<ときの忘れもの。『銀塩写真の魅力 Ⅵ』展。開いている所が少ないせいか、お客さんが結構いた。
(20200307/あさひやさんのtwitterより)>
<隅から隅まで鮮明な画像だから後年、価値が出てくる →大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」第86回 :
(20200304/「る」の人さんのtwitterより)>
<駒込にある“ときの忘れもの”さんに行ってきました。
綿貫ご夫妻が色々なお話をして下さりとても勉強になりました。あと、不安めいてる世の中で沈みがちですが、気分が晴れました^ ^楽しかったです。ありがとうございました。
(20200305/5画家木原千春さんのtwitterより)>
<ときの忘れもの「Charm of Gelatin Silver Prints Ⅵ 銀塩写真の魅力 Ⅵ展」
奈良原一高、福原信三、瑛九、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイ
001
2017年に自宅で孤独死している姿を発見された孤高の写真家、風間健介(享年56歳)の写真が果てしなく悲しく果てしなく美しい。
002
リプロダクトが可能な写真に価値が生じるのは銀塩であればこそ。デジタルのインクジェットプリントに将来的な金銭的価値はあるのか?
003
今年1月に永眠された奈良原一高さんの作品も。
004
会期中の3月10日は瑛九の60回目の命日だとか。
(20200302/岡田昌浩さんのtwitterより)>
<奈良原さん、今年なくなりましたね。ときの忘れ物は、青山から駒込に移転して、建築家デザインのとても素敵な空間になってます。
写真、版画、興味なくとも楽しめるかな。
(20200219/とりあたまさんのtwitterより)>
<ときの忘れものの写真展、奈良原一高やアジェのものもあって面白かった。手ごろなものがあったら買おうと思ってたんですが、ちょっと無理でした
(20200227/杉野修司さんのtwitterより)>
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明日3月10日は瑛九(1911~1960)の命日です。
没後60年、ご存命であれば4月に109歳となります。
ただいま開催中の「銀塩写真の魅力 Ⅵ」展「銀塩写真の魅力 Ⅵ展」には、奈良原一高、福原信三、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイら7人のカメラを使ったゼラチン・シルバー・プリントを展示していますが、瑛九の没後60年を記念してカメラを使わない瑛九のフォトデッサンを特別展示しています。カメラを使わないフォトデッサンも技法的にはゼラチン・シルバー・プリント(銀塩写真)です。
「銀塩写真の魅力」シリーズは今回は6回目ですが、瑛九のフォトデッサンを展示するのは初めてです。
瑛九は1936年自ら創始したフォトデッサン作品集「眠りの理由」(10点組)を発表し、前衛美術のパイオニアとしてデビューを飾ります。1951年デモクラート美術家協会を創立。靉嘔、池田満寿夫、磯辺行久、河原温、細江英公ら若い作家たちに大きな影響を与えました。
ときの忘れものでは、1995年の開廊以来、瑛九の顕彰を目指して毎年のように瑛九展を開催し、昨年は海外初の個展(第28回瑛九展)をアートバーゼル香港の会場で開催することができました。
今年は没後60年を記念して来月4月17日(金)~5月16日(土)に「没後60年 第29回瑛九展」を開催します。どうぞご期待ください。
瑛九《三人のバレリーナ》
1958年 フォトデッサン
27.3x21.9cm *裏面にタイトルと年号あり
瑛九《二人》
1951年 フォトデッサン
27.5x21.5cm サイン、年記あり
瑛九《題不詳》
フォトデッサン
45.2×55.7cm
瑛九《作品》
1958年 フォトデッサン
25.3×20.2cm サイン・年記あり
