本日7月1日は瀧口修造先生の命日です（1903年12月7日 - 1979年7月1日）。
ときの忘れものでは４月に「生誕120年 瀧口修造展V Part 1」を開催しましたが、９月には「Part ２」展を開催します。

取り扱い作家たちの展覧会情報｜2024年７月ー８月
ときの忘れものと縁の深い作家さんたちが、各地の美術館の展覧会に参加されています。
今回は北から南の開催地順にご紹介します。
休館日、開館時間、入館料等については各会場のサイトでご確認ください。

●吉田克朗
「かさなりとまじわり」
会期：2024年4月13日～9月29日　
　　　前期：4月13日～6月23日 / 後期：7月6日～9月29日
会場：青森県立美術館
https://www.aomori-museum.jp/schedule/13606/
※AOMORI GOKAN アートフェス 2024「つらなりのはらっぱ」の一環として開催


●戸村茂樹
「戸村茂樹　田村晴樹　ふたりの水彩と版画」
会期：2024年6月15日～8月25日
会場：岩手県・石神の丘美術館

＊2021年05月15日ブログ｜Artists Recently 第10回／戸村茂樹


●大宮政郎、舟越桂、舟越保武
「コレクション展第1期　特集:どうぶつのかたち」
会期：2024年4月26日（金）～7月15日（月、祝日）
会場：岩手県立美術館
＊出品リスト
＊2024年03月30日ブログ｜舟越桂さん逝く


●百瀬寿
「コレクション特集　百瀬寿」
会期：2024年7月20日～10月20日
会場：岩手県立美術館
＊2024年02月08日ブログ｜百瀬寿先生との50年


●ボブ・ウィロビー Bob WILLOUGHBY
「生誕95年　オードリー・ヘプバーン写真展」
会期：2024年7月6日（土）～9月8日（日）
会場：岩手県・萬鉄五郎記念美術館
※鹿児島市立美術館で開催されたときのご紹介記事はこちら
「ローマの休日」
1953 (Printed in 2004)
ゼラチンシルバープリント
12×16in. Ed.200
クリストファー・ウィロビー（息子）によるサインとスタンプあり


●フェルナン・レジェ、前川千帆、川上澄生、恩地孝四郎
「第Ⅰ期コレクション展」
会期：2024年年 3 月 23 日（土）～7 月 22 日（火）
会場：福島県立美術館
＊出品リスト
＊2021年10月27日ブログ｜前川千帆・新発見の「ちょん切れ蛇」が神戸発掘映画祭で上映


●アンディ・ウォーホル、草間彌生、国吉康雄、ジョアン・ミロ、野田英夫、マックス・エルンスト、マルセル・デュシャン、マリー・ローランサン、ロバート・ラウシェンバーグ
「20世紀アートセレクション-大川美術館コレクションによる-」
会期：2024年6月9日（日）～8月18日（日）
会場：宇都宮美術館

＊2024年02月27日ブログ｜大谷明子「大川栄二生誕100年記念 コレクターの目」


●アントニン・レーモンド
「高崎高校マンドリン・オーケストラ第57回定期演奏会」
会期：2024年7月15日（月・祝日）13時開場、14時開演
会場：群馬県高崎市・群馬音楽センター
＊DOCOMOMO20選にも選ばれたレーモンドの名建築ですがプロのコンサートは新しくできた高崎芸術劇場に移り、いまはあまり使われていません（涙）。画廊亭主の母校の演奏会、当日はレーモンドの建築空間をお楽しみください。亭主は舞台は引退し、切符のモギリをしています。
＊招待券ご希望の方はメール（ info@tokinowasuremono.com ）にてどうぞ。

＊2021年10月13日ブログ｜群馬音楽センター開館60周年「ふたりのアントニン」


●吉田克朗
「吉田克朗展　ものに、風景に、世界に触れる」
会期：2024 年 7 月 13 日～9 月 23 日
会場：埼玉県立近代美術館
※ときの忘れものが出品協力しています。
招待券ご希望の方は画廊でスタッフにお声がけください。

＊2024年06月26日ブログ｜平野到「『吉田克朗展　ものに、風景に、世界に触れる』－展覧会の調査をめぐって」
＊2024年05月21日ブログ｜番頭おだちの東奔西走／神奈川県立近代美術館 葉山「吉田克朗展」


●ジョアン・ミロ、ロベルト・マッタ、草間彌生、駒井哲郎、加納光於、マン・レイ、瑛九、福沢一郎
「MOMASコレクション／シュルレアリスム宣言100周年」
会期：2024 年6月8日（土） ～ 8月25日（日）
会場：埼玉県立近代美術館
＊出品リスト


