ただいま「夏のコレクション展~瑛九、瀧口修造、オノサト・トシノブ」(予約制)を開催していますが、社長と亭主は本日、ワクチン接種(二回目)のために外出し、数日は体調保全のために休養させていただきます。
画廊では、若いスタッフたちが皆様の来場をお待ちしています。



ブログは年中無休、365日毎日更新しています。
エッセイを連載されている方は、作家、建築家、美術館の学芸員、研究者、コレクター、編集者、古本屋さんなど様々な分野で活躍する人たちです。
昨年の執筆者50人の顔ぶれは2020年12月30日ブログをご参照ください。
現在、テーマ別に毎月一回、または隔月でエッセイを連載しているのは以下の皆さんです。
執筆者の紹介文はブログ担当の伊丹千春によるものです。
・ 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
今年5月に「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は記念すべき連載100回目を迎えました。文筆家であり写真家の大竹昭子さんが最近刊行された写真集や開催中の写真展を見てから毎回一枚の写真作品を厳選し、私たちが思いもよらない視点から卓抜なエッセイを綴っています。毎月ぎりぎりまで粘りベストの写真を選び、それについて書く、多くの写真家から信頼される理由がわかる気がします。
・ 小松﨑拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
美術評論家の小松﨑拓男先生が連載する「松本竣介研究ノート」は今月で27回を迎えます。松本竣介の人物像や作品についてはもちろん、松本竣介が生きていた時代を深掘りし、どんな背景で作品が描かれたのかを当時の貴重な資料とともに考察。客観的で正確なエッセイは日本の近代美術を知る上でも重要です。
・ 小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
東京都の緊急事態宣言が続き臨時的な休業措置をとっていた「BOOKS青いカバ」も6月5日から営業を再開。休業日が増えたものの地元のお客様は喜んでいるかと思います。そんな駒込きっての名物書店の店長、小国貴司さんのおすすめ書籍を知ることができる「かけだし本屋・駒込日記」。紹介した本は青いカバさんで取り扱っています。
・ 佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
タイトルに「インド」とありますが海外渡航が難しくなった最近では、拠点・福島県をはじめ、秋田県でもご活動されている建築家の佐藤研吾さん。オンラインイベントを開催するなど舞台は縦横無尽。ブログではご自身のドローイング作品も掲載してくださり見どころ満載です。
・ 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
本来ならばこの夏、初の個展を開催する予定だった建築家の杉山幸一郎さん。個展は年末に延期しましたが、ときの忘れものホームページの杉山さんのページには既にいくつかの作品画像が掲載してあります。拠点であるスイスの情報も知ることができる「幸せにみちたくうかんを求めて」はときの忘れものブログ随一のアクセス数を誇り国内外からたくさんの期待が寄せられています。
・ 中村哲医師とペシャワール会支援頒布会を毎月11日ブログで開催しています。
2002年以来、ときの忘れものが続けてきたペシャワール会を支援する頒布会。中村哲医師は2019年12月4日にアフガニスタンで銃撃され亡くなられましたがペシャワール会への支援は変わらずに続けてゆきます。作品は無償で提供し、販売された代金は全額を寄付しています。毎月1回の支援頒布会にぜひご参加くださいませ。
・ 太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は偶数月12日の更新です。
未来派をご存じない方にも門戸を広げるべくわかりやすく、簡潔に未来派についてエッセイを執筆してくださっている太田岳人先生。今年度は千葉大学・慶応義塾大学などで非常勤講師をしながらのご執筆ですが毎回資料や参考URLが充実しています。先月からは太田先生が個人的に好み、関心を持っている未来派芸術家の話が始まりました。太田先生のさらなる「よりみち」にご期待ください。
・ 平嶋彰彦のエッセイ 「東京ラビリンス」のあとさき は毎月14日の更新です。
昨年秋、ときの忘れもので個展を開催し、ポートフォリオ『東京ラビリンス』を発表した写真家の平嶋彰彦さん。月一回のペースで都内各地をめぐり写真を撮り続ける平嶋さんに今年3月から5月にかけて、ときの忘れものの地元・駒込にまつわるエッセイを6回にわたりご執筆いただきました。掲載写真は平嶋さんの撮り下ろしです。その地の歴史や構造を探索した平嶋さんだからこそ撮れる街の表情をお楽しみください。
