ときの忘れものは1995年の開廊以来、瑛九、オノサト・トシノブ、松本竣介、瀧口修造、難波田龍起、北川民次など昭和戦前期から活躍する作家たちの作品を継続してご紹介してきました。
今年度も1月に「オノサト・トシノブ展」、4月に「生誕120年 瀧口修造展V Part 1」、7月に「第34回瑛九展/瑛九と池田満寿夫」を開催し、秋には9月「生誕120年 瀧口修造展V Part 2」を、そして10月には5回目となる「松本竣介展」を開催いたします。
松本竣介が36歳の短い生涯で遺した油彩作品は僅か200点余、代表作の多くは美術館に収蔵されており、市場に出ることはめったにありません。
7月27日(土)夜10時にテレビ東京の「新・美の巨人たち」で松本竣介特集が放送される予定ですので、ぜひご覧になってください。
美術館でもいくつか松本竣介展が開催されます。
●碧南市藤井達吉現代美術館
松本竣介『街』と昭和モダン―糖業協会と大川美術館のコレクションによる―
会期:2024年7月20日(土)~9月8日(日)
●アサヒグループ大山崎山荘美術館
松本竣介 デッサン展(仮称)
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
ときの忘れものでは10月4日~10月19日に5回目となる「松本竣介展」を開催し、代表作「構図」はじめ、油彩、素描などご覧いただきます。
松本竣介《構図》
1940年9月
油彩・板
37.5 x 45.5 cm (8号)
サインあり
●展覧会出品歴
「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)
「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)
「松本竣介回顧展」(1963年、日本橋・白木屋、盛岡・川徳画廊)、同展図録所収No.17
「松本竣介展」(1969年、盛岡・川徳デパート画廊)
「松本竣介展」(1977年、新宿・小田急、日本経済新聞社主催)、同展図録所収No.34
「松本竣介展」(1985年、東京国立近代美術館、岩手県民会館、下関市立美術館)、同展図録所収No.51
「没後50年 松本竣介展」(1998~1999年、練馬区立美術館、岩手県民会館、愛知県美術館)、同展図録所収No.31
「生誕100年 松本竣介展」(2012年、岩手県立美術館、神奈川県立近代美術館、宮城県美術館、島根県立美術館、世田谷美術館)、同展図録所収P044、69頁
●画集
『松本竣介画集』(1963年、平凡社)所収No.26
『松本竣介 油彩』(1978年、綜合工房)所収28頁、作品総目録No.68
本作品は1940年に制作された油彩(板)で、ほとんど市場にでることなく所蔵家のもとに保存されていたためきわめて保存状態の良い逸品である。
竣介生前の「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)に出品された後、土方定一が企画し、竣介没後の再評価のきっかけとなった「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)はじめ、東京国立近代美術館での初めての回顧展(1985年)、没後50年(1998年)、生誕100年(2012年)の記念展すべてに出品されてきた文字通り竣介の代表作である。

松本竣介(作品)
1946年2月
紙にペン、水彩、コラージュ
イメージサイズ::23.5x30.0cm
シートサイズ:24.2x32.7cm
サインと年記あり
※『松本竣介素描』(1977年 株式会社綜合工房)口絵
※『没後70年 松本竣介展』図録(2018年 ときの忘れもの)表紙及びp.10所収 No.6

松本竣介
《人物(W)》
紙にペン、水彩
イメージサイズ:22.0x16.0cm
シートサイズ:27.0x18.5cm
※「松本竣介と『雑記帳』」展図録(2019年 ときの忘れもの)p.12所収 No.6
*
ときの忘れものがいままで開催してきた松本竣介展を振り返ります。
◆「松本竣介展」
会期=前期:2012年12月14日[金]―12月29日[土]
後期:2013年1月9日[水]―1月19日[土]
会場:青山・ときの忘れもの



*カタログ刊行
『松本竣介展』(25.6×18.1cm、15ページ)
執筆:植田実「松本竣介・線描の始まり」
図版:デッサン30点
デザイン:北澤敏彦+ディスハウス
発行:ときの忘れもの
発行年:2012年
価格:880円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「没後70年 松本竣介展」
会期=2018年5月8日(火)―6月2日(土)




*カタログ刊行
『没後70年 松本竣介展』(B5、24頁)
テキスト:大谷省吾(東京国立近代美術館美術課長)「松本竣介の素描について」
作品画像:デッサン16点
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
発行:ときの忘れもの
発行年:2018年
価格:880円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「松本竣介と『雜記帳』」展
会期=2019年10月8日(火)~10月26日(土)

