナル2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しには<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>とあります。

○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号1983年のウォーホル全国展が紹介されています。

○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。

現代版画センターエディションNo.287  磯崎新「内部風景 I」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
20180306磯崎新
「内部風景 I ストン・ボロウ邸―ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン」
1979年
アルフォト
80.0×60.0cm
Ed.8 Singed

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パンフレット_05
出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄

◆ときの忘れものは「植田正治写真展ー光と陰の世界ーPart Ⅱ」を開催します。
201803_UEDA
会場1:ときの忘れもの
2018年3月13日[火]―3月31日[土] 11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊(但し3月25日[日]は開廊)

昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代~80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。

●書籍・カタログのご案内
表紙植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録
2018年3月8日刊行
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円

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植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円

●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
20170707_abe06新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。