10月8日[金]―10月30日[土]の会期で開催した第333回企画「クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」はお蔭様で大盛況のうちに昨日、終了いたしました。
出品作品は70点ほど用意したのですが、会期中幾度か展示替えいたしました。
また三階では「包まれた凱旋門、パリ、1961-2021」の現地映像(柳正彦さん撮影)を終日スライド上映しましたが、若い方たちにとても喜んでいただきました。
お買い上げいただいたお客様、ご来場いただいたたくさんの皆さんに心より御礼を申し上げます。
しばらくは納品作業に追いまくられることになりますが、嬉しい悲鳴です。

このご時世でなかなか美術館巡りも叶いませんが、取り扱い作家たちの展示情報をまとめました。お近くの方、どうぞお出かけください。

秋田市文化創造館ほか
f5c25668-s「200年をたがやす」
会期=オープンスタジオ期間「つくる」:2021年3月21日(日)~6月18日(金)
展示期間「みせる」:2021年7月1日(木)~9月26日(日)
佐藤研吾「アキタノユメのイエ計画」
毎月7日のブログ佐藤研吾さんの連載エッセイ「大地について―インドから建築を考える―」を掲載しています。


多摩美術大学美術館
20211030163626_00002寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に【後編】継承
会期=2021年10月2日(土)~11月21日(日)
舟越保武舟越桂パウル・ヴンダーリッヒ
*8月9日ブログ中村惠一さんの前編の展覧会レビュー「コレクションを読む楽しさ」を掲載しました。


DIC川村記念美術館
クリストとジャンヌ゠クロード―包む、覆う、積み上げる
会期:2021年7月3日~10月3日
クリスト&ジャンヌ=クロード


東京都美術館
画像1IMG-8229Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる
会期=2021年7月22日~10月9日
ジョナス・メカス
担当学芸員・中原淳行さんのギャラリートークがユーチューブで公開されています。
*8月18日ブログ王聖美さんの展覧会レビュー「気の向くままに展覧会逍遥第16回Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる展を訪れて」を掲載しました。
9月20日ブログに観覧レポートを掲載しました。


和歌山県立近代美術館
「コミュニケーションの部屋」
会期=2021年08月15日~2021年10月10日
野田哲也


富山県美術館
瀧口修造の肖像Part2 中西夏之・赤瀬川原平・野中ユリ
会期=2021年7月15日~10月12日
瀧口修造赤瀬川原平
毎月23日のブログ土渕信彦さんの長期連載エッセイ「瀧口修造の本」を掲載しています。


埼玉県立近代美術館
20211030163626_00001「美男におわす」
会期=2021年9月23日 ~ 11月3日
舟越桂

2021 MOMASコレクション 第2期
会期=2021年7月17日~10月17日
瑛九駒井哲郎オノサト・トシノブ菅井汲宮脇愛子


東京都現代美術館
IMG_0952GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
会期=2021年7月17日~10月17日
横尾忠則
*7月30日ブログにスタッフMの観覧レポートを掲載しました。
*大分県立美術館に巡回予定、会期=2021年12月4日~2022年1月23日


Nii Fine Arts Osaka
09-雲を抜ける塔-01「光嶋裕介展2021」
会期=2021年10月1日~10月17日
会場=Nii Fine Arts Osaka(〒531-0071 大阪市北区中津1-15-37 キタの北ナガヤ101)
箔画作家 野口琢郎氏とのコラボレーション作品を含め、光嶋裕介の幻想都市風景をモチーフとした新作ドローイング、約十数点を展示。
9月30日ブログでご紹介しました。


群馬音楽センター
チラシ _page-0001ふたりのアントニン~チェコとアメリカ、二つのルーツから~
期日:2021年10月23日
会場:群馬音楽センター
アントニン・レーモンド
10月13日ブログでご紹介しましたが、のちほど長井美暁さんによるレポートを掲載予定です。


平塚市美術館
20211019191223_00004「開館30周年記念 The Gift 寄贈を受けた作品選+新収蔵品展」
会期=2021年7月3日~10月24日
恩地孝四郎