松本竣介が編集した『雜記帳』に作品を寄せた作家たちの作品も展示しました。
出品作家:松本竣介、恩地孝四郎、福沢一郎、海老原喜之助、難波田龍起、鶴岡政男、桂ゆき


*カタログ刊行
『松本竣介と『雜記帳』』(B5、44頁)
テキスト:小松崎拓男(美術評論家/文教大学非常勤講師)「松本竣介の『雜記帳』を巡って」
図版:45点
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
発行:ときの忘れもの
発行年:2019年
価格:1,100円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「生誕110年 松本竣介展」
会期=2022年5月10日(火)~5月28日(土)

1942年の油彩《コップを持つ子ども》と素描を中心に、肖像画に焦点を当て19点の作品を紹介。


*カタログ刊行
『生誕110年 松本竣介展』(B5、34頁)
テキスト:中野孝次「人間愛の画家」(再録)、大谷省吾(東京国立近代美術館副館長)「松本竣介《コップを持つ子ども》について」
図版:12点
デザイン:柴田卓
発行:ときの忘れもの
発行年:2022年
価格:1,100円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「春の小展示/松本竣介と駒井哲郎」
会期=2023年2月15日~2月25日

松本竣介による素描と、駒井哲郎の銅版画を展示。


*
*画廊亭主敬白
<※お問合せには、必ず「件名」「お名前(フルネーム)」「連絡先(住所)」を明記してください。恐縮ですが、「名無し」の方からのお問い合せにはお返事いたしません。
(ホームページのお願い文より)>
一週間のうち、スタッフが最も大変なのは「魔の火曜日」、つまり今朝です。
出勤するや土曜の夜から、日曜、月曜と国内外から押し寄せたメールを一つ一つ確認して、返信しなければなりません。
その多くが「作品価格の問合せ」です。在庫の有無を確認して、価格を調べて返信する手間と時間は相当かかります。しかしせっかくお返事をしても多くは無しのつぶてです。海外の方は、たとえ買わなくても「thanks」の一言があるのですが、日本の方は情報はタダと思っているのでしょう。
ネット時代のスピードと手軽さは便利ですが、ときに空しくなることもあります・・・・
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

今年度も1月に「オノサト・トシノブ展」、4月に「生誕120年 瀧口修造展V Part 1」、7月に「第34回瑛九展/瑛九と池田満寿夫」を開催し、秋には9月「生誕120年 瀧口修造展V Part 2」を、そして10月には5回目となる「松本竣介展」を開催いたします。
松本竣介が36歳の短い生涯で遺した油彩作品は僅か200点余、代表作の多くは美術館に収蔵されており、市場に出ることはめったにありません。
7月27日(土)夜10時にテレビ東京の「新・美の巨人たち」で松本竣介特集が放送される予定ですので、ぜひご覧になってください。
美術館でもいくつか松本竣介展が開催されます。
●碧南市藤井達吉現代美術館
松本竣介『街』と昭和モダン―糖業協会と大川美術館のコレクションによる―
会期:2024年7月20日(土)~9月8日(日)
●アサヒグループ大山崎山荘美術館
松本竣介 デッサン展(仮称)
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
ときの忘れものでは10月4日~10月19日に5回目となる「松本竣介展」を開催し、代表作「構図」はじめ、油彩、素描などご覧いただきます。
松本竣介《構図》1940年9月
油彩・板
37.5 x 45.5 cm (8号)
サインあり
●展覧会出品歴
「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)
「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)
「松本竣介回顧展」(1963年、日本橋・白木屋、盛岡・川徳画廊)、同展図録所収No.17
「松本竣介展」(1969年、盛岡・川徳デパート画廊)
「松本竣介展」(1977年、新宿・小田急、日本経済新聞社主催)、同展図録所収No.34
「松本竣介展」(1985年、東京国立近代美術館、岩手県民会館、下関市立美術館)、同展図録所収No.51
「没後50年 松本竣介展」(1998~1999年、練馬区立美術館、岩手県民会館、愛知県美術館)、同展図録所収No.31
「生誕100年 松本竣介展」(2012年、岩手県立美術館、神奈川県立近代美術館、宮城県美術館、島根県立美術館、世田谷美術館)、同展図録所収P044、69頁
●画集
『松本竣介画集』(1963年、平凡社)所収No.26
『松本竣介 油彩』(1978年、綜合工房)所収28頁、作品総目録No.68
本作品は1940年に制作された油彩(板)で、ほとんど市場にでることなく所蔵家のもとに保存されていたためきわめて保存状態の良い逸品である。
竣介生前の「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)に出品された後、土方定一が企画し、竣介没後の再評価のきっかけとなった「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)はじめ、東京国立近代美術館での初めての回顧展(1985年)、没後50年(1998年)、生誕100年(2012年)の記念展すべてに出品されてきた文字通り竣介の代表作である。