・ ときの忘れもの取り扱い作家のエッセイ「Artists Recently」は毎月15日の更新です。
ときの忘れもの取り扱い作家さんたちに近況を綴っていただく「Artists Recently」。新型コロナウィルスの蔓延で気軽に外出ができなくなった方もいると考え、昨年8月から始まりました。近況だけでなく、作り手にしかわからない思いまで自由に綴っていただいています。皆様と作家をつなぐ架け橋として作家の「今」をお届けします。
・ 石原輝雄のエッセイ「美術館でブラパチ」は奇数月18日の更新です。
不定期連載としてたびたび登場していた「美術館でブラパチ」がいよいよ今年5月から奇数月18日の定期連載となりました。京都を拠点とする世界的マン・レイコレクターであるマン・レイ・イスト、石原輝雄さんには関西の展覧会を中心にレビューをご執筆いただきます。関西方面にお住まいの方はぜひご注目ください。
・ 王聖美のエッセイ「気の向くままに展覧会逍遥」は偶数月18日の更新です。
WHAT(旧 建築倉庫)キュレーターの王聖美さんには関東圏の建築関連展覧会を中心としたさまざまな展覧会のレビューをご執筆いただいています。18日は石原輝雄さんと王聖美さんによる東西展覧会レビューの日です。読み比べてみても面白いと思います。
・ 中尾美穂のエッセイ「ときの忘れものの本棚から」は奇数月19日の更新です。
元・池田満寿夫美術館学芸員で池田満寿夫研究をされている中尾美穂さん。ときの忘れものへも足しげくご来廊くださり様々な書籍や資料をお読みになっています。そんな中尾さんがときの忘れものの書棚から書籍や図録をご紹介してくださります。書籍紹介はもちろん、著者や掲載作品についての知識も広げてくれます。
・ 柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
クリスト&ジャンヌ=クロードのスタッフとして活躍し、いまは湯島でアート・ショップ Store Front を主宰する柳正彦さんはクリストだけでなく様々なアートな本のコレクターでもあります。本はもちろんオブジェやサインカードなどコレクションの一端も披露してくださいます。柳さんの「アートな」エッセイはコレクターならずとも魅了します。
・ 鏑木あづさ、梅津元のエッセイ「関根伸夫資料をめぐって」は毎月21日の更新です。
埼玉県立近代美術館にて3月23日 ~ 4月18日に開催された「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」に連動させて鏑木あづさ先生と梅津元先生にリレー形式で連載していただいています。充実したエッセイにより、いまなお関根伸夫や環境美術研究所のリサーチが続いていること、さらにそれらの研究が日々進んでいることがわかります。
・ 井戸沼紀美のエッセイ「二十二日の半券」は奇数月22日の更新です。
ジョナス・メカスのイベントを手掛けてきた井戸沼紀美さんには古今東西の映画をご紹介いただいています。メカスさんの出身であるリトアニアの大使がときの忘れものに急遽お見えになられた際には同席していただきました。その後ブログにてレポートもご執筆いただいたので是非お読みください。
・ 土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の本」は毎月23日の更新です。
現在連載中の「瀧口修造の本」は19回目になりました。その連載前には「瀧口修造とマルセル・デュシャン」(全25回)、その前には「瀧口修造の箱舟」(全19回)、またスペシャル連載として、「瀧口修造をもっと知るための五夜」第5夜レポートもご執筆いただきました。瀧口修造について知見を深めるなら瀧口修造研究第一人者である土渕信彦さんの連載は必読です。
・ スタッフSの海外ネットサーフィンは毎月26日の更新です。
ときの忘れものきっての海外通であるスタッフSがさまざまな国のアート情報を発信しています。最近はときの忘れものが海外アートフェアに参加することが減りましたが海外渡航による感染リスクが減少したらまたアジア、北米などのアートフェアに参戦し、スタッフSが現地レポートいたします。そのほか世界で活躍する日本人アーティストの個展情報もお知らせします。
・ 植田実のエッセイ「本との関係」は毎月29日の更新です。
建築評論の植田実先生にはときの忘れものブログで多数のエッセイをご執筆いただいています。現在連載している「手紙 倉俣さんへ」はもちろん「本との関係」、「美術展のおこぼれ」など、ブログ創設前からときの忘れものホームページにてエッセイを発表してくださいました。夏にはまた違う角度からエッセイをご執筆いただけるようなのでご期待ください。
以上が現在の連載一覧ですが、アクセス解析を見ると既に連載が終了したものや、過去のトピックスでも繰り返し読まれるものがあります。いくつかご紹介しましょう。