●アンディ・ウォーホル、宮脇愛子、松本竣介、桂ゆき
「MOTコレクション　歩く、赴く、移動する　1923→2020　Eye to Eye—見ること」
会期：2024年年４月６日～７月７日
会場：東京都現代美術館
＊出品リスト
＊2024年02月18日ブログ｜王聖美「気の向くままに展覧会逍遥第31回 MOTコレクション 歩く、赴く、移動する　1923→2020」


●池田満寿夫、福沢一郎、野田哲也、加納光於、菅井汲、吉原英雄
「版画に見る昭和時代Ⅱ：池田満寿夫のいた時代
Showa Era in Prints Ⅱ: Ikeda Masuo and the great artists」
会期：2024年8月15日 (木) ～ 8月26日 (月)
主催・会場：上野の森美術館


●木村利三郎、内間安瑆 Ansei UCHIMA
「ニューヨークを舞台にした日本人アーティストたちー木村利三郎作≪メトロポリス≫を中心に」
会期：2024年5月13日～7月15日
会場：早稲田大学會津八一記念博物館


＊2024年06月18日ブログ｜王聖美「気の向くままに展覧会逍遥 第33回＜ニューヨークを舞台にした日本人アーティストたちー木村利三郎作《メトロポリス》を中心に＞を訪れて」


●竹久夢二
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
会期：2024年6月1日～8月25日
会場：東京都庭園美術館（本館＋新館）



●靉嘔、駒井哲郎、桂ゆき、古沢岩美、堀内正和、瀧口修造、宇野亞喜良
「梅津庸一 エキシビションメーカー」
会期：2024年5月12日～8月4日
会場：ワタリウム美術館


●エルンスト・ハース
写真展「光の術　観察そして目撃／写大ギャラリー・コレクションより」
会期：2024年６月10日(月)～８月７日(水)
会場：東京工芸大学 写大ギャラリー
＊2011年11月10日ブログ｜小林美香「写真のバックストーリー第４回 エルンスト・ハース」


●ジャン＝ミッシェル・フォロン
「空想旅行案内人 ジャン＝ミッシェル・フォロン」展
会期：2024年7月13日(土) ～9月23日(月)
会場：東京ステーションギャラリー



●ル・コルビュジエ
「大成建設コレクション　もうひとりのル・コルビュジエ～絵画をめぐって」
会期：2024年6月25日（火）～8月12日（月・祝）　
会場：大倉集古館

＊2024年03月03日ブログ｜ル・コルビュジエの版画
＊2017年02月17日～2018年01月18日ブログ連載｜倉方俊輔「『悪』のコルビュジエ」（全12回）


●倉俣史朗、恩地孝四郎、松本竣介、草間彌生、菅井汲、ソニア・ドローネー、奈良原一高、マリー・ローランサン
「TRIO　パリ・東京・大阪　モダンアート・コレクション」
会期：2024年5月21日～8月25日
会場：東京国立近代美術館
＊大阪中之島美術館に巡回（9月14日～12月8日）。


●池田満寿夫、恩地孝四郎、難波田龍起、松本竣介、山口勝弘
「所蔵作品展 MOMATコレクション」
会期：2024年4月16日（火）～8月25日（日）
会場：東京国立近代美術館所蔵品ギャラリー（4F-2F）


●草間彌生
「草間彌生、具象を描く」
会期：2024年4月27日～9月1日
会場：草間彌生美術館
※日時指定の予約・定員制（各回90分）。毎月1日10:00（日本時間）に美術館ウェブサイトにて翌々月分のチケット発売開始。


●木村茂、木原康行、パウル・ヴンダーリッヒ、ハンス・ベルメール、日和崎尊夫
「幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻」
会期：2024年6月1日（土）～9月1日（日）
会場：町田市立国際版画美術館
＊出品リスト


●ジョナス・メカス
「つながるコレクション＋新収蔵品展」
会期：2024年6月8日～9月8日
会場：平塚市美術館


●ロベール・ドアノー、細江英公、石元泰博、アンドレ・ケルテス、奈良原一高、W. ユージン・スミス、ウィージー
「ロバート・フランク生誕100周年記念展／もう一度、写真の話をしないか。フランクと同時代の写真家たち」
会期：2024年7月6日～9月29日
会場：清里フォトアートミュージアム
https://www.kmopa.com/---2014wordpress/wp-content/uploads/PRESS-RELEASE-2024.5.17_compressed.pdf


●立原道造
「生誕110年　立原道造展～夭折の生涯を辿って～」
会期：2024年7月13日(土)～2024年10月14日(月)
会場：軽井沢高原文庫
＊軽井沢高原文庫の前庭には、磯崎新先生が設計した立原道造の詩碑が建っています。磯崎先生にとっては東大建築学科の先輩である立原道造へのオマージュですから、詩碑は製図板を模してつくられています。