瑛九《作品》
フォトデッサン
40.8×31.9cm
瑛九《子供》
フォトデッサン
25.2×18.9cm
瑛九《作品》
1936~39年頃 フォトデッサン
30.3×25.2cm *裏面にサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ちょうど今、故郷の宮崎県立美術館の瑛九展示室では第四期コレクション展として「瑛九 - デモクラート」が特集展示されています。
<宮崎市出身の瑛九(本名:杉田秀夫)は、常に新しい表現を追求し、写真や版画、油彩など様々な技法に取り組みましたが、作品制作以外でも評論活動や啓蒙活動など多彩な活動を行いました。数々の美術団体結成に携わったことも、その一つです。
中でも、後に世界的に活躍する美術家を多く輩出した日本の美術史上特筆すべきグループとして、「デモクラート美術家協会」があります。「デモクラート美術家協会」は、1951年に瑛九を中心として大阪で結成されました。この会では、既成の美術団体や権威主義を否定し、一切の公募展に出品しないことを指針としながら、自由と独立の精神による制作を目指しました。画家のみならず、写真家やデザイナー、評論家など様々な分野からの参加者により会員が構成されたのも特徴的でした。その後、瑛九の転居に伴い東京でも活動が広がるなど、1957年に解散するまでの短期間に活発な活動が展開されました。
泉茂、池田満寿夫などの多彩な版画作品や、靉嘔、磯辺行久、加藤正などの表現豊かな油彩作品とともに、大阪、東京の双方で出品していた瑛九の、最も制作活動が充実していた時期の作品をお楽しみください。
(同館HPより)>
出品リストはコチラです。
ふるさとはありがたいものですね。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2018年02月12日|嶋﨑吉信「紙にインクがのっている」その先のこと
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◆「銀塩写真の魅力 Ⅵ展」
会期:2020年2月19日(水)~3月14日(土)※日・月・祝日休廊
出品:奈良原一高、福原信三、瑛九、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイ

●箱根のポーラ美術館で開催中の《シュルレアリスムと美術 ダリ、エルンストと日本の「シュール」》展に瑛九の油彩、フォトデッサン、コラージュなど6点が展示されています(~4月5日)。
詳しくは1月4日の土渕信彦さんのレビューをお読みください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
(20200307/あさひやさんのtwitterより)>
<隅から隅まで鮮明な画像だから後年、価値が出てくる →大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」第86回 :
(20200304/「る」の人さんのtwitterより)>
<駒込にある“ときの忘れもの”さんに行ってきました。
綿貫ご夫妻が色々なお話をして下さりとても勉強になりました。あと、不安めいてる世の中で沈みがちですが、気分が晴れました^ ^楽しかったです。ありがとうございました。
(20200305/5画家木原千春さんのtwitterより)>
<ときの忘れもの「Charm of Gelatin Silver Prints Ⅵ 銀塩写真の魅力 Ⅵ展」
奈良原一高、福原信三、瑛九、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイ
001
2017年に自宅で孤独死している姿を発見された孤高の写真家、風間健介(享年56歳)の写真が果てしなく悲しく果てしなく美しい。
002
リプロダクトが可能な写真に価値が生じるのは銀塩であればこそ。デジタルのインクジェットプリントに将来的な金銭的価値はあるのか?