・まず森下泰輔さんが2015~2016年にかけて連載した「戦後・現代美術事件簿」。”あいちトリエンナーレ2019”問題と関連して今でも読まれ続けています。全10回の目次はコチラです。
・八束はじめさんと彦坂裕さんのリレーエッセイ「建築家のドローイング」。もともとは亭主が主宰していた現代版画センターの機関誌の第90号(1983年3月1日、ピラネージ)から第105号(1985年1月1日最終号、ル・コルビュジエ)まで全15回掲載された論考の再録です。執筆から38年経った今でも読み継がれる魅力的なエッセイです。
・単発記事でよく読まれているのがウォーホルを偲んで~サンデー・B・モーニング版(2007年02月20日)。死してなお美術市場を席捲するウォーホルのオリジナル作品は私たち貧乏画商にはもう手が届きません。今の市場に溢れているのが所謂「サンデー・モーニング版」という謎の大群です。いったいそれは何なのか。
・「中心のある家」阿部勤邸を訪ねて(2018年05月04日)。ときの忘れものの建築を設計された阿部勤先生の自邸は映画「蝶の眠り」の舞台にもなった住宅建築の傑作です。
今月もときの忘れもののブログをどうぞご愛読ください。
●本日のお勧め作品はオノサト・トシノブです。
オノサト・トシノブ Toshinobu ONOSATO
《作品》(黒とグレー)
1958年
水彩
18.8x28.2cm
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆「夏のコレクション展~瑛九、瀧口修造、オノサト・トシノブ」(予約制)を開催しています
会期=2021年6月29日(火)~7月10日(土)*日・月・祝日は休廊
※観覧をご希望の方は事前にメールまたは電話にてご予約ください。
◆ときの忘れものは「ART OSAKA 2021」に出展します。
会期:2021.7.18 sun ─ 7.20 tue
会場:大阪市中央公会堂 3階
今年の会場は商都大阪が誇る名建築、中之島の中央公会堂(大正7年竣工、国の重要文化財)です。
開廊以来、建築家の作品をメインとしてきたときの忘れものとしては願ってもない機会と考え、神戸で活躍する新進建築家・光嶋裕介の個展で出展参加します。
●作品集『舟越直木』
2017年に亡くなった舟越直木の初の作品集が刊行されました。5月28日ブログでご案内しましたので、ぜひご購入ください。
●東京国立近代美術館で7月18日まで「MOMATコレクション・ニッポンの名作130年」が開催中。戸張孤雁、元永定正、菅井汲が展示されています。
●會津八一記念博物館で7月30日まで「コレクター寺田小太郎―難波田龍起、相笠昌義を中心に―」展が開催中。難波田龍起、難波田史男、内間安瑆、オノサト・トシノブが展示されています。
●兵庫県立美術館で7月10日~8月29日まで「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランドー建築・デザインの神話」展が開催されます。既に終了した世田谷美術館でのレビューは王聖美さんのエッセイをお読みください。
●東京・アーティゾン美術館
9月5日まで「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展」が開催中(会期延長になりました)。オノサト・トシノブ、瀧口修造、元永定正、倉俣史朗など現代美術の秀作が多数展示されています。3月13日ブログに番頭おだちの観覧レポートを掲載しました。
●京都府京都文化博物館
「さまよえる絵筆―東京・京都 戦時下の前衛画家たち」展は板橋区立美術館での展示が終了し、6月5日~7月25日に京都で巡回開催されます。
松本竣介、難波田龍起、福沢一郎、オノサト・トシノブらの戦前・戦中期の作品を展示。
板橋区立美術館の弘中智子さんによる展覧会紹介を4月22日ブログに掲載しました。
●和歌山県立近代美術館で7月4日まで「コレクション展 2021-春」が開催中。菅井汲、元永定正、吉原英里などが展示されています。
●大分市美術館で7月11日まで「第1期コレクション展/生誕110年 糸園和三郎と"自由美術"」が開催中。瑛九のリトグラフ3点が展示されています。
●富山県美術館で7月13日まで「瀧口修造コレクション 瀧口修造の肖像Part 1 松澤宥・加納光於・合田佐和子」が開催中。瀧口修造と三人の交流をふりかえる展示がされています。
●中国の広東省仏山市の安藤忠雄設計による和美術館(He Art Museum)で「BEYOND:ANDO TADAO and ART」が8月1日まで開催中です。4月26日ブログでスタッフSが安藤展を紹介しています。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催し、美術書の編集事務所としても活動しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
