長かったお正月休みも今日が最後。
明日からときの忘れものは新年の営業開始です。
とはいえ、既に主力スタッフはシンガポールの「Art stage singapore 2017」に遠征中、留守番部隊も銀座のギャラリーせいほうで開催されている「石山修武・六角鬼丈 二人展―遠い記憶の形―」のお手伝いをしており、画廊は閉めていましたが仕事は通常通りでした。

ブログは年中無休。
昨年末に長い間の懸案だったモバイルサイトの構築が、アメリカの大学に戻ったバルテルさんと、その後を引き継いだ勝見美生の二代にわたる作業でやっと完成しました。
おかげさまで毎日のアクセスもモバイルサイトから入る方が急増しました。そのあたりのことは実は機械オンチの亭主にはよくわかりません。
アクセス解析を見ると思わぬ古い記事が注目されてることがわかります。
以下は昨日の「アクセス解析 人気記事」のベスト10です。
杉山さんの連載の圧倒的人気は不動ですが、二位に二年前の小林美香さんのエッセイがきたのはなぜでしょうか。

1. 2017-01-10 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」第10回 1,021
2. 2015-06-25 小林美香のエッセイ「母さん目線の写真史」 第23回 157
3. 2017-01-07 銀座ギャラリーせいほうで「石山修武・六角鬼丈二人展」 141
4. 2017-01-04 石山修武 銅版を彫る~世田谷村日記抄 112
5. 2017-01-01 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」第48回 94
6. 2017-01-09 石山修武の新作銅版画 89
7. 2016-04-18 森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」 第9回 78
8. 2016-12-29 中村茉貴~東京国立近代美術館「瑛九1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」―その2 70
9. 2016-12-25 小林美香のエッセイ「写真集と絵本のブックレビュー」第10回 69
10. 2016-12-31 2016年後半をふりかえって 64

このブログが公開される16日午前零時の段階ではシンガポールの状況は確定していないでしょうが、現地にもギャラリーをもつ三潴末雄さんは<シンガポール アートステージは最終日。昨年は170軒だったが、今年は140軒と出展ギャラリー数が減った。メジャーギャラリーの参加が激減したフェアに勢いが無く、日本から20軒も参加したが何処も苦戦と聞く。景気後退が主な理由だがマンネリもある…>とfacebookで述懐していますが、果たしてどうだったのでしょうか。
何とか笑顔での帰国を望みたいものです。

新春企画として、ときの忘れものは明後日1月18日より「Circles 円の終わりは円の始まり」を開催します。
会期:2017年1月18日[水]―2月4日[土] *日・月・祝日休廊
201701_Circles
オノサト・トシノブソニア・ドローネ菅井汲瑛九、高松次郎、吉原治良など円を描いた作品をご紹介します。
皆さんのご来廊をお待ちしています。

オノサト・トシノブオノサト・トシノブ
《63-B》
1963年
リトグラフ
23.5x34.0cm
Ed.50
Signed


ソニア・ドローネソニア・ドローネ
《作品》
リトグラフ
65.0×53.0cm
Ed.75
Signed


ソロア・ドローネ_2ソニア・ドローネ
アルバム『ソニア・ドローネ』より 6点組の1点(シュワルツ画廊版)
エッチング
プレートサイズ:40.0×36.0cm
Ed. 100
Signed


菅井汲_2菅井汲
《GUEST Ⅳ》
※レゾネNo301(阿部出版)
1980年
シルクスクリーン
60.0×46.5cm
Ed.150
Signed


瑛九_2瑛九
《サーカス》
1955年
銅版(1970年池田満寿夫による後刷り)
23.7×18.0cm
Ed.50
スタンプサイン


高松次郎高松次郎
《遠近法》
1967年
シルクスクリーン
イメージサイズ:49.5×73.4cm
シートサイズ:54.7×79.6cm
Ed.100
Signed


吉原治良吉原治良
《黒に白丸》
1967年
銅版
イメージサイズ:25.7×18.0cm
シートサイズ:39.1×28.8cm
Ed.XXV
Signed


恩地幸四郎恩地孝四郎
《浴室午前》
1928年
木版(色)
21.0×14.0cm

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
--------------------------------

本日の瑛九情報!
~~~
瑛九の会の機関誌『眠りの理由』を順次ご紹介しています。
眠りの理由No.13
『眠りの理由 No.13』
限定300部
1973年9月1日 瑛九の会発行
編集:山田光春
発行者:原田勇
33ページ 24.7×17.5cm
*本文が再びタテ組となる。

眠りの理由No.13目次1目次

眠りの理由No.13目次2目次2

~~~
瑛九 1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす>展が東京国立近代美術館で開催されています(11月22日~2017年2月12日)。外野応援団のときの忘れものは会期終了まで瑛九について毎日発信します。