松本竣介(作品)
1946年2月
紙にペン、水彩、コラージュ
イメージサイズ::23.5x30.0cm
シートサイズ:24.2x32.7cm
サインと年記あり
※『松本竣介素描』(1977年 株式会社綜合工房)口絵
※『没後70年 松本竣介展』図録(2018年 ときの忘れもの)表紙及びp.10所収 No.6

松本竣介
《人物(W)》
紙にペン、水彩
イメージサイズ:22.0x16.0cm
シートサイズ:27.0x18.5cm
※「松本竣介と『雑記帳』」展図録(2019年 ときの忘れもの)p.12所収 No.6
*
ときの忘れものがいままで開催してきた松本竣介展を振り返ります。
◆「松本竣介展」
会期=前期:2012年12月14日[金]―12月29日[土]
後期:2013年1月9日[水]―1月19日[土]
会場:青山・ときの忘れもの



*カタログ刊行
『松本竣介展』(25.6×18.1cm、15ページ)執筆:植田実「松本竣介・線描の始まり」
図版:デッサン30点
デザイン:北澤敏彦+ディスハウス
発行:ときの忘れもの
発行年:2012年
価格:880円(税込)+送料250円
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◆「没後70年 松本竣介展」
会期=2018年5月8日(火)―6月2日(土)




*カタログ刊行
『没後70年 松本竣介展』(B5、24頁)テキスト:大谷省吾(東京国立近代美術館美術課長)「松本竣介の素描について」
作品画像:デッサン16点
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
発行:ときの忘れもの
発行年:2018年
価格:880円(税込)+送料250円
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◆「松本竣介と『雜記帳』」展
会期=2019年10月8日(火)~10月26日(土)

松本竣介が編集した『雜記帳』に作品を寄せた作家たちの作品も展示しました。
出品作家:松本竣介、恩地孝四郎、福沢一郎、海老原喜之助、難波田龍起、鶴岡政男、桂ゆき


*カタログ刊行
『松本竣介と『雜記帳』』(B5、44頁)テキスト:小松崎拓男(美術評論家/文教大学非常勤講師)「松本竣介の『雜記帳』を巡って」
図版:45点
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
発行:ときの忘れもの
発行年:2019年
価格:1,100円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「生誕110年 松本竣介展」
会期=2022年5月10日(火)~5月28日(土)

1942年の油彩《コップを持つ子ども》と素描を中心に、肖像画に焦点を当て19点の作品を紹介。


*カタログ刊行
『生誕110年 松本竣介展』(B5、34頁)テキスト:中野孝次「人間愛の画家」(再録)、大谷省吾(東京国立近代美術館副館長)「松本竣介《コップを持つ子ども》について」
図版:12点
デザイン:柴田卓
発行:ときの忘れもの
発行年:2022年
価格:1,100円(税込)+送料250円
ご注文はこちらから
◆「春の小展示/松本竣介と駒井哲郎」
会期=2023年2月15日~2月25日

松本竣介による素描と、駒井哲郎の銅版画を展示。


*
*画廊亭主敬白
<※お問合せには、必ず「件名」「お名前(フルネーム)」「連絡先(住所)」を明記してください。恐縮ですが、「名無し」の方からのお問い合せにはお返事いたしません。
(ホームページのお願い文より)>
一週間のうち、スタッフが最も大変なのは「魔の火曜日」、つまり今朝です。
出勤するや土曜の夜から、日曜、月曜と国内外から押し寄せたメールを一つ一つ確認して、返信しなければなりません。
その多くが「作品価格の問合せ」です。在庫の有無を確認して、価格を調べて返信する手間と時間は相当かかります。しかしせっかくお返事をしても多くは無しのつぶてです。海外の方は、たとえ買わなくても「thanks」の一言があるのですが、日本の方は情報はタダと思っているのでしょう。
ネット時代のスピードと手軽さは便利ですが、ときに空しくなることもあります・・・・
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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