画廊では、若いスタッフたちが皆様の来場をお待ちしています。



ブログは年中無休、365日毎日更新しています。
エッセイを連載されている方は、作家、建築家、美術館の学芸員、研究者、コレクター、編集者、古本屋さんなど様々な分野で活躍する人たちです。
昨年の執筆者50人の顔ぶれは2020年12月30日ブログをご参照ください。
現在、テーマ別に毎月一回、または隔月でエッセイを連載しているのは以下の皆さんです。
執筆者の紹介文はブログ担当の伊丹千春によるものです。
・ 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
今年5月に「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は記念すべき連載100回目を迎えました。文筆家であり写真家の大竹昭子さんが最近刊行された写真集や開催中の写真展を見てから毎回一枚の写真作品を厳選し、私たちが思いもよらない視点から卓抜なエッセイを綴っています。毎月ぎりぎりまで粘りベストの写真を選び、それについて書く、多くの写真家から信頼される理由がわかる気がします。・ 小松﨑拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
美術評論家の小松﨑拓男先生が連載する「松本竣介研究ノート」は今月で27回を迎えます。松本竣介の人物像や作品についてはもちろん、松本竣介が生きていた時代を深掘りし、どんな背景で作品が描かれたのかを当時の貴重な資料とともに考察。客観的で正確なエッセイは日本の近代美術を知る上でも重要です。・ 小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
東京都の緊急事態宣言が続き臨時的な休業措置をとっていた「BOOKS青いカバ」も6月5日から営業を再開。休業日が増えたものの地元のお客様は喜んでいるかと思います。そんな駒込きっての名物書店の店長、小国貴司さんのおすすめ書籍を知ることができる「かけだし本屋・駒込日記」。紹介した本は青いカバさんで取り扱っています。・ 佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
タイトルに「インド」とありますが海外渡航が難しくなった最近では、拠点・福島県をはじめ、秋田県でもご活動されている建築家の佐藤研吾さん。オンラインイベントを開催するなど舞台は縦横無尽。ブログではご自身のドローイング作品も掲載してくださり見どころ満載です。・ 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
本来ならばこの夏、初の個展を開催する予定だった建築家の杉山幸一郎さん。個展は年末に延期しましたが、ときの忘れものホームページの杉山さんのページには既にいくつかの作品画像が掲載してあります。拠点であるスイスの情報も知ることができる「幸せにみちたくうかんを求めて」はときの忘れものブログ随一のアクセス数を誇り国内外からたくさんの期待が寄せられています。・ 中村哲医師とペシャワール会支援頒布会を毎月11日ブログで開催しています。
2002年以来、ときの忘れものが続けてきたペシャワール会を支援する頒布会。中村哲医師は2019年12月4日にアフガニスタンで銃撃され亡くなられましたがペシャワール会への支援は変わらずに続けてゆきます。作品は無償で提供し、販売された代金は全額を寄付しています。毎月1回の支援頒布会にぜひご参加くださいませ。・ 太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は偶数月12日の更新です。
未来派をご存じない方にも門戸を広げるべくわかりやすく、簡潔に未来派についてエッセイを執筆してくださっている太田岳人先生。今年度は千葉大学・慶応義塾大学などで非常勤講師をしながらのご執筆ですが毎回資料や参考URLが充実しています。先月からは太田先生が個人的に好み、関心を持っている未来派芸術家の話が始まりました。太田先生のさらなる「よりみち」にご期待ください。・ 平嶋彰彦のエッセイ 「東京ラビリンス」のあとさき は毎月14日の更新です。
昨年秋、ときの忘れもので個展を開催し、ポートフォリオ『東京ラビリンス』を発表した写真家の平嶋彰彦さん。月一回のペースで都内各地をめぐり写真を撮り続ける平嶋さんに今年3月から5月にかけて、ときの忘れものの地元・駒込にまつわるエッセイを6回にわたりご執筆いただきました。掲載写真は平嶋さんの撮り下ろしです。その地の歴史や構造を探索した平嶋さんだからこそ撮れる街の表情をお楽しみください。・ ときの忘れもの取り扱い作家のエッセイ「Artists Recently」は毎月15日の更新です。
