小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」
第7回 Nishi shinjuku


明治時代の地図を見れば、この辺りは沼地だったようだ。
三方をコンクリートに囲まれ、当時の面影はほぼ残っていないはずだ。
それでも水は忘れない。
高いところから、低い方へ流れ続けることを。
--------
小林紀晴
《Nishi shinjuku 01》
《Nishi shinjuku 02》
共に2017年撮
ゼラチンシルバープリント
11x14inch
Ed.20
(こばやし きせい)
■小林紀晴 Kisei KOBAYASHI(1968-)
1968年長野県生まれ。
東京工芸大学短期大学部写真科卒業。
新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1997年に「ASIAN JAPANES」でデビュー。1997年「DAYS ASIA》で日本写真協会新人賞受賞。2000年12月 2002年1月、ニューヨーク滞在。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆などボーダレスに活動中。写真集に、「homeland」、「Days New york」、「SUWA」、「はなはねに」などがある。他に、「ASIA ROAD」、「写真学生」、「父の感触」、「十七歳」など著書多数。
◆小林さんが平凡社より新著「見知らぬ記憶」を刊行されました。
小林 紀晴著
出版年月: 2018/01
出版社: 平凡社
判型・ページ数: 4-6 224ページ
記憶の襞に隠れた過去が、ふとした瞬間に蘇り、時空を超えて往還し、別の様相をおびて未来を予言する。そこにはいつも写真が……。
『ASIAN JAPANESE』から二十余年、著者の新境地。
本体: 1,800円+税
*画廊亭主敬白
初夏のような日差しがと思ったのも束の間、昨日は倉庫に運んでしまったストーブが恋しくなる寒さでした。寒暖の差が激しいですね。
本日4月19日は敬愛する松本竣介の誕生日、ご存命であれば106歳です。5月に開催する「没後70年 松本竣介展」のご案内を昨日のブログで書きましたのでお読みください。
このブログでも「日本木造遺産」千年の建築を旅する写真展を紹介したこともある写真家の藤塚光政さんが2017毎日デザイン賞を受賞されました。少し遅くなってしまいましたが心よりお祝い申し上げます。これからもますますご活躍されますことを祈っています。
開催中の「ボブ・ウィロビー写真展~オードリー&マリリン 」はおかげさまで好評です。二人のスター、今のところ人気は互角です。希少なオリジナルプリント(生前に作家自らプリントしたもの)とエステート版をともにお買いになる方もおり、扱う私たちも感激しています。どうぞご高覧ください。
◆ときの忘れものは「ボブ・ウィロビー写真展~オードリー&マリリン 」を開催しています。
会期:2018年4月10日[火]―4月28日[土]
11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
数々のスターが主演するハリウッド映画のメイキング・シーンを撮影してきた「スペシャル」フォトグラファー、ボブ・ウィロビーが1950-60年代に撮影したオードリー・ヘップバーンとマリリン・モンローのポートレートをご覧いただきます。詳しい出品リスト(25点)はホームページに掲載しました。
また10万冊を所蔵する雑誌図書館六月社の協力を得て、映画専門誌以外のオードリー・ヘプバーンとマリリン・モンローのゴシップ記事などを掲載した30年ほど前の雑誌60種類を図書室で公開しています。ぜひ手にとってご覧になってください。

●出品作品を順次ご紹介いたします
ボブ・ウィロビー
《Monroe, Marilyn, 1952
Marilyn Monroe sits by the pool 20th Century Fox Party, 1960》(BWP141)
1952(Printed in 2018)
Archival Digital Pigment Print
Image size: 36.9×35.5cm
Sheet size: 50.8×40.6cm
Ed.25
クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」は毎月19日の更新です。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

第7回 Nishi shinjuku


明治時代の地図を見れば、この辺りは沼地だったようだ。
三方をコンクリートに囲まれ、当時の面影はほぼ残っていないはずだ。
それでも水は忘れない。
高いところから、低い方へ流れ続けることを。
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小林紀晴
《Nishi shinjuku 01》
《Nishi shinjuku 02》
共に2017年撮
ゼラチンシルバープリント
11x14inch
Ed.20
(こばやし きせい)
■小林紀晴 Kisei KOBAYASHI(1968-)
1968年長野県生まれ。
東京工芸大学短期大学部写真科卒業。
新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1997年に「ASIAN JAPANES」でデビュー。1997年「DAYS ASIA》で日本写真協会新人賞受賞。2000年12月 2002年1月、ニューヨーク滞在。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆などボーダレスに活動中。写真集に、「homeland」、「Days New york」、「SUWA」、「はなはねに」などがある。他に、「ASIA ROAD」、「写真学生」、「父の感触」、「十七歳」など著書多数。
◆小林さんが平凡社より新著「見知らぬ記憶」を刊行されました。
小林 紀晴著出版年月: 2018/01
出版社: 平凡社
判型・ページ数: 4-6 224ページ
記憶の襞に隠れた過去が、ふとした瞬間に蘇り、時空を超えて往還し、別の様相をおびて未来を予言する。そこにはいつも写真が……。
『ASIAN JAPANESE』から二十余年、著者の新境地。
本体: 1,800円+税
*画廊亭主敬白
初夏のような日差しがと思ったのも束の間、昨日は倉庫に運んでしまったストーブが恋しくなる寒さでした。寒暖の差が激しいですね。
本日4月19日は敬愛する松本竣介の誕生日、ご存命であれば106歳です。5月に開催する「没後70年 松本竣介展」のご案内を昨日のブログで書きましたのでお読みください。
このブログでも「日本木造遺産」千年の建築を旅する写真展を紹介したこともある写真家の藤塚光政さんが2017毎日デザイン賞を受賞されました。少し遅くなってしまいましたが心よりお祝い申し上げます。これからもますますご活躍されますことを祈っています。
開催中の「ボブ・ウィロビー写真展~オードリー&マリリン 」はおかげさまで好評です。二人のスター、今のところ人気は互角です。希少なオリジナルプリント(生前に作家自らプリントしたもの)とエステート版をともにお買いになる方もおり、扱う私たちも感激しています。どうぞご高覧ください。
◆ときの忘れものは「ボブ・ウィロビー写真展~オードリー&マリリン 」を開催しています。
会期:2018年4月10日[火]―4月28日[土]
11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
数々のスターが主演するハリウッド映画のメイキング・シーンを撮影してきた「スペシャル」フォトグラファー、ボブ・ウィロビーが1950-60年代に撮影したオードリー・ヘップバーンとマリリン・モンローのポートレートをご覧いただきます。詳しい出品リスト(25点)はホームページに掲載しました。
また10万冊を所蔵する雑誌図書館六月社の協力を得て、映画専門誌以外のオードリー・ヘプバーンとマリリン・モンローのゴシップ記事などを掲載した30年ほど前の雑誌60種類を図書室で公開しています。ぜひ手にとってご覧になってください。

●出品作品を順次ご紹介いたします
ボブ・ウィロビー《Monroe, Marilyn, 1952
Marilyn Monroe sits by the pool 20th Century Fox Party, 1960》(BWP141)
1952(Printed in 2018)
Archival Digital Pigment Print
Image size: 36.9×35.5cm
Sheet size: 50.8×40.6cm
Ed.25
クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」は毎月19日の更新です。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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