長野県立美術館
「グランドオープン記念 森と水と生きる」
会期=2021年8月28日(土)~ 11月3日(水)
瑛九恩地孝四郎セガンティーニマックス・エルンスト


神奈川県立近代美術館 葉山館
コレクション展 内なる風景
会期=2021年9月18日~11月14日
松本竣介浜田知明、他


瀬戸市美術館
e92f8e03-s「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナス―画家たちの交差点―」
会期=2021年10月2日~11月14日
松本竣介
9月2日ブログ「アーティゾン美術館と、しもだて美術館で松本竣介」で前会場についてご紹介しましたが、展覧会はしもだて美術館から瀬戸市美術館、酒田市美術館に巡回しています。(画像フライヤーはしもだて美術館のものです)
・瀬戸市美術館 2021年10月2日(土)~11月14日(日)
・酒田市美術館 2021年11月20日(土)~2022年1月10日(月・祝)


東京工芸大学・写大ギャラリー
20211030163639_00001「奈良原一高写真展『宇宙への郷愁』」
2021年11月20日(土)まで!
奈良原一高


世田谷美術館
「ミュージアム コレクションⅡ それぞれのふたり 大沢昌助と建畠覚造」
会期=2021年9月11日~11月21日
会場=世田谷美術館 2階展示室
大沢昌助、建畠覚造
11月6日ブログで「大沢昌助と建畠覚造」についてご紹介予定です。


八王子市夢美術館
20210925112022_00001自転車のある情景
会期=2021年9月17日 ~ 11月23日
瑛九フェルナン・レジェ松本竣介植田正治、他
*8月19日ブログに徳島県立近代美術館の友井伸一さんのエッセイ「自転車のある情景」を掲載しました。
9月28日ブログで展覧会の紹介と、「ときの忘れもの版 自転車のある情景」を掲載しました。


熊本市現代美術館
「こわいな!恐怖の美術館展」
会期=2021年9月25日~ 12月5日
オディロン・ルドン浜田知明、田名網敬一


宮崎県立美術館
32bcab83-s「生誕110年記念 瑛九ーQ Ei 表現のつばさ」
会期=2021年10月23日~12月5日
瑛九
毎月17日のブログで、担当学芸員の小林美紀さんのエッセイ「宮崎の瑛九」を連載中です。
10月29日ブログ宮崎県立図書館の関連企画「“みて よんで かいて”瑛九さんのヒミツ」をご紹介しました。
9月21日ブログで「瑛九の海外での展示歴」をご紹介しました。
*宮崎でしか見られない大回顧展(200点)なので、大番頭オダチが出張、11月5日ブログでレポートを掲載予定です。


清里フォトアートミュージム
f70d1925細江英公の写真:暗箱のなかの劇場
会期=2021年7月17日 ~12月5日
細江英公


東京オペラシティ アートギャラリー
20211021174057_00001収蔵品展072「難波田史男:線と色彩」
会期=2021年10月9日~ 12月19日
会場=ギャラリー3&4 寺田小太郎メモリアルギャラリー
入場料=企画展「和田誠展」の入場料に含まれます。
難波田史男


碌山美術館
20211019191223_00002「彫刻家 篠田守男-Subconscious-」展
会期=2021年10月9日~12月19日
会場=碌山美術館
篠田守男


ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
20211019191223_00005「手のひらほどの小さな絵 パリ1930年代の浜口陽三」
会期=2021年9月11日~12月22日
浜口陽三


ARTS ISOZAKI
回帰記憶(会場にて3)伊藤公象個展 ソラリスの海《回帰記憶》のなかで
会期=2021年9月18日~12月26日
伊藤公象
10月19日ブログに天心記念五浦美術館学芸員の井野功一さんのレビューを掲載しました。
小泉晋弥監修による「伊藤公象作品集」(仮題)の編集が進んでいます(2022年刊行予定)。編集と同時進行で伊藤公象先生、小泉晋弥先生、写真家の堀江ゆうこさんの三人によるリレーエッセイ「伊藤公象の世界」を2022年9月までの一年間、毎月8日に連載します。


川崎市岡本太郎美術館
20211021174906_00001「戦後デザイン運動の原点」
会期=2021年10月23日~2022年1月16日
石元泰博、岡本太郎瀧口修造


国立国際美術館
20211019191223_00007「ボイス+パレルモ」
会期=2021年10月12日~2022年1月16日
ヨーゼフ・ボイス

「コレクション 1 : 1968年展 -新しいパラダイムを求めて-」
会期=2021年10月12日~ 2022年1月16日
出品作家:安齊重男榎倉康二岡本信治郎関根伸夫高松次郎三木富雄吉田克朗李禹煥、他


髙島屋史料館 TOKYO
建築家・坂倉準三と髙島屋の戦後復興-「輝く都市」をめざして―
会期=2021年9月15日~2022年2月13日
会場=髙島屋史料館 TOKYO(日本橋髙島屋S.C. 本館4階)
*10月18日ブログ王聖美さんのエッセイ『気の向くままに展覧会逍遥第17回「建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興」展を訪れて』を掲載しました。


WHAT MUSEUM
main大林コレクション展「安藤忠雄 描く」
会期=2021年9月25日 ~ 2022年2月13日
安藤忠雄
10月2日ブログに大番頭オダチの内覧会レポートを掲載しました。

20211019191223_00009大林コレクション展「都市と私のあいだ」
会期=2021年9月25日 ~ 2022年2月13日

20211019191223_00010大林コレクション展「Self-History」
会期=2021年09月25日—2022年02月13日
*近日中に今村創平さんのレビューを掲載予定です。


福岡市美術館
コレクションハイライト
会期=2021年5月18日~2022年3月31日
ソニア・ドローネ―ルイーズ・ニーヴェルスンアンディ・ウォーホル
10月24日ブログ(ロベール・ドローネ没後80年)でソニア・ドローネの版画作品を紹介しました。
10月26日ブログ(スタッフSの海外ネットサーフィン)で、アンディ・ウォーホルの版画「KIKU」シリーズをご紹介しました。


大川美術館
20211019191223_00003松本竣介《街》と昭和モダン
会期=2021年10月16日~12月12日
松本竣介
毎月3日のブログ小松崎拓男さんの長期連載エッセイ「松本竣介研究ノート」を掲載しています。10月3日で第30回を迎えました。

 竣介のアトリエ再見プロジェクト再見された松本竣介のアトリエ
松本竣介作品が常時見られます。
2019年11月13日ブログで高崎市美術館学芸員の住田常生さんのエッセイ/松本竣介とゆく「街歩きの時間」を掲載しました。


岩手県立美術館
IMG_5682松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介舟越保武の作品が常時見られます。
2019年8月14日ブログ中村惠一さんのエッセイ「盛岡彷徨記 その3 岩手県立美術館」を掲載しました。


●ブログの連載執筆者については9月4日のブログでご紹介しました

秋のコレクション展/オブジェ(予約は不要です)
会期=2021年11月5日[金]―11月20日[土] 11:00-19:00 ※日・月・祝休
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W.M.ヴォーリズの住宅に使われたクリスタルのドアノブ、美術評論で戦後美術界に名を馳せたヨシダ・ヨシエや瀬木愼一の手掛けたちょっと不思議なヘルメットや焼物など、自然物、工業製品、廃品、日用品など、それ自体はどこにでもあるものを、作家がそこに新たな命を吹き込み不思議なオーラを放っているオブジェ!それらの数々をご覧にいれます。壁面には、倉俣史朗「カイエ」よりシルクスクリーン10点を展示します。
出品:倉俣史朗塩見允枝子篠田守男、W.M.ヴォーリズ、草間彌生宮脇愛子堀内正和加藤清之、福田繁雄、瀬木愼一、ヨシダ・ヨシエ、井桁裕子、建畠朔弥、尾川宏常松大純釣光穂若林奮関根伸夫菅井汲、片岡昌、他

●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会Web展)を開催し、美術書の編集事務所としても活動しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。