ときの忘れもの取り扱い作家さんたちに近況を綴っていただく「Artists Recently」。新型コロナウィルスの蔓延で気軽に外出ができなくなった方もいると考え、昨年8月から始まりました。近況だけでなく、作り手にしかわからない思いまで自由に綴っていただいています。皆様と作家をつなぐ架け橋として作家の「今」をお届けします。・ 石原輝雄のエッセイ「美術館でブラパチ」は奇数月18日の更新です。
不定期連載としてたびたび登場していた「美術館でブラパチ」がいよいよ今年5月から奇数月18日の定期連載となりました。京都を拠点とする世界的マン・レイコレクターであるマン・レイ・イスト、石原輝雄さんには関西の展覧会を中心にレビューをご執筆いただきます。関西方面にお住まいの方はぜひご注目ください。・ 王聖美のエッセイ「気の向くままに展覧会逍遥」は偶数月18日の更新です。
WHAT(旧 建築倉庫)キュレーターの王聖美さんには関東圏の建築関連展覧会を中心としたさまざまな展覧会のレビューをご執筆いただいています。18日は石原輝雄さんと王聖美さんによる東西展覧会レビューの日です。読み比べてみても面白いと思います。・ 中尾美穂のエッセイ「ときの忘れものの本棚から」は奇数月19日の更新です。
元・池田満寿夫美術館学芸員で池田満寿夫研究をされている中尾美穂さん。ときの忘れものへも足しげくご来廊くださり様々な書籍や資料をお読みになっています。そんな中尾さんがときの忘れものの書棚から書籍や図録をご紹介してくださります。書籍紹介はもちろん、著者や掲載作品についての知識も広げてくれます。・ 柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
クリスト&ジャンヌ=クロードのスタッフとして活躍し、いまは湯島でアート・ショップ Store Front を主宰する柳正彦さんはクリストだけでなく様々なアートな本のコレクターでもあります。本はもちろんオブジェやサインカードなどコレクションの一端も披露してくださいます。柳さんの「アートな」エッセイはコレクターならずとも魅了します。・ 鏑木あづさ、梅津元のエッセイ「関根伸夫資料をめぐって」は毎月21日の更新です。
埼玉県立近代美術館にて3月23日 ~ 4月18日に開催された「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」に連動させて鏑木あづさ先生と梅津元先生にリレー形式で連載していただいています。充実したエッセイにより、いまなお関根伸夫や環境美術研究所のリサーチが続いていること、さらにそれらの研究が日々進んでいることがわかります。・ 井戸沼紀美のエッセイ「二十二日の半券」は奇数月22日の更新です。
ジョナス・メカスのイベントを手掛けてきた井戸沼紀美さんには古今東西の映画をご紹介いただいています。メカスさんの出身であるリトアニアの大使がときの忘れものに急遽お見えになられた際には同席していただきました。その後ブログにてレポートもご執筆いただいたので是非お読みください。・ 土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の本」は毎月23日の更新です。
現在連載中の「瀧口修造の本」は19回目になりました。その連載前には「瀧口修造とマルセル・デュシャン」(全25回)、その前には「瀧口修造の箱舟」(全19回)、またスペシャル連載として、「瀧口修造をもっと知るための五夜」第5夜レポートもご執筆いただきました。瀧口修造について知見を深めるなら瀧口修造研究第一人者である土渕信彦さんの連載は必読です。・ スタッフSの海外ネットサーフィンは毎月26日の更新です。
ときの忘れものきっての海外通であるスタッフSがさまざまな国のアート情報を発信しています。最近はときの忘れものが海外アートフェアに参加することが減りましたが海外渡航による感染リスクが減少したらまたアジア、北米などのアートフェアに参戦し、スタッフSが現地レポートいたします。そのほか世界で活躍する日本人アーティストの個展情報もお知らせします。・ 植田実のエッセイ「本との関係」は毎月29日の更新です。
建築評論の植田実先生にはときの忘れものブログで多数のエッセイをご執筆いただいています。現在連載している「手紙 倉俣さんへ」はもちろん「本との関係」、「美術展のおこぼれ」など、ブログ創設前からときの忘れものホームページにてエッセイを発表してくださいました。夏にはまた違う角度からエッセイをご執筆いただけるようなのでご期待ください。以上が現在の連載一覧ですが、アクセス解析を見ると既に連載が終了したものや、過去のトピックスでも繰り返し読まれるものがあります。いくつかご紹介しましょう。
・まず森下泰輔さんが2015~2016年にかけて連載した「戦後・現代美術事件簿」。”あいちトリエンナーレ2019”問題と関連して今でも読まれ続けています。全10回の目次はコチラです。
