1月23日NYの自宅で亡くなったジョナス・メカスさん(96歳)を偲ぶトークイベント「メカスさんを語る」を2月21日に開催しました。
講師の3人はいずれもメカスさんを知り、その著作の出版に尽力されてきた方々です。
飯村昭子(フリージャーナリスト、『メカスの映画日記』『メカスの難民日記』の翻訳者)
木下哲夫(メカス日本日記の会、『ジョナス・メカス―ノート、対話、映画』の翻訳者)
植田実(住まいの図書館編集長、『メカスの映画日記』の装丁者)

当日の様子は後日スタッフSがレポートしますが、昔の資料を見ていたら、メカスさんのインタビュー記事を見つけました(といっても亭主が発行していた機関誌のもの)。

私たちがメカスさんを初めて日本にお招きしたのは1983年秋でした。
当時60歳のメカスさんにインタビューした記事を現代版画センター機関誌より再録します。

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『Ed 101号』41ページ、1984年4月1日・現代版画センター発行

19831201原美術館レセプション
1983年12月1日 品川・原美術館にて
アメリカ現代版画と写真展ージョナス・メカスと26人の仲間たちー」オープニング
右から、原俊夫館長、ジョナス・メカスさん

ジョナス・メカスさん_600初来日から22年後の2005年10月14日「ジョナス・メカス展」のオープニングの夜、
左から、植田実先生、「メカスの映画日記」を手にするジョナス・メカスさん、詩人の吉増剛造先生、メカスさんの詩集の翻訳者・村田郁夫さん。
この夜の宴については原茂さんのエッセイ「天使の謡う夜に」をお読みください。

0909-04ジョナス・メカス
「ジョナス・メカス」
CIBA print
35.4x27.5cm
サインあり
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2月19日 井戸沼紀美「東京と京都で Sleepless Nights Stories 上映会」
2月16日 佐伯誠「その人のこと、少しだけ_追憶のジョナス・メカス」
2月13日 「メカスさんの版画制作」
2月6日 井戸沼紀美「メカスさんに会った時のこと」
2月4日 植田実『メカスの映画日記 ニュー・アメリカン・シネマの起源1959―1971』
2月2日 初めてのカタログ
1月28日 木下哲夫さんとメカスさん


◆ときの忘れものは3月下旬の<アートバーゼル香港2019>に初出展し、「瑛九展」を開催します。
basel19会期:2019年3月27日(水)-31日(日)
会場:Convention & Exhibition Centre, HK
ときの忘れものブースナンバー:3D27
公式サイト:https://www.artbasel.com/hong-kong/
海外で瑛九の個展が開催されるのは今回が初めてです。

●瑛九の資料・カタログ等については1月11日ブログ「瑛九を知るために」をご参照ください。
・現在、各地の美術館で瑛九作品が展示されています。
埼玉県立近代美術館:「特別展示:瑛九の部屋」で120号の大作「田園」を公開、他に40点以上の油彩、フォトデッサン、版画他を展示(4月14日まで)。
横浜美術館:「コレクション展『リズム、反響、ノイズ』」で「フォート・デッサン作品集 眠りの理由」(1936年)より6点を展示(3月24日まで)。
宮崎県立美術館<瑛九 -宮崎にて>で120号の大作「田園 B」などを展示(4月7日まで)。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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