003
今年1月に永眠された奈良原一高さんの作品も。
004
会期中の3月10日は瑛九の60回目の命日だとか。
(20200302/岡田昌浩さんのtwitterより)>
<奈良原さん、今年なくなりましたね。ときの忘れ物は、青山から駒込に移転して、建築家デザインのとても素敵な空間になってます。
写真、版画、興味なくとも楽しめるかな。
(20200219/とりあたまさんのtwitterより)>
<ときの忘れものの写真展、奈良原一高やアジェのものもあって面白かった。手ごろなものがあったら買おうと思ってたんですが、ちょっと無理でした
(20200227/杉野修司さんのtwitterより)>
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明日3月10日は瑛九(1911~1960)の命日です。
没後60年、ご存命であれば4月に109歳となります。
ただいま開催中の「銀塩写真の魅力 Ⅵ」展「銀塩写真の魅力 Ⅵ展」には、奈良原一高、福原信三、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイら7人のカメラを使ったゼラチン・シルバー・プリントを展示していますが、瑛九の没後60年を記念してカメラを使わない瑛九のフォトデッサンを特別展示しています。カメラを使わないフォトデッサンも技法的にはゼラチン・シルバー・プリント(銀塩写真)です。
「銀塩写真の魅力」シリーズは今回は6回目ですが、瑛九のフォトデッサンを展示するのは初めてです。
瑛九は1936年自ら創始したフォトデッサン作品集「眠りの理由」(10点組)を発表し、前衛美術のパイオニアとしてデビューを飾ります。1951年デモクラート美術家協会を創立。靉嘔、池田満寿夫、磯辺行久、河原温、細江英公ら若い作家たちに大きな影響を与えました。
ときの忘れものでは、1995年の開廊以来、瑛九の顕彰を目指して毎年のように瑛九展を開催し、昨年は海外初の個展(第28回瑛九展)をアートバーゼル香港の会場で開催することができました。
今年は没後60年を記念して来月4月17日(金)~5月16日(土)に「没後60年 第29回瑛九展」を開催します。どうぞご期待ください。
瑛九《三人のバレリーナ》1958年 フォトデッサン
27.3x21.9cm *裏面にタイトルと年号あり
瑛九《二人》1951年 フォトデッサン
27.5x21.5cm サイン、年記あり
瑛九《題不詳》フォトデッサン
45.2×55.7cm
瑛九《作品》1958年 フォトデッサン
25.3×20.2cm サイン・年記あり
瑛九《作品》フォトデッサン
40.8×31.9cm
瑛九《子供》フォトデッサン
25.2×18.9cm
瑛九《作品》1936~39年頃 フォトデッサン
30.3×25.2cm *裏面にサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ちょうど今、故郷の宮崎県立美術館の瑛九展示室では第四期コレクション展として「瑛九 - デモクラート」が特集展示されています。
<宮崎市出身の瑛九(本名:杉田秀夫)は、常に新しい表現を追求し、写真や版画、油彩など様々な技法に取り組みましたが、作品制作以外でも評論活動や啓蒙活動など多彩な活動を行いました。数々の美術団体結成に携わったことも、その一つです。
中でも、後に世界的に活躍する美術家を多く輩出した日本の美術史上特筆すべきグループとして、「デモクラート美術家協会」があります。「デモクラート美術家協会」は、1951年に瑛九を中心として大阪で結成されました。この会では、既成の美術団体や権威主義を否定し、一切の公募展に出品しないことを指針としながら、自由と独立の精神による制作を目指しました。画家のみならず、写真家やデザイナー、評論家など様々な分野からの参加者により会員が構成されたのも特徴的でした。その後、瑛九の転居に伴い東京でも活動が広がるなど、1957年に解散するまでの短期間に活発な活動が展開されました。
泉茂、池田満寿夫などの多彩な版画作品や、靉嘔、磯辺行久、加藤正などの表現豊かな油彩作品とともに、大阪、東京の双方で出品していた瑛九の、最も制作活動が充実していた時期の作品をお楽しみください。
(同館HPより)>
出品リストはコチラです。
ふるさとはありがたいものですね。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2018年02月12日|嶋﨑吉信「紙にインクがのっている」その先のこと
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◆「銀塩写真の魅力 Ⅵ展」
会期:2020年2月19日(水)~3月14日(土)※日・月・祝日休廊
出品:奈良原一高、福原信三、瑛九、福田勝治、風間健介、菅原一剛、アジェ、マン・レイ

●箱根のポーラ美術館で開催中の《シュルレアリスムと美術 ダリ、エルンストと日本の「シュール」》展に瑛九の油彩、フォトデッサン、コラージュなど6点が展示されています(~4月5日)。
詳しくは1月4日の土渕信彦さんのレビューをお読みください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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