・八束はじめさんと彦坂裕さんのリレーエッセイ「建築家のドローイング」。もともとは亭主が主宰していた現代版画センターの機関誌の第90号(1983年3月1日、ピラネージ)から第105号(1985年1月1日最終号、ル・コルビュジエ)まで全15回掲載された論考の再録です。執筆から38年経った今でも読み継がれる魅力的なエッセイです。
・単発記事でよく読まれているのがウォーホルを偲んで~サンデー・B・モーニング版(2007年02月20日)。死してなお美術市場を席捲するウォーホルのオリジナル作品は私たち貧乏画商にはもう手が届きません。今の市場に溢れているのが所謂「サンデー・モーニング版」という謎の大群です。いったいそれは何なのか。
・「中心のある家」阿部勤邸を訪ねて(2018年05月04日)。ときの忘れものの建築を設計された阿部勤先生の自邸は映画「蝶の眠り」の舞台にもなった住宅建築の傑作です。
今月もときの忘れもののブログをどうぞご愛読ください。
●本日のお勧め作品はオノサト・トシノブです。
オノサト・トシノブ Toshinobu ONOSATO《作品》(黒とグレー)
1958年
水彩
18.8x28.2cm
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆「夏のコレクション展~瑛九、瀧口修造、オノサト・トシノブ」(予約制)を開催しています
会期=2021年6月29日(火)~7月10日(土)*日・月・祝日は休廊※観覧をご希望の方は事前にメールまたは電話にてご予約ください。
◆ときの忘れものは「ART OSAKA 2021」に出展します。
会期:2021.7.18 sun ─ 7.20 tue会場:大阪市中央公会堂 3階
今年の会場は商都大阪が誇る名建築、中之島の中央公会堂(大正7年竣工、国の重要文化財)です。
開廊以来、建築家の作品をメインとしてきたときの忘れものとしては願ってもない機会と考え、神戸で活躍する新進建築家・光嶋裕介の個展で出展参加します。
●作品集『舟越直木』
2017年に亡くなった舟越直木の初の作品集が刊行されました。5月28日ブログでご案内しましたので、ぜひご購入ください。●東京国立近代美術館で7月18日まで「MOMATコレクション・ニッポンの名作130年」が開催中。戸張孤雁、元永定正、菅井汲が展示されています。
●會津八一記念博物館で7月30日まで「コレクター寺田小太郎―難波田龍起、相笠昌義を中心に―」展が開催中。難波田龍起、難波田史男、内間安瑆、オノサト・トシノブが展示されています。
●兵庫県立美術館で7月10日~8月29日まで「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランドー建築・デザインの神話」展が開催されます。既に終了した世田谷美術館でのレビューは王聖美さんのエッセイをお読みください。
●東京・アーティゾン美術館
9月5日まで「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展」が開催中(会期延長になりました)。オノサト・トシノブ、瀧口修造、元永定正、倉俣史朗など現代美術の秀作が多数展示されています。3月13日ブログに番頭おだちの観覧レポートを掲載しました。●京都府京都文化博物館
「さまよえる絵筆―東京・京都 戦時下の前衛画家たち」展は板橋区立美術館での展示が終了し、6月5日~7月25日に京都で巡回開催されます。松本竣介、難波田龍起、福沢一郎、オノサト・トシノブらの戦前・戦中期の作品を展示。
板橋区立美術館の弘中智子さんによる展覧会紹介を4月22日ブログに掲載しました。
●和歌山県立近代美術館で7月4日まで「コレクション展 2021-春」が開催中。菅井汲、元永定正、吉原英里などが展示されています。
●大分市美術館で7月11日まで「第1期コレクション展/生誕110年 糸園和三郎と"自由美術"」が開催中。瑛九のリトグラフ3点が展示されています。
●富山県美術館で7月13日まで「瀧口修造コレクション 瀧口修造の肖像Part 1 松澤宥・加納光於・合田佐和子」が開催中。瀧口修造と三人の交流をふりかえる展示がされています。
●中国の広東省仏山市の安藤忠雄設計による和美術館(He Art Museum)で「BEYOND:ANDO TADAO and ART」が8月1日まで開催中です。4月26日ブログでスタッフSが安藤展を紹介しています。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催し、美術書の編集事務所としても活動しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
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