●北川民次
「生誕130年記念 北川民次展ーメキシコから日本へ」
会期：2024年6月29日～9月8日
会場：名古屋市美術館
＊世田谷美術館　2024年9月21日～11月17日
＊郡山市立美術館　2025年1月25日～3月23日



●松本竣介、瑛九、斎藤義重、野田英夫
「松本竣介『街』と昭和モダン ―糖業協会と大川美術館のコレクションによる―」
会期：2024年7月20日～9月8日
会場：碧南市藤井達吉現代美術館





●舟越桂、嶋田しづ、浜田知明、ワシリー・カンディンスキー、ロバート・ラウシェンバーグ
「コレクション展Ⅰ期」
会期：2024年４月11日～７月15日
会場：富山県美術館
＊出品リスト


●倉俣史朗
「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」
会期：2024年6月16日～8月18日
会場：京都国立近代美術館



●泉茂
「泉茂 1950s 陽はまた昇る」
会期：2024年6月14日(金)～2024年7月28日(日)
会場：市立伊丹ミュージアム




●北川太郎
「コレクション展Ⅱ　美術の中のかたち―手で見る造形　北川太郎展」
会期：2024年８月20日（火）～12月８日（日）
会場：兵庫県立美術館



●石山修武、光嶋裕介
第2回「窓計画展」兵庫県・神戸会場
会期：2024年6月14日（金）～7月14日（日）
会場：〒650-0024神戸市中央区栄町1-2-14
https://r-a-architects.com/topics/?p=1595
＊主催する石山修武先生のサイト「スタジオ　GAYA」



●恩地孝四郎
「月映　つきてるつちにつどいたるもの」
会期：2024年10月5日（土）～11月24日（日）
会場：和歌山県立近代美術館


●植田正治
「植田正治の1980年代―砂丘、ふたたび」
会期：2024年6月15日（土）― 9月8日（日）
会場：植田正治写真美術館


●マン・レイ、菅井汲
「光と風の世界」
会期：2024年４月26日(金)～７月15日(月・祝)
会場：広島県立美術館
＊出品リスト


●瑛九
「たのしむ美術館」
会期：2024年７月９日（火）～10月１日（火）
会場：宮崎県立美術館


●海老原喜之助、アンディ・ウォーホル、竹久夢二
「初夏の所蔵品展　ミニ特集：生誕120年　海老原喜之助と吉井淳二」
会期：2024年5月8日（水）～7月7日（日）
会場：鹿児島県立美術館
＊出品リスト


●ジム・ダイン Jim DINE
「ジム・ダイン展／Jim Dine - Dog on the Forge(鍛冶場の犬)」
会期：2024年4月20日～7月21日
会場：ロッカ・コンタリーニ・コルフ宮殿（ヴェネツィア）
※第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画。彫刻20点、絵画7点、素描5点の大規模個展。
※森下泰輔さんによる「ジム・ダインに関する覚書」を5月9日ブログに掲載しました。



◆第34回瑛九展／瑛九と池田満寿夫
2024年7月3日（水）～7月13日（土） 11：00-19：00 ※日・月・祝日休廊

※クリックすると再生します。
※右下の「全画面」ボタンをクリックすると動画が大きくなります。

1951年故郷宮崎を去り、浦和に移住した瑛九は銅版画の制作に没頭します。浦和のアトリエには靉嘔、磯辺行久、河原温、池田満寿夫たち若い作家が集まり熱い議論を交わします。1956年池田は瑛九の勧めで初めて色彩銅版画に取り組み、1966年の第33回ヴェネツィア・ビエンナーレで大賞を受賞、一躍、世界のスターへの道を辿り、生涯1000点あまりの版画をのこしました。
今年は池田満寿夫の生誕90年の年にあたります。
瑛九の希少な自刷り銅版画「春」「鳥の精」、池田満寿夫の「タエコの朝食」「聖なる手」など代表作をご覧いただきます。
浦和にあった瑛九のアトリエ（没後都夫人が守ってきた。2023年に取壊し）の庭の檀の木と靉嘔や池田満寿夫たちが踏みしめた敷石を、ときの忘れものの庭に移植しましたので、合わせてご覧ください。
出品全作品の画像とデータは6月29日のブログに掲載しました。

◆一日だけの特集展示／内間安瑆と木村利三郎
会期＝2024年７月17日（水）
出品作品については2024年06月25日ブログ・栗田秀法「現代版画の散歩道 第２回 内間安瑆」をお読みください。


●ときの忘れものの建築空間についてはＷＥＢマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込５丁目４の１ LAS CASAS　ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531　
E-mail:info@tokinowasuremono.com　
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間＝火曜～土曜の平日11時～19時。日・月・祝日は休廊。
ＪＲ及び南北線の駒込駅南口から約8分です。