中村哲医師とペシャワール会を支援する5月頒布会
中村哲先生2019年12月4日中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられました(享年73)。ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受けましたが、中村医師のあとを村上優会長が引き継ぎ、灌漑事業などの継続に全力を挙げています。
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明細表2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、先月4月は1点が購入され代金15,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2021年5月7日現在で3,699,736円となりました。

ご支援を心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」という中村哲医師の言葉をかみしめ、ささやかですが今後もペシャワール会への支援を続けてまいります。

「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
 締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
 全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
売却代金は全額をペシャワール会に送金します

今月5月と来月6月のペシャワール会支援頒布会は東京と京都で開催される「さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち」に因んだ出品内容です。
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残念なことに板橋区立美術館はコロナウイルス禍で臨時休館中ですが、担当学芸員の弘中智子さんのエッセイをぜひお読みください。

今月と来月6月のペシャワール会支援作品は、ときの忘れもののコレクションから戦時下の前衛画家、オノサト・トシノブ福沢一郎難波田龍起古沢岩美松本竣介たちの作品や稀少画集を出品します。
また希望者には板橋区立美術館の『さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち』展招待券をプレゼントいたします。奮ってご参加ください。


100)オノサト・トシノブ《A.S.-13》
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オノサト・トシノブ《A.S.-13》
1982年
シルクスクリーン
イメージサイズ:20.0x20.0cm
Ed. 150
サインあり
画像の額付き


101)福沢一郎《ベールをかぶった女》
101)福沢一郎《ベールをかぶった女》 
福沢一郎《ベールをかぶった女》
1958年
リトグラフ
イメージサイズ:24.0×17.5cm
シートサイズ:38.0×28.0cm
Ed.100
サインあり
※『福沢一郎全版画集』(玲風書房 2002年)No.15
※刷り:女屋勘左衛門
※別途9,900円(税込)で額装も可能です


102)難波田龍起《海の生物》
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難波田龍起 Tatsuoki NAMBATA
《海の生物》
1978年
エッチング・アクアチント
20.0×15.0cm
Ed.75
サインあり
※レゾネNo.74
画像の額付き

購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料は一律1,500円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料をお見積りいたします。
*締め切りは5月15日(土)19時です。
当選のお知らせは18日(火)以降になり、その後の発送作業については、ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、お時間がかかりますことを予めご承知ください。

●展覧会のご紹介
板橋と京都で「さまよえる絵筆 東京・京都 戦時下の前衛画家たち
東京会期=3月27日(土)より5月23日(日)
東京会場=板橋区立美術館
京都会期= 6 月 5 日(土)~ 7 月 25 日(日)
京都会場=京都府京都文化博物館
池袋のアトリエ村、通称「池袋モンパルナス」の最盛期は、1930 年代後半から 40 年代の戦争を挟む日本の転換期でもあります。ここには、靉光や麻生三郎、寺田政明、吉井忠をはじめとする画家たちがアトリエ兼住居を構え、さらに松本竣介や京都に暮らす北脇昇、小牧源太郎も訪れ、新しい美術の動きが生まれつつありました。彼らの多くはシュルレアリスムなどの前衛絵画を標榜し、切磋琢磨しながら作品を発表しています。しかし、戦争が激化すると絵画表現に対しても規制が行われるようになり、影響は作品にも及びました。そのような状況の中で西洋古典絵画を思わせる技法で描かれた人物画や静物画、東洋・日本の線描を取り入れた作品、京都の龍安寺の石庭や各地の仏像を描いた作品などが展覧会で発表されます。これらの作品は、戦時下に前衛画家たちが西洋や東洋・日本の伝統的な技法やモチーフに立ち戻ることで自身の立ち位置を確認しつつ、時代のリアルな感覚を伝えているように見えます。本展では、戦時下に前衛画家たちがそれぞれに現実を見つめ、描いた作品を当時の資料と共に展示いたします。東京・京都ふたつの都市で育まれた前衛絵画の戦時下の流れを再確認できるでしょう。

●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。