皆様、こんにちわ
スタッフMです。
ときの忘れものでは、現在「ジョナス・メカス展」を開催中です。
観覧をご希望の方は前日までにメールにてご予約ください。
アポイント制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日12:00~18:00となります。

さて、本日はときの忘れものが発行した『版画掌誌ときの忘れもの 第5号』をご紹介いたします。
ジョナス・メカス作品と日和崎尊夫作品を挿入した大型美術誌です。

『版画掌誌ときの忘れもの 第5号』には4種のバージョンがあり、それぞれ挿入されている作品と限定部数が異なります。

A版-A(限定15部、メカス2点+日和崎2点、計4点入り)
A版-B(限定20部、メカス2点+日和崎2点、計4点入り)
B版(限定35部、メカス1点+日和崎2点、計3点入り)
C版(限定300部、日和崎1点入り)



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テキスト執筆
特集1/ジョナス・メカス:ジョナス・メカスヴィートウタス・ランズベルギス(翻訳:木下哲夫)
特集2/日和崎尊夫:谷川渥日和崎尊夫(再録)

DSC_0286『版画掌誌第5号』 左からB版、A版-B、A版-A

A-A
出品No.23「版画掌誌第5号 A版-A」(限定15部)
1)ジョナス・メカスの写真「ジプシーの予言」1点
2)ジョナス・メカスのシルクスクリーン「わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター」1点
3)日和崎尊夫の木口木版『たがねの花』1点
4)日和崎尊夫の木口木版『殖』1点
計4点挿入


A-B
出品No.24「版画掌誌第5号 A版-B」(限定20部)
1)ジョナス・メカスの写真「リキテンスタインのモデル」1点
2)ジョナス・メカスのシルクスクリーン「わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター」1点
3)日和崎尊夫の木口木版『たがねの花』1点
4)日和崎尊夫の木口木版『殖』1点
計4点挿入


B
出品No.25「版画掌誌第5号 B版」(限定35部)
1)ジョナス・メカスのシルクスクリーン「わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター」1点
2)日和崎尊夫の木口木版『たがねの花』1点
3)日和崎尊夫の木口木版『殖』1点
計3点挿入


C
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「版画掌誌第5号 C版」(限定300部)
1)日和崎尊夫の木口木版『殖』1点
計1点挿入


<作品の詳細>
18-3◆A版-Aに挿入
ジョナス・メカス
「ジプシーの予言」
"the gypsy told me
the gypsy read it from the cards
the gypsy told me
I'll have a big journey and I'll find myself beyond the sea"
2005年
イメージサイズ:24.5×12.5cm
シートサイズ:30.5×24.5cm
Ed.15 signed

18-4◆A版-Bに挿入
ジョナス・メカス
「リキテンスタインのモデル」
"Roy Lichtenstein’s model….
Filmed at Andy Warhol’s studio, December 15,1976.From the film,
He Stands in a Desert Counting the Seconds of His Life"
2005年
イメージサイズ:24.4×18.9cm
シートサイズ:30.5×24.5cm
Ed.20 signed

18-2◆A版-A,◆A版-B,◆B版のすべてに挿入
ジョナス・メカス
「わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター」
2005年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:26.0×20.0cm
シートサイズ:32.0×51.5cm
Ed.70 signed

syoku日和崎尊夫『殖』
レゾネNo.337(1995年 高知県立美術館・渋谷区立松濤美術館)
原版制作=1972年
摺り=1978年
技法=木口木版
制作部数=現代版画センターの1978年度プレミアム作品として2500部摺られた。作品右下に摺り込みサイン(Takao Hiwasaki)。頒布済みのものと未頒布の大半に限定番号が記入されたが、一部は番号未記入のまま残された。保存されていた370部を譲り受け、本誌A版・B版、及び分冊として刊行したC版に挿入した。
イメージ・サイズ=7.8×8.5cm
用紙サイズ=16.0×15.4cm
用紙=雁皮鳥の子紙
摺り=五所菊雄

tagane日和崎尊夫『たがねの花』
レゾネNo.384(1995年 高知県立美術館・渋谷区立松濤美術館)
制作・摺り=1978年
技法=木口木版
制作部数=現代版画センター(1974~1985)のエディション作品として限定175部制作された(他に若干のA.P.)。鉛筆で作品左下に限定番号と制作年('78)が、中央に題名(たがねの花)、右下にサイン(Takao Hiwasaki)が自筆で記入されている。
用紙右下に現代版画センターのエンボス。同センターの会員に頒布されたが、その後未頒布のまま保存されていた番号入り70部を現所蔵者より譲り受け、本誌A版とB版に挿入した。挿入した作品の限定番号は以下の通りである。
94/175~124/175、126/175~133/175、135/175~165/175
イメージ・サイズ=7.2×11.2cm
用紙サイズ=24.2×30.2cm
用紙=雁皮鳥の子紙摺り+新鳥の子紙による裏打ち
摺り=五所菊雄

20200827ジョナス・メカス展 展示風景 (21)
ジョナス・メカス展では、版画掌誌に挿入されているメカス作品3点を額装して展示しています。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
(スタッフM)

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「ジョナス・メカス展」を開催中です(予約制/WEB展)。
会期=2020年8月28日[金]―9月12日[土]*日・月・祝日休廊

メカス展DM
昨2019年1月23日に96歳で亡くなったジョナス・メカスさんが1980年代から精力的に取り組んだ<フローズン・フィルム・フレームズ=静止した映画>シリーズに焦点をあて写真、版画など25点を展観します。出品作品の詳細は8月27日ブログに掲載しました
※予約制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日12:00~18:00となります。
※観覧をご希望の方は前日までにメール、電話にてご予約ください。

●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。