「ルリユール工房ギャラリー展2023」
●第一会場:池袋コミュニティ・カレッジ9Fギャラリー
会期:2023年3月29日(火)~4月24日(月)
●第二会場:池袋コミュニティ・カレッジ8Fギャラリー
会期:2023年3月31日(金)~4月12日(水)
〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館8・9階


本日は個人的な話題で恐縮ですが、社長が出品する展覧会のご案内です。
2014年06月13日ブログで書いたことがありますが、彼女は忙しい社長業の合間に毎週水曜日に池袋にあるルリユール工房に通い、一年間に一冊、本をつくっています。
同工房はヨーロッパで伝統的な製本工芸の精神と技術を学んできた栃折久美子さんにより、1980年、西武百貨店池袋コミュニティ・カレッジ内に創設されました。はじめは基礎的な「ルリユール入門」と上級の「パッセ・カルトン」のみのプログラムでしたが、やがて「書籍の修理と保存」、「デコール」、「なんでもルリユール」、「パソコンで本作り」などのクラスや、専門家養成のための「エコル・プログラム」が加わり、日本で唯一の総合的な本づくりの工房として現在に至っています。
「ルリユール reliure」とは、そもそもフランス語で「本を綴じ合わせる技術」の意。仮綴じ本をいったんばらして、麻糸で丈夫にかがり直してから、革やマーブル紙といった美しい素材の表紙を貼り、さらには金箔やモザイクなどによってさまざまな装飾を施す。このようにして一冊の本を作り上げていく複雑で繊細な過程のすべてを「ルリユール」と呼んでいます。
毎年、生徒さんたちの作品を展示するルリユール工房が開催され、社長もずっと出品を続けています。
今回は倉俣史朗先生の著書『未現像の風景―記憶・夢・かたち』(1991年 住まいの図書館出版局)を出品しています。







デパートの買い物の折にでも、のぞいてみてください。
以下の二冊は以前手がけたものです。








----------------------------
社長の手習いの縁で、ときの忘れものでは2016年にプロの造本作家グループLes fragments de M(略称frgm)の皆さんによる「ルリユール 書物への偏愛―テクストを変換するもの―展」(2016年11月8日~11月19日)を開催しました。
frgmの皆さんによる長期連載エッセイ「ルリユール 書物への偏愛」(全50回)もこの機会にぜひ再読してください。
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/cat_50035972.html
第1回2014年11月3日「ルリユール-本を愛するひとつの形」
第50回2018年12月3日「ベルギーのルリユールは今」
●本日のお勧めは中村美奈子の文鎮(3点組)です。

中村美奈子「文鎮 (9)」
小・黒・「SHUZO」
大・赤・「RROSE SELAVY」
小・オレンジ・「TAKIGUCHI」
2017年制作
鉄塊に山羊革、金箔とパラジウム箔での箔押し
上部と下部に真鍮ワイヤー
サイズ大)32×32×32mm
サイズ小)28×28×28mm
*紙箱入り、サイン入り
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●倉俣史朗の限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2 』を刊行しました。
限定部数:365部(各冊番号入り)
監修:倉俣美恵子、植田実
執筆:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸
アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所
体裁:25.7×25.7cm、64頁、和英併記、スケッチブック・ノートブックは日本語のみ
価格:7,700円(税込) 送料1,000円
詳細は3月24日ブログをご参照ください。
お申込みはこちらから
●第一会場:池袋コミュニティ・カレッジ9Fギャラリー
会期:2023年3月29日(火)~4月24日(月)
●第二会場:池袋コミュニティ・カレッジ8Fギャラリー
会期:2023年3月31日(金)~4月12日(水)
〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館8・9階


本日は個人的な話題で恐縮ですが、社長が出品する展覧会のご案内です。
2014年06月13日ブログで書いたことがありますが、彼女は忙しい社長業の合間に毎週水曜日に池袋にあるルリユール工房に通い、一年間に一冊、本をつくっています。
同工房はヨーロッパで伝統的な製本工芸の精神と技術を学んできた栃折久美子さんにより、1980年、西武百貨店池袋コミュニティ・カレッジ内に創設されました。はじめは基礎的な「ルリユール入門」と上級の「パッセ・カルトン」のみのプログラムでしたが、やがて「書籍の修理と保存」、「デコール」、「なんでもルリユール」、「パソコンで本作り」などのクラスや、専門家養成のための「エコル・プログラム」が加わり、日本で唯一の総合的な本づくりの工房として現在に至っています。
「ルリユール reliure」とは、そもそもフランス語で「本を綴じ合わせる技術」の意。仮綴じ本をいったんばらして、麻糸で丈夫にかがり直してから、革やマーブル紙といった美しい素材の表紙を貼り、さらには金箔やモザイクなどによってさまざまな装飾を施す。このようにして一冊の本を作り上げていく複雑で繊細な過程のすべてを「ルリユール」と呼んでいます。
毎年、生徒さんたちの作品を展示するルリユール工房が開催され、社長もずっと出品を続けています。
今回は倉俣史朗先生の著書『未現像の風景―記憶・夢・かたち』(1991年 住まいの図書館出版局)を出品しています。







デパートの買い物の折にでも、のぞいてみてください。
以下の二冊は以前手がけたものです。








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社長の手習いの縁で、ときの忘れものでは2016年にプロの造本作家グループLes fragments de M(略称frgm)の皆さんによる「ルリユール 書物への偏愛―テクストを変換するもの―展」(2016年11月8日~11月19日)を開催しました。
frgmの皆さんによる長期連載エッセイ「ルリユール 書物への偏愛」(全50回)もこの機会にぜひ再読してください。
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/cat_50035972.html
第1回2014年11月3日「ルリユール-本を愛するひとつの形」
第50回2018年12月3日「ベルギーのルリユールは今」
●本日のお勧めは中村美奈子の文鎮(3点組)です。

中村美奈子「文鎮 (9)」
小・黒・「SHUZO」
大・赤・「RROSE SELAVY」
小・オレンジ・「TAKIGUCHI」
2017年制作
鉄塊に山羊革、金箔とパラジウム箔での箔押し
上部と下部に真鍮ワイヤー
サイズ大)32×32×32mm
サイズ小)28×28×28mm
*紙箱入り、サイン入り
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●倉俣史朗の限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2 』を刊行しました。
限定部数:365部(各冊番号入り)
監修:倉俣美恵子、植田実
執筆:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸
アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所
体裁:25.7×25.7cm、64頁、和英併記、スケッチブック・ノートブックは日本語のみ
価格:7,700円(税込) 送料1,000円
詳細は3月24日ブログをご